MOTORBIKE

ひみつツーリング日記2000(3.4〜4.30)

3/4(土)雨 [R1100R 655km][TT250R 220km]
バッテリーの寿命その2
 R1100Rのバッテリーを外した。電解液が減っていたため補水しようとしたが完全に外さないといけなかったからだ。手順は付属テクニカルブックレットを参考にした。
重いよう 用意するものは、プラスドライバー(中)、10mmのスパナ、六角レンチ(車載工具から)
 最初にサイドパネルとエアクリーナーカバー、エアインテークノズルを外す。バッテリーを固定しているバンド、ブリーザーチューブ、マイナス端子を外す。
 1.車体右側のバッテリーインナーフレームと車体フレームを留めているボルトを外し
 2.燃料タンクを後方に引っ張りながら持ち上げる
 3.バッテリーを左側に引き抜き、プラス端子を外す
である。

←片手じゃ支えきれないので撮影チャンスは一瞬。でもブレてる〜(T-T)

 はっきり言って腕力の勝負。一人でやるのはちときつかった。ドカみたいにつっかい棒があればいいのに。
 バッテリー液は思った以上に深刻な減り方だった。蒸留水を補充して充電しても半年持つかなぁ。買ったほうが早いかも。ちなみに純正バッテリーはBMW-Mareg 12V 19Ah(BMWパーツ番号61 21 2 306 125) 過放電に強いローメインテナンスバッテリーとのこと。高そう(^^;
3/5(日)曇りのち晴れ [R1100R 791km][TT250R 220km]
Snow on the road.
 R1100Rオイルフィルター交換のためバイク屋に行った。フィルターを回すカップがあれば自分でも出来るのだが年1回(10000km毎)の行事だから、まぁよい。昨日バッテリー充電したおかげで一発始動。ん?振動が大きいな。どっかのネジ締め忘れたかな。いつもの道を順調に走る。今日は指先の感覚が無くならないな。と言っても気温9度ぐらいであろ。2〜3度の季節でも乗っていたせいか、妙に暖かく感じる。
 バイク屋到着。店長が牛丼を食しながら、テレヴィジョンで素人とプロのカメラワークを見分けられるかクイズみたいなのを見ていた。俺は一目でBだと判断したが、回答者と店長はAを挙げた。正解はB、ちょっち優越感に浸る。
 オイルはモチュールの2000円/Lのやつ。詳しいスペックは知らない。ゆっくりと20分程かけて交換してエンジン始動。最初はメカニカルのイズが大きい、らしい。エンジンを止めて数分放置 し油量チェック。あり?下りて来ないじょ。確かに規定量入れたので良しということにしとこう。振動のことを相談したら、コンピューターがリセットされて素に戻ったのではないかという回答。しばらく様子見て直らなかったらディーラー行きだな。
 現時刻は14時すぎ。帰宅するには早いが能登島行くには遅すぎる。庵か千里浜だな。庵は来た道を戻らなきゃいけないからパス。R415経由で千里浜へ向かう。路肩に雪はあるものの路面は乾いているので快調なペースで50分後にはレストハウス前到着。げっ、駐車場が
観光バスでいっぱい マジかよ。
バイクは2台あるなCBRかなんか。携帯チェック、お、M氏から着信ありだ。電話するとさっきまで庵に居たとのこと。ち、やられた。(^^;) 小腹が空いてきたので売店でタコフランクを買って食する。これ200円ならいいのになぁ。イカ団子も150円で4個にならんかな。食べ終わって速攻で帰還する。
 ホントはR8か河合谷経由で帰宅するつもりだったが、M氏が「待ってるよ〜」とのことなので再びバイク屋である。帰りは所司原でも通るか。しかし、雪解け水が・・・。結局8割ぐらいウェットでちょっちストレスたまった。勝木原じゃ道路に雪撒いてあるし。これ道路交通法違反じゃないのか?
 16時すぎバイク屋到着。2時間で千里浜往復したことになる。30分程休憩して帰った。
3/12(日)晴れのち曇り時々雨 [R1100R 997km][TT250R 220km]
R1100R積算20,000km達成←やっと慣らし終わったか(ぉ
 深夜未明に降っていた雨も上がり、朝から快晴のツーリング日和。路面が完全に乾いた10時頃、いつものようにM氏にアポ取り。とりあえず11時にバイク屋集合ということで。(ワンパターン)
 今日は先週より風が冷たい。バイク屋までの25kmでさえ指の感覚が無くなりかけた。本日の行き先はとりあえず能登島(ワンパターン)。だって、南の方(五箇山方面)はまだ雪が多そうだもの。メンバーはいつものM氏TZR250R、K君R1-Z、そして久しぶりのまさる氏。今日はセカンドバイクKSR-IIでのご登場だ。うーん、俺以外みんな2ストじゃないか。
 店長としばし歓談ののち1130出発。駅南道路を高岡駅へ向かって直進、あっぷるぐりむ横に出る裏道ショートカット、清水町右折、水道公園裏道ショートカット、羽広からR8、R160と合流する四谷ジャンクション高速コーナーに差し掛かった。ここはバンク付いてて調子いいときはスパーンと決まるのだが、リハビリ中の身にはちときつい。75%ぐらいで余力を残しつつ通過。リハビリと言っても怪我したわけじゃない。気温が低いと身体が思うように動かないしグリップ力も低下している。無理は禁物だ。でも春になっていきなり全開くれたら余計危ないような気がするので、徐々に慣らすつもりの意味である。氷見トンネルを抜けた頃、シールドに雨粒が。西の空を見るが大したことないのでそのまま進む。しかし、大境に差し掛かるころ路面は完全にウエット。そして、事件は起こった。
 その時、M氏TZRと委員長KSRがツートップ体制で、車1台挟んで俺とK君R1-Zのポジションだった。先頭2台の前方を走行中の車が突然急ブレーキ。2台はそれを避けるため両側に出たが、車は左折しようとしたので左側にいたKSRが今度は右に避ける羽目になった。このとき2台の後方にいたRAV4が、左折車とKSRごと右から追い越しに掛かっていたが、KSRに前を塞がれた状態になった。で、RAV4がキレたのが後ろから見ててわかった。KSRの更に右側を追い越し、ウェット路面で極端にペースが落ちたTZRに30cmぐらいまで幅寄せしながら強引に抜いて行った。助手席の奴が振り向き様に何か叫んでいた。その後そのアホ車は渋滞に引っかかって減速を余儀なくされた。ところが、委員長何を思ったか果敢にも路側帯からRAV4を抜きに行ったではないか。当然幅寄せ攻撃をくらう。その一部始終を俺は火の粉の掛からないポジションから静観していたが、同じ光景を見ていたK君はハラワタ煮えくりかえっていた様だった。R1-Zのエキゾーストサウンドがそう聞こえた。さてと、降雨区間も過ぎたし
そろそろ抜くか。(^^;)
S字コーナーで対向車が居ないのを確認、1速落としてスロットルを捻る。暴力的加速。RAV4が幅寄せしてきたが光の速さには追従できない。瞬く間に車3台を抜き去り、左コーナーにアプローチ。切り返して右コーナーをディパーチャーしたときには任務完了。前方進路クリアー、オールグリーン。あとはゴーストの囁くまま、庵の道の駅までノンストップ。
 (中略)庵を出て能登島経由で中島へ向かう。能登島大橋を渡り終わって、今日はフルで行くかショートで行くか後ろのM氏にジェスチャーで伺う。バックミラーの中のM氏は左を指さした。はいはい、寒いんですね、残念だなぁフルで行きたかったのに。ショートで面白いのって「オールージュ」しかないじゃん。緩やかな下りと上りの間に位置しバンク付きでかなり高速通過可能なチャレンジングS字コーナーである。エスケープゾーンまであって気分はスパ・フランコルシャンのオールージュ。去年は来る度に走るシケインに邪魔されてフラストレーションたまったなぁ。今日は車居なかったがリハビリ中なので85%ぐらい。
 1240中島着。店内を覗く。席は空いてるがメニューは高い。ハッキリ言うがすしべんでこの値段は高い。「そんなら、ほんまのすしべんに行けば?」M氏が提案。あ、そうだねナイスアイディア。実は辻向かいに老舗のすしべんがあるのだ。横断歩道の無い交差点を歩いて渡る。
「すしべん」とは?
羽咋市が拠点の外食産業企業のフランチャイズ飲食店兼コンビニエンストアみたいな店。店内に入るとお総菜や煮物のコーナーがあるので、トレイに好みのものを食べたい量だけ取ってレジで重さを計ってもらう。それとは別に丼物・麺類等も注文できる。値段は激安。味にうるさくない人なら千円もあれば食べきれないぐらいである。最後に注文書をレジに出して精算すればいい。客のモラルと良心が成せる驚異のシステムである。最初はこのシステムに戸惑うが慣れれば楽だ。お菓子や日常品の類も販売している。石川県・富山県北西部を中心に展開。※店によっては単なるコンビニの場合もある。
 屋外に流れる渋すぎる演歌が一見さんのアプローチを拒ませる雰囲気であろ。俺達は慣れているのでお構いなしである。激混みのロマン峠とは違い、店内はがらがら。バンバンジー、揚げ出し豆腐、レバーの柔らか煮、ポテトサラダを323円分トレイに取る。期間限定のBセット(カルビ丼+うどん+漬け物+ガム)650円を注文。うどんとカルビが小食の胃にちょっち堪えた。窓の外に信じられないくらい太った猫がモソモソと移動していた。きっと栄養過多の残飯摂取してんだろう。一瞬、地球外生命体かと思ったぐらいである。
 帰りは定番の来た道を戻る。帰りも阿尾近辺だけ雨降っていた。
3/18(土)快晴 [R1100R 1060km][TT250R 220km]
スギ
 ヤな季節がやってきた。スギ花粉が飛ぶ季節だ。5〜6年前に発症したのだが、毎年花粉の季節が終わってから本格的に乗り始めるのでそれほど感じない。今年はすでにオンシーズンなのでひどいのなんのって、折角いい天気なのにすぐ帰ってきたよ。ほんとに(泣)
3/21(月)晴れのち曇り [R1100R 1060km][TT250R 248km]
通勤デヴュー
 今シーズン初めてバイク通勤した。朝から放射冷却で冷え込んだが太陽の放射熱が俺のハートを熱くする。でも寒いよう。
3/31(金)晴れのち曇り [R1100R 1060km][TT250R 282km]
鼻眼喉痒
 前日、車を会社に放置したまま呑んで帰ったので今日は強制バイク通勤である。花粉も大したことないだろうとタカくくっていた。ところが、今日は花粉症になって以来最悪に非道い日だった。鼻がつまっているのに鼻水は止まらないわ、眼が痒く涙出まくるわ、喉にタワシが引っかかっているような不快感に加え10分おきぐらいにくしゃみ10連発で仕事にならなかった。耐えかねて鼻炎薬買いにいったらレジの前に長蛇の列で買う気なくした。もお〜〜何でこんな目に遭わなくちゃいけないんだよお。(泣)
4/1(土)晴れ [R1100R 1060km][TT250R 319km]
お茶にもすがる
 花粉飛散情報によると今日は昨日以上に凶悪な日らしい。朝イチで鼻炎薬を買いにいったのは言うまでもない。が特殊事情のため車が動かせなかったのでバイクで行った。店は7分ぐらいのところにあるドラッグ系ディスカウントストアである。色々あったが取りあえず一番安いやつにした。それでも20粒入りで1280円と結構高い。まぁ「1日1カプセル」の謳い文句だから仕方ないか。ついでに甜茶(てんちゃ)も買った。
 帰宅して薬を飲む前にいちおうただし書きを読んだ。用法・用量の欄に「1日3回食後に服用してください」とあった。なに、1粒で1日持つんじゃないの!? 表書きをもう一度読むと「1回1カプセル」・・・・・。おぉい、やられたよー上手いなコレ。ま、いっか。(゜▽゜;
 甜茶は熱湯抽出法で1パックで1リットルで30パック680円。安いか? 飲んでみる。うん、これは甘さのなかにほのかな渋みと芳ばしさが絶妙のハーモニーを奏でる不思議な味だ。不味くはない。むしろ癖になる味だ。これで花粉症にも効くんだったら儲けもんだな。
 午後からヤーボ用で出掛けた。確かにやばそうな日だが、薬と甜茶のせいか鼻水と涙が治まって比較的楽に過ごせた。
4/2(日)晴れのち曇り [R1100R 1283km][TT250R 319km]
日曜ツーリング第4弾
 今日もやばそうなので朝からドーピング。9:30頃、M氏からお誘いの電話があった。「11時にバイク屋ね」もはやパターン化していることは言うまでもない。
 10:45現着。今年から捨壊人のK君は新入社員研修のためお休み、委員長は江ざらいのため不参加。代わりに珍しくDS-4に乗るY君がやってきた。「巨漢」その言葉は彼のためにあると言いきろう。彼ほどアメリカンが似合う奴も滅多にいない。先週、マフリャーを換えてご機嫌であった。しいて言うならファッションセンスにポリシーが感じられないことぐらいか。革と鎖で装飾すればもっと格好良くなるのに。
 11時すぎ出発(四谷JCTまで3/12と同じ)R160海老坂を左折、ピンク山を通過、堀田を左折、布施の新興住宅街を通る。2〜3年前まで田んぼしかなかったのに、街が出来てるよこりゃ。十二町から速川へ抜けるタイトなワインディング。最初のヘアピンの立ち上がりでリヤが滑った。寒くてグリップしないのか、埃が浮いてて滑りやすいのか、単に乗れてないだけなのか。どっちにしろここの3連ヘアピンはR1100Rで曲がるにはタイトすぎる。速川から三尾へ抜ける道。狭い生活道路で飛ばせない。石川県境を越えた向こう側は適度なコーナーが連続する美味しい区間。ここでもリヤが滑る。というか、狙ったラインより外側にズルズル滑っていく。矢張りタイヤか? 思うようにペースを上げられなくて不本意だった。もう少し暖かくならないとダメかな。志雄市街に入る。いつも通る道が工事のため通行止めだ。でもバイクなら通れるだろうと迷わず行く。うーん、こないだより狭くなってる。TZR250Rを先に行かす。楽勝でクリアー。Y君のDS-4はどうかな。フェンダーバッグ擦ったら、俺は迂回しよっと(鬼) なんとか通過。じゃ、俺も行けるな。
 12時頃、千里浜到着。いつものところに駐車しようとしたら、おっさんが出てきてバスの邪魔になるから他へ行けと言う。バスの邪魔って、そこに停まってるバスあと前に出るだけじゃん。何で後ろに停めちゃいけないワケ? 通路を塞いで横付けしてる自分のことは棚に上げるのかよ。と思ったが他の2人はそそくさと移動し始めたので渋々つきあう。そういや、今日の観光客、日本語喋ってないな。東南アジア系顔立ちの青少年が海を見ておおはしゃぎしている。でも日本人らしき奴も混ざってるな。なんの団体だろう。ガイジンはGパンが似合うなー。尻とモモがセパレートしてるからナ。などと喋りつつホットドッグを食う男3人。あ、俺達のバイクと記念写真撮ってるよ。「すいません、(バイク)使わせてもらいました」撮り終えてカメラマンがひとこと礼を言ってきた。うーん、律儀だ。
 千里浜を後にして、R249を北上。新たに見つけた近道はどこで曲がるか忘れたのでノロノロ走る車につきあって走る。高浜南から原発道路、巌門、富来といつもの道を進む。富来から中島へ抜ける盤谷峠。さすがに雪は融けてる。ここでも、イマイチ乗り切れない。ターンイン初動で全然向きが変わってくれないので、リーンアウトで無理矢理倒し込んで曲げたコーナーが幾つもあった。
 中島着、といってもいきなり辻向かいのすしべんに入る。ほぼ同時に能登島側から来た集団はロマン峠に入っていった。ふ、甘いな。向こうはこっちと同じ味で値段が倍なんだよ。M氏がカレーと惣菜、Y君がスタミナラーメンと惣菜、俺が和風ラーメンと惣菜を食した。でも、此処駐車スペースが狭いなぁ。向こうに停めてここまで歩いたほうが良さそうだ。
 帰りは能登島ショートカットで庵の道の駅で休憩。Y君が能登島道通ったの初めてだったという。そうか、そうだったか? まぁよい。今日はオフ車2台+ZZR250のおっさん軍団がいる。いつもの黄色い奴はいねーな。と思ってたら、帰りにすれ違ってしまった。(^^;
 夕方からヤーボ用があるので、バイク屋に寄らず直帰した。
4/4(火)晴れのち曇り [R1100R 1283km][TT250R 346km]
寒くない?
 と聞かれたら寒くないと答えるのも虚勢を張っているようなので、本当に寒くなくても「寒いです」と答えることにしている。今日は通勤のみ。朝夕2回言われた。
4/6(木)快晴 [R1100R 1283km][TT250R 379km]
春の妖気
 会社帰りにとある交差点に差し掛かった。交差点手前30m左側にコンビニがあり、4トン車が路駐していた。信号を待つ車の列は50mぐらいになっていた。いつもなら広い路肩を走って先頭まで出るのだが、今日は路駐車のおかげで行けない。俺はその車の丁度真横に停まった。次の瞬間、真後ろで激しいスキール音。前方不注意のトラックが直前で気付いて急ブレーキをかけたようだった。「追突される!」とか考える余裕はなかった。幸い事故には至らなかったが停止したトラックからTT-Rのテールまで1mぐらいしかなった。危なかった。
【教訓】路駐車で路肩が塞がれている時は、右側を通って前に出よう。(^-^;
4/7(金)快晴 [R1100R 1283km][TT250R 406km]
花粉ピーク
 通勤。
おかしい。今日始まるはずのコレクターユイ(2)を録画してみたら、1st.シーズンの最終回再放送じゃないか。いつの間にか1週延期になっているようだ。今日も鼻炎薬を飲んで行ったが、今シーズン最悪の飛散量の前には昼過ぎに効かなくなり憂鬱な午後を過ごした。矢張り毎食服用はダテじゃないな。
4/12(水)快晴 [R1100R 1283km][TT250R 433km]
田園
 といっても梅田にあるレストランではない。先週末は良い天気だったにもかかわらず田園スポーツに忙しくて乗ってやれなかった。まぁ春の交通安全運動真っ盛りなので別にいいのだが。因みに今日は通勤。朝でも寒いのを我慢しなくていい季節になったな。
4/13(木)快晴 [R1100R 1283km][TT250R 461km]
そうですか
 「Clioさん、悲しいお知らせがあります。YSP高岡は今年中にやめます。」
店長の口からこの言葉を聞いたとき私が返した言葉がタイトルである。風の噂で聞いてはいたが現実に無くなると知ったら矢張りショックであった。今年中どころか5月入ったらほとんど残務整理に入るとのこと。理由は不況の荒波に耐えきれなくなったとか。故・前店長から引き継いで約2年、あまりにあっけない結末であることは否めない。R1100Rの車検とかどうしよう。←現実的な問題
4/22(土)曇り [R1100R 1340km][TT250R 461km]
黄砂
 本当は晴れてるのかもしれない。だが、季節風に乗って大陸からやってくる微粒な砂が大気中に漂い視界を悪くしている。こんな日に洗車するのは無謀だ。でも勿体ないのでバイク屋にでも遊びに行く。Kくんと委員長がいた。暫くして石川のドカ屋さんがDUCATI SS750(黄FF)を配達に来た。ふーん、誰か買うんだ。物好きな奴もいるもんだな。そのうち、店長が委員長を呼びにきた「バイク来たよ〜」え!もしかして買うの!? 幾ら安くなったとはいえフツー買わんぞ。何処で面倒みてもらうんだ。FZのようなわけにもいかないのに。まぁ他人事だからどうでもいいが。ちょっと跨らせてもらった。ポジションは我慢できるレヴェルだが、足つきが悪い。委員長は背も高く脚も長いので具合良さそうだ。
 今日はもう一台珍しいものを見た。イナヅマベースのカタナである。氷見軍団のMさん(夫)が買って乗ってきていた。誰かがハンドリングについて質問していたが「オリジナルカタナに乗ったことないからわからん(笑)」とか答えていた。400ガンマに乗るKさんは自分の子供に説明するのに、イナヅマが超進化したのがカタナと言っていた。ポケモンじゃないんだから(^^;
4/23(日)曇りのち晴れ [R1100R 1508km][TT250R 461km]
日曜ツーリング第6弾
 先々週の第5弾は田園スポーツのため行けなかった。詳細はりんくきちからみっきーさんことK君のHPへ行き確認するがよい。今日の降水確率は12時まで50%、午後は10%だ。7時半頃まだ路面ウエットだったが青空が見えていたので、このまま降らなければ9時頃にはドライになると読んだ。そしてそのとおりになった。とりあえずM氏に電話。行くかどうかはYZF-R6の仕上がりにかかっているとのことだったがだめでもTZR250Rを動かすことにして10時半バイク屋集合をかけた。K君にはi-modeでメールしてと。
 昨日ほどじゃないが今日も風が強い。目的地は「また能登島やろ」との意見があった。が、もう行き飽きていたので五箇山方面を立案、強行採決した。K君から少し遅れる旨メールがあったので暫し待つ。そのうち、R6がなんとか仕上がった。ブレーキライン、マフラー、アンダーカウル、ミラーが交換され精悍さを増していた。ライダーのほうもこの日のためにスパジオの革ツナギで武装している。蔵出しを記念撮影。顔がにやけてる。当たり前か。K君登場、途中で委員長と合流するのに連絡をとってもらう。行き先はR6慣らしのため長距離はやめて、ささら館に決定。委員長とは小牧ダムのタービンのとこで落ち合うことにした。
 駅南道路をひたすら南下。北般若のデンジャーゾーンで前から来たFZRがパッシングくれた。おっと極超短波発信機に捉えられちゃ敵わない。ここはメッカだからな。だが、行けども行けども紺色の制服を着たおじさん達は見あたらない。チッ、ガセネタかい。結局、太田の信号までスロースピードで走ってしまった。弁財天を左折、そしてすぐ右折。対向車2台がいる。いちおう止まるか。・・・うー遅い。早く曲がっていってくれ。1台目が挙動不審だ。あ、停まるのか。ウインカーぐらい出せよ。2台目のクソ遅いカリブの後をついて庄川河岸を走る。こいつは水記念公園シケインをショートカットしてパスだな。因みにこのショートカットコースはWさん直伝である。R156に出て約2km、タービンに着いた。委員長が音を聞いてお出迎え。
 さて、Mさん初めての4ストの感想は?「恐えェ・・」まぁエンブレ効くし、中途半端な回転数からでも加速していくからね。慣らしは1600kmまで5000rpmだそうだ。6速でそこまで回しても軽く80km/hとか。「これで15000まで使ったら速いだろーな」なにぃ、600ccでそんなに回るの!?昔乗ってたハリケーンでも250ccで15000回ったぞ。技術の進歩はすげーな。
 タービンを出る前にMさんが「わし慣らしやから先行っていいよ」ということなので、第1コーナーから全開くれてやった。辛うじてついてくるのはK君R1-Zのみ。昨日の黄砂のせいか路面はエラくダスティでライン(車の轍)を外すとずるずる滑る。つまりバイクのライン取りではどうしようない。大崩島ヘアピンを立ち上がった先の左コーナーをいつもの調子で行ったらFタイヤがすぅーっとアウトに脹らみブレーキングで修正する始末。平高校前の橋を渡り、平のメインストリートへ差し掛かった。お祭りで獅子舞がいる。総勢50人ぐらいの大所帯だ。上平村に入ればやっと江ざらいしてるし、五箇山にも遅い春が来たようだな。
 ささら館到着、久しぶりに目一杯飛ばして気持ちよかった。3分後、委員長着、速い!さらに3分後YZF-R6着。今日のささら館はさすがにバイクだらけだ。岐阜ナンバーと浜松ナンバーの集団がいる。あ、流し目ドカの人だ、こんちにわ〜(^-^) 因みに顔は知ってるが名前は知らない。お昼ご飯はどこにするかな。あっ、「たんぽぽ」休みじゃん。こりゃ「丸岡」で焼き肉だな。M氏納車記念に
ゴチになりまーす。(おい)
そう上手くいくはずがなく。各自払いとなった。M氏と俺が焼き肉定食1200円、委員長が焼きそば450円、K君が牛丼みそ汁付き600円。オフィシャルドリンクは頼まなかった。まだ寒いし。NHKのど自慢、富山県福野町なんだよな。録画だけど。
 店を出たのが13時半、まだ上行くか下りるか決定権が回ってきた。んもーたまには君らで決めろよ(^^;) 長孝のすえ、下りることにした。理由はKSRがどこまで(無給油で)走れるかわからないのと、遅くなって下りたら下界は風が厳しいだろうから初乗りの使徒は疲れるかなと思って。帰りはアグレッシヴなライディングをやめてクルージング。途中、水記念公園でトイレットタイム(笑) K君がメール打ち込んでいる。女か?まぁよい。
 バイク屋に着いた。まだ15時、物足りないM氏が一人でまた出掛けていった。杞憂だったな。エンジンオイルが減っていたので足してもらう。斜陽の当たる店内でぼーっとしてたら有り難くなって居眠りしてしまった。春はいいねぇ。もうすぐこのくつろぎ空間も無くなるのか寂しいことだ。2時間程居て帰った。
 17時45分頃帰宅。ラッキー、カードキャプターさくらが見られる。今日は「さくらの楽しいいちご狩り」か。はにゃーん、利佳ちゃんかわいいよう。(以下省略)
4/25(火)快晴 [R1100R 1508km][TT250R 521km]
 やっと花粉が終息したと実感できた。発症から7週間、永かった何もかも・・・・・がく
会社の近くに高校があるのだが、今日は何か行事があったらしく会社の前の道まで大型バスが列を作っていた。車一台が通れるだけの幅は残っていたものの、生徒がたむろしてて非常に危険。いや通行不可能に近かった。それを国道から曲がった時点で気付いた。バイクなら行けないこともなかったが、万が一を考えて迂回だなと計算しつつ前を走る車の挙動に注意しつつ左折モーションに移行しようとしていた。その時、前の車がやっと前方の状況に気付いたらしくスローダウン。車の立場で考えてもここは迂回であろ。つまり俺はこの車の後を着いていくわけだ。だが予想に反して奴は完全停止。何だどうした?えーい、かったるいから左から行っちゃえー。その瞬間、ウインカーも上げずに左折モーションに入り始めた。あ、やっぱしそう来る。挙動不審車の扱いには慣れてるので余裕をもってブレーキング。まともならこの辺で気付くはずだよな。おりょ、気付かんのか、ミラー見ろよ。ちょっち後輪ロックさせてしまった。まったく、なんでこんな危険な奴に凶器を持たせるんだ。(1秒)村上
4/29(土)快晴 [R1100R 1639km][TT250R 521km]
実は風邪?
 花粉は終わってるはずなのに左鼻腔だけが詰まったままで大変息苦しい。GW終わってもこのままだったら耳鼻科に行ってみよう。今日はR1100Rにパニアケースを付けて昼イチで富山市までオイルの買い出しに行った。南海部品の横のオレンジ色カー用品チェーン店である。お目当てのBPビスコベータを2缶レジに出す。「交換ですか、お持ち帰りですか」マニュアルな質問に「持ち帰ります。袋要りません」と答える。パニアケースに4L缶をしまい、横の南海部品に入る。特に買うものも無かったがアルミ・ステンレス用磨き剤を衝動買い。カブのアルミパーツの白くなってたとこ気になってたんだよな。
 帰宅し、車のオイル交換を終えたのが16時。まだ間に合う。R1100Rの前輪が相当ヤバくなっていたのでタイヤ交換しにバイク屋行くのが、である。いちおう店長にアポ取って行ってバイトのN君に交換してもらった。7365kmもった。その気になればあと500kmぐらいイケそうだったが。
4/30(日)晴れのち曇り [R1100R 1639km][TT250R 724km]
日曜ツーリング第7弾
 TT-RのODメーターが狂った。朝、エンジン掛けたら20000kmにリセットされていた。どーせなら0kmになればよかったのに。
 というわけで久しぶりに長距離乗ってやるかとTT-Rで出動した。というのは立て前で実は新品タイヤの慣らしが終わってないからである。暇なときソロでやっておこう。今日で通常営業終了のバイク屋に着いたのが11時、とりあえずM氏にアポ取り。そのうち氷見ツーリングクラブが隊列を成して現れた。イナヅマカタナとCBR600FのM夫妻、ハーレーの人、FZ?のKさん。今年のGWは何処行くんだろうな。そうこうするうちにM氏YZF-R6、K君R1-Z、委員長SS750が登場。いつもの面子である。今回、慣らしが2台いるのでTT-Rが丁度ぐらいだな。ヘッドライナー育成のため行き先をK君に決めてもらうよう要請したが「だめっすよー、何処でもいいっすよー」とかなんとかで決まらなかった。時間的にみてささら館か中島すしべんしかないからどっちかにしろ。と言っても決められないようなので勝手にすしべんに決定。ならK君先頭ねと言っても「無理っすよー、道覚えてないっすよー」の一点張りだった。うそつけー(^^;)
 いつもの道を通ってR160に出る。今日も何故か俺が先頭。みんなもっとアグレッシヴに走ろうよ。直線でばかりスロットル開けてないでさ。MAX30psしかないオフ車では巡航スピードはたかが知れてる。氷見市街地のストレートでSS750とR6に置いてかれる。でもなんとかするよ、絶対大丈夫だよ。こちとら無敵のすり抜けマシーンだぜい。しかし、どれだけ抜いても直線で黄色いドカにあっさり抜かれる。つかまらない、相手が速すぎるんだ。だめだわイナーシャルキャンセラー全開(?)。よおし、やってみる!R1100Rなら何処でも行けるのに、TT-Rだと何処で抜けるか考えて1コ前のコーナーの脱出ラインから変えて行かないとだめだ。それはそれで楽しい。パワーを使いきれるのは良いことだ。それでも慣らし中のドカより遅いが。「DUCATI SS750に乗るのはマゾヒストだ」某誌のインプレッションにそうあったそうだ。正直言って委員長に扱えるシロモノではないと読んでただけにこの速さは驚愕だ。庵の道の駅でどこまで使ってるか聞いてみた。「慣らしだから6000prmまでです」マジか!?ツボにはまるとはこういうことを言うのだろう。
 さて、庵で見たことのあるバイクが2台停めてあった。というか間違いなくY君のDS4とN君のXJR400Rだ。ライダーの姿が見えないということは、レストランで食事中かな。M氏が携帯掛けて確認(^^;) あーあ、出てきたよ。ま、いっか。二人はここで折り返して帰るようだ。俺達4人は休憩に立ち寄っただけなので、一路能登島へと向かう。どさくさに紛れて激しいオーヴァーテイクを敢行しても、デンジャラスゾーンをまるで知らないかの様なリスキーな追い上げでせまってくる黄色いドカ。うう、今度安房峠旧道に誘い出してバックミラーの点にしてやるっ。能登島はショートカットコース。最初の信号で一旦最後尾にリ・ポジショニング。中島に着くまで全部ブチ抜いてやる(危険思想)。第2コーナーでまずR6をアウトからパス。テクニカルセクションでやっつけないと、この後に上りの直線だからな。うお!ドカ、めちゃ寝てるやんか。別人じゃないのか。あ、ストレートセクションに出ちゃった。あーん、差が開いていくよう。赤信号で追いついた。高速S字まで食いついていきゃなんとかなるだろ、あそこ得意だし。そして通称オールージュに差し掛かった。車間約20m、ドカが早めにブレーキング、つられて(そう見えた)R1-Zのテールランプも灯く。じゃ俺はノーブレーキだな(逝) 2つ落として4速全開でクリアー、出口でR1-Zに半馬身まで並ぶ。「行ける」ゴーストが囁いた。249cc単気筒DOHCが咆吼をあげる。いや悲鳴か。この速度域では4速は低すぎた。堪らずシフトアップ。また差がグンと開く。絶対的性能差は根性で補えないことを改めて実感した。
 1330頃すしべん到着。駐車台数の割に店内は空いてる。ポテトサラダ+バンバンジー+揚げ出し豆腐=309円分と和風ラーメン380円をオーダー。これだけ辻向かいの店で食べたら1300円ぐらいいくな。もう少し日が長くなったら朝早く出て能登半島一周したいねぇ。とか話しながら食する。食べ終わって、辻向かいの店の休憩コーナーへ行く。すしべんはくつろぐにはちと狭すぎる。この後どーするー?「来た道戻る」あ、そう。因みに答えたのはM氏である。
 帰りも性懲りもなくオールージュで仕掛ける俺。今度はR6である。タイヤ1本分まで並ぶが抜けない。七尾市街に入る手前でドカに抜かれる。俺は港湾道路から国道に出る道を曲がらず直進した。巧くいけば信号待ちしているドカの前に出られると思ったからだ。しかし一瞬の差で願いは叶わなかった。惜しかった。富山湾側に出る峠の上り坂でテールエンダーに下がったまま庵までそのまんまだった。庵は単なる休憩ですぐ出発。県境前の面白いところで車を抜きあぐねたR6を車ごとパス。前を行く2台にはもう追いつけないと思っていた。そして、デフォルト速度取り締まりストレートに来た。晴れた日は8割方ヤってるのでこの呼び名がついた(命名者:俺)。 対向車がパッシング。ああ、今日もか。前の車も制限速度+5ぐらいで走ってる。まったくGWなんかにやるなよ。これだから富山県のイメージ悪くなるんだよ。だいたい貴様らがその場にいるだけでみんなスピード落とすのに、なんでわざわざ取り締まりなんかやるの。しかも隠れて。人間性を疑うよ。ふと、左側の路地から黄色いドカとR1-Zが顔を覗かせているのが視界に入った。君たち何でそんなとこにいるの??ま、いっか。どうせ追いつかれるから先行っちゃえー。
 だが、来なかった。バイク屋について5分後M氏は来たのに、二人は来ない。「すり抜け失敗してゴリッとかやってんじゃないの(笑)」「いやゴリッならいいけどガシャーンやったらシャレならんぞ(笑)」など縁起でもない会話をすること約30分。ようやく二人が到着。K君が開口一番
捕まりましたぁー
あ、やっぱり?あはははっ(゜▽゜) 鬼畜な人達である(含む俺)。話によるとデンジャラスゾーンなのは知っていたがまだ先だろうと勘違いして黄色い線のところで追い越した瞬間、こわーいおじさんが/ー\ニヤリとしたのが見えて、慌てて右折しちゃったのだとか。んで、俺達が通り過ぎたあと何食わぬ顔で行こうとしたら手招きされて御用となったわけだ。幸い犠牲車が後を絶たなかったおかげで厳重注意だけで済んだのは若さが為せる技であろ。変なところで得してるな。それじゃ今日は罰金払ったつもりでK君におごってもらうかー。ゴチになりまーす。(鬼)

【余談】

 タダメシにはありつけなかったが時が経つのも忘れて歓談していた。雲行きが怪しくなってきたので帰路についた。自宅手前10kmぐらいでシールドに水滴が落ち始めた。1829頃、帰宅。ふう、なんとか本降りになる前にたどり着けた。部屋に戻ってきて重大なことに気付いた。
今日はカードキャプターさくらの日だったよ〜ぉ(泣)(註:再放送)
ふうふうさくらちゃん見たかったよう。あ、これ書き終わったらライブラリから引っぱり出して見ようっと(爆)