MOTORBIKE

ひみつツーリング日記2002(5.3〜5.28)

6/1(土)晴れ [R1100R 828km][TT250R 549km][KSR-II 251km]
庄川の堤防
 TT-Rのチェーンガイドが疲労骨折していたので交換。部品代4500円。帰り道、調子こいて河川敷の土手を駆け上ろうとしたが、あと1mのところで後輪のグリップ力が重力に負けた。後輪がスリップしながら右へ流れ転倒。もう少し粘っていたらジャジャ2巻P94の4コマ目状態になっていたかもしれないが、乾燥で115kgしかないので大事には至らなかっただろう。次はタイヤか、フウ。
6/8(土)晴れ [R1100R 907km][TT250R 549km][KSR-II 251km]
夕暮れのささら館
暑い。
 昨日のF組アルゼンチンvsイングランドは白熱した試合だった。ボールが足に吸い寄せられてるのかと思った。世界のレヴェルは高すぎる。ブルッてしまったよ。
 朝起きて、飯食ってまた寝て起きて、ジムニーで富山のマツイ靴店まで行ってダナーライトを買って、その足でワークス寄ってエンジンオイルとエレメントとギア・デフオイル交換して帰宅したのが午後3時すぎ。ちょっち昼寝して起きて、だいぶ陽も傾いてきたことだしささら館でも行ってくっか。
 すっごい久しぶりに乗る様な気がする。最初はゆっくりと丁寧に、徐々にペースを上げていく。ひとつひとつを確認するようキッチリと操作する。立野ヶ原いちご狩りの横を通過するとき甘酸っぱい苺味の風が流れてきた。R304、登坂車線の直前、バックミラーに戦闘マシンを確認。丸いライトにビキニカウルの赤いバイク、何だろ。ドカドカ言ってるナ、もしかして!こ、こいつはMH900eかっ!抜いていくのを横目で観察。間違いない。世界限定2000台インターネット販売のレアモデル。青いYZF-R1を従えて颯爽と風を切って征く。珍しいものを見てしまった。
 ささら館、今の時期ほとんど日中とも云える時間帯。でも太陽は稜線に隠れてしまい蒸し暑さは感じない。他にバイクはGSX-R750、NSR250RとVTZ250!、JADEの女の子が丁度出ていくところ。明るいとはいえ5時近いもんなぁ。少なくて当然か。トイレットから戻ってくると南海のメッシュジャケットを着た好青年がRoadsterを観察していた。あまり熱心に見ているのでつい声を掛けてしまった。「ジスペケですか?」俺らしくない。
 富山の人でサーキット走行会とかオフ車でシティオフローダーしててジスペケの前はブラックバードに乗っていた。とかいろいろな話を聞いた。走行会の写真まで見せてくれた。つか、何でそんなの持ち歩いてるんだろう。全身を使ってジェスチャー混じりで喋る面白い人だった。愉しい時を過ごせた。小一時間ぐらい居て、バイクは一台も来なかった。おれが先に帰ったが彼が途中で抜いていった。「車を見たら抜きたくなるから停まってやり過ごすんですよ」と言っていた割にはアグレッシヴなパッシングだった。サーキット攻めてる人はあれが普通なのかもしれない。
6/9(日)快晴 [R1100R 1036km][TT250R 637km][KSR-II 251km]
富山県中央自動車学校の爽快な風
 ヤマハ主催の試乗会に行ってきた。試乗可能モデルは、Roadstar Warrior、FJR1300、YZF-R1、FZS1000、TDM900、V-MAX、XJR1300、XJR400R、DS-11、DS-4、SR400、T-MAXの豪華フルラインナップ。WR250FとかXT600Rとかブチ切れたマシンは無かったが乗りたくないので問題ない。お目当てはTDM900とTMAX。ヤマハに敬意を表してTT250Rで出動。11時半でエントリーNo.51だった。

青いTDM900
【確かめたかったこと】足つき性、低速でギクシャクするのがどの程度なのか

跨ってみるとR1100Rより気持ち高い程度、車体は驚くほど軽くオフ車と変わりない。足つきの不安は全く無し。エンジンを掛け、発進。気を遣ってソロリと滑り出すようにはいかなかった。独特のエキゾーストノートを響かせるパラツインが後輪にトルクを伝えると俊敏なカモシカのように走り出した。シフトアップしてスロットルを開けた。心地よい脈動感とともに加速していく。粗々しくなくスムーズにスピードが乗る。あまりの滑らかさに拍子抜けしたほど。オーバルを一周しテクニカルセクションへ。確かに低速のギクシャクはある。だがギクシャクするような運転をしているから(低いギアでスロットルをオンオフ)であって決して欠点ではない。初めて操るバイクで余裕がなかっただけ。それを確かめるため、2回目もTDMをチョイス、今度は2速で半クラとリヤブレーキを用いる。R1100Rでいつもやってることだ。あの鉄の塊に比べればTDMは自転車感覚だよ。要は慣れ。

【感想】面白い。楽しい。楽ちん。軽い。仮にいま大型を所有していなくて、何か買おうかという状況だったら間違いなく買ってる。その場でハンコ押してるかもしれん。オフ車から違和感無く乗り換えたい人や、前傾姿勢は苦手な人に強く薦めたい。


白いTMAX
マジェスティを一回り大きくした感じ。取り回しが激重い、というか車体幅が広いため押しながら左回りとかだと右手が伸びきって辛いかも。ブレーキ握って始動。幅が広いため両足つき性はTDMより劣る。でも片足つきで十分だ。どうしても両足つきたい人は不安だろーな。走り出す。スクーター特有のフワンフワンした挙動は皆無。剛性感の高さが伝わってくる。実は前を走っていたXJRが超マイペースな人でストレスたまりまくり。何度停まるんじゃないかと思ったことか。おかげで超微速の挙動を十分堪能できた。S字やクランクをリーンアウトでクリアー。何も考えなくてもバイクが勝手に曲がっていく感じ。TDMより遥かにイージー。

【感想】オートマチック。寝るな、たぶん。


 帰宅してここまで書き上げたのが15時すぎ。もういっちょ行くか。R1100Rでささら館。昨日と同じことしてるなー。R304の下りでやけに車が詰まっていた。遅いバイクが塞いでいるようだ。ヘアピンの前後で動くシケインを確認。オヤジだ…(゜▽゜) あまりの遅さにブチ切れた車が強引に抜きに行った。それでやっと道端に停止、したところをおれも通過。いちおう手ェ挙げとくか。あ、気がついたな。
 ささら館、バイク一台も居ない。ゴミ箱の前に停めた。オバチャン軽が無謀な駐車をしようとしてぶつけられるんじゃないかと冷や汗もの。今日はいつにも増してオバチャンだらけだ。イヴェントでもあったのか?因縁つけられる前に退散しよ。来た道を戻る。まだ明るいからR156攻めるにょ。調子よく走っていたのに大崩島ヘアピンで車に追いついた。ちぇっ、これからが楽しいのに。橋渡って道端に停車。さっき抜いてきたキューブが橋にさしかかったらスタートしよう。待ち時間でジャケットのファスナーを閉めようとした。グローブ付けたままだったのとタンクが邪魔でうまいこと噛み合わない。そうこうするうちに白い車が見えた。げっ、もう来たのかよ。ファスナー途中まで上げてロケットスタート。第一コーナーを曲がってバックミラーチェック、
なにぃ!!
そいつはキューブではなくMR2だった。しかも直前で飛び出したおれをバトルOKのサインだと勘違いしたのか、やる気満々でアオリくれてやがった。マイッタナー、一人で気持ちよく走りたいだけなのに、車種確かめてから発進するんだった。スノーシェッド区間に入るコーナーまでケツピタ。ライトウェイトにモノ言わせてストレートで突き放してもコーナー2つ3つで追いつかれる。やっぱ、ここは(おれより)車のほうが速いんか。あ、ペースカーに追いついてしまった。まだこんな所にいるなんて、なんちゅう遅さだ。ソレッ、後ろは…来ないな。暫くアグレッシヴに攻めて、かんぽの宿手前のストレートで車に追いついてスローダウン。インプレッサの後ろを革ツナギのカワサキが気怠そうに走ってる。コーナリングで必ず吹かすのはやかましい。この速度域でもわざわざガツンとトラクション入れなきゃ曲がらないのか?
 ワークス寄ってロングツーリング前のメンテナンス算段。
6/15(土)曇り [R1100R 1036km][TT250R 698km][KSR-II 328km]
庄川の河原
【午前の部】
 委員長がシェルパでオフロードを走るというので強引についてった。が、空一面鉛色。500mぐらいの山にもガスがかかっていて、とても林道を攻める気にはならない。マディをご所望する委員長を「いつかはジャリ道走らんなんやろ」などと宥めて庄川の堤防へ連れ出した。
 まず、グラベルでアクセル開ける訓練。「ハンドル振られたら手前に引くようにするといい」とアドバイスするも、かなりの速度でも振られないという。むぅ、基本設計の差か、セローなんてひどかったのに。法科大の後ろの砂利採取場の横の土手を上り下りする訓練。2週間前にやっつけられたポイントを避けて易しい斜面からアタック。いきなりブルッてしまう委員長。より易しいところを薦めたつもりが、最後のコンクリ段差でアンダーガードを削る音がっ。「ここはもういいです」次に河原へ下りてフリー走行。結構上達早いじゃん。おれを抜いていくのも時間の問題だな。今度、大多和にでも連れ出してみたろーか。シェルパに乗せてもらった。TT-Rよりいい足かも、つーかTT-Rがヘタッてるだけか。20分程走って休憩。談話。某氏の新車について、鈴置CV、SWなどについて熱く語った。「エピソード2ではヨーダがライトセーバー振り回すらしいですよ
 「まだ走り足りないんですけど遠出はしたくないんですよ」そーか、福岡家族旅行村でも行く?県道9号線に出て[大清水]信号青、右の道に青いバンディット。彼の他にも物好きがいるもんだなー、突如後ろから激しいクラクション、委員長だ。「アレ辰ですよ!」あ、やっぱりぃ(^^;)。尾行する?頷く委員長「ファーストインプレッションを聞かねばなりませんからね」つかず離れず後をついていく。法科大前を絶妙のタイミングでクリアーしていくバンディット。ちっ!委員長の舌打ちが聞こえたような気がした。あきらめるな、彼は慣らしだから追いつけるはずだ。でもココ真っ直ぐ行ったほうが近くない?「中野の狭いとこ通りたくないんでしょ、レーダーもやっとるし」と語る委員長。もっともだ。しかし、東部小の前で握りゴケたりしないだろうか。俺的には忌々しい事件に遭遇した場所は、そこしか道がない場合を除き本能的に迂回してしまうがなぁ。あ、うっかり追いついてしまった。記念にデジカメを向けるおれ。丸辰さんがシュタッ!と手を上げた。たったそれだけ?あまりに味気ないリアクションにその場に立ちつくすおれであった。
 丸辰亭の周りを走っているうちに、どっか行ってしまった。委員長が呼びに来る。何?もう一軒邸宅があるのか。ひみつの車庫へと直行。そこにはティーム・エンボーズ諜報部猫のんさんの姿があった。バンディットの慣らしがてらヨーロッパ軒にソースカツ丼をグルマりに行くため待機中であった。今から?高速で?ヴァンヴァンも?
無理だろー
できないことは無いが…、いくら慣らしとはいえ1200ccのツアラーと200ccの下駄バイクが一緒に走れると思う?ちなみに猫のんさんのヴァンヴァンは「ヴァネッサ」という名前らしい。マクロスブリッジ三人娘の目が根っこかな。いや、年代的に違うか。マニアトークを炸裂しているうちに正午の鐘が鳴った。丸辰は猫のんさんと供にメシ食べにいった。自由解散。

【午後の部】
 KSRでも乗るか。氷見のほうの細かい峠道を攻めてみたくなった。勝木原からアプローチ。しようと思ったが気が変わって細越に入っていった。集落の中のため池湖畔で住民がBBQしていた。酔っぱらいの淑女がおれを見て手を振る。細道を下っていくとグラベルになった。どんどん心細くなる道幅。まじかよ。下りが終わり集落に出た。助かった。不安だから給油してこよ。頭川の信号でリザーブに入った。国条橋を渡らずスルー、国東橋を渡って六家から下黒田を抜けて、いつの間にか京田。北日本物産で給油してしまった。さてワークス行くか。この時点で氷見のワインディング攻めTai!とかいうのは完全に忘れていた。
 PANDA君と委員長がいた。よ!3時間ぶり。「もうすぐ4時間ですよ」むう、相変わらず厳しいツッコミ。BMWとドカの維持費がかかりすぎる双璧とか談話。前後ブレーキマスターシリンダーアッセンブリー部品代だけで5万円也。後輪ブレーキディスク3.5万円まで手が出んぞ。初めて維持できないかもしれない不安感に襲われた。今年は総経費でヴァンヴァンが買えるかもな。委員長の「宝くじが当たったら妄想」を聞いた。まず、24区を出て、五ヶあたりにガレーヂを建てて、ディアブロを買い増しなどと夢は尽きない。おれだったらどうするかな。ひとことで済む「宝くじ買わないから当たらない」<つまんない漢 by 惣流
6/16(日)曇り [R1100R 1248km][TT250R 698km][KSR-II 328km]
ひるがの高原
 10時半、委員長にメールしたら996SPSでささら館にいるとのこと。これは行かねばなるまい。「30分で行く」と返信。
 11時5分、ささら館。本当に30分で来てしまった。自己最高記録かもしれない。委員長は黄色いVTRの人とトーキング。しまった!停める位置を間違えた。左側に置けば[]信号だったのに。VTRの人は家近いことが発覚。直線距離で8キロぐらいか(註:10キロ以内は近所と云う)。突如おじさんグループに包囲された。おじさんの常套句と言えば、
 1.これハーレー?
 2.これナナハン?
 3.おれも昔乗ってた 又は乗れる(免許持ってる)

の3パターンに集約される。しかし、今日のおじさんは違っていた。
「タイヤ、端まで使っとるねぇ、上手いがや」
くぅ〜っ!!

バイク乗りの壺をわかっていらっしゃる。だが委員長は冷や汗ものだったらしい。「パターン3で跨ろうとしてリヤフェンダー蹴ったりしたらコブシで語るところでしたよ」さすがに他人のバイクに無断で跨ろうとする無謀なおじさんは絶滅したな、第二次バイクブームの頃はよく聞いたものだが。ドカの自殺スタンドが跳ね上がったことに気づかず立ちコカさしたとか…怖い怖い。話ばっかしてるのも何なので出発。途中休憩いらないよね。目指すはひるがの高原。直前になって委員長が「1〜2キロ先でレーダーやってるらしいですよ」と。VTRの人が教えてくれたとか。そーゆー肝心なことはもっと早く言いなさい。ピンポイントで場所を特定しとかないと、どっちも辛いバイクなんだし。5速入れれんよ。「996なんか2速ぐらいです」それは辛いな、まじで。
 こんなときに限って走るシケインが居ないんだよなぁ。単独で速度をキープするのは疲れる。VTRの1キロは10キロぐらいかもしれないと念のため白川郷まで大人しく走った。椿原ダム上がっていくところからローリングスタート。中高速コーナーはさほどでもない。高速コーナーを旋回するといつの間にかテールに張り付かれている。これぐらいじゃ遅いってことか。6月11日プロジェクトXの主役、荘川桜の横を過ぎる。樹齢400年以上、移転するとき枝全部切ったのに奇跡的生命力で毎年満開の花を咲かせているという。R158に入り、委員長の期待に応えるべく全開走行したらバックミラーから消えた。「無理はしないんですよ」念願の非現実的お宝を手に入れて大事にしたいのはわかる。がコンペティションマシンは攻めようが流そうが短命だぞ。回せるときに回さないでどうする。おれの額に汗が流れるような走りを魅せておくれ。
 ひるがの。レストハウスでチャーシューメン700円、相変わらずヌルイ。食事後、自販機でお茶を買った瞬間、ソフトクリームがあることを思い出した。まいっか、ささら館でコシヒカリアイス食べたし。そういや前回ここに来たときはスキー場営業中だったっけ。あ、まずいチャーシューメンなんかやめて向かいでカレーうどんにするんだった。ベンチに腰掛けてマターリ。サザンのベストが流れる。矢張り桑田の曲は夏、それも野外で聞くに限る。レストランにいたフィーリンカップル5×5グループは尾張小牧ナンバーにょ。愛知県はいいなぁ。委員長がドカを覚醒させた。
ドウン!ドルドルドルドル
ドゥグオォン、ドゥグオオオオォォン

スロットルを開けるたび地の底から響くような音圧が大気を震わせる。こんなやかましい乗り物がほかにあるだろうか。彼の後ろでトンネル入りたくないな。13時半、行こうと思えば明宝や九頭竜を回ってこられる時間だ。去年までのおれならそうしたかもしれない。でも念のため聞いた。戻るんだよね?
 荘川桜でサファリのパトカーが事故処理していた。葉っぱのK11マーチがフェンダーボコ。鳩谷ダム下りていくところの面白いコーナー連続するところで第二コーナーの出口に車が無造作停車。緊急制動!シールドを開け、ドライバーズシートのおばちゃんに向かって危ないですよとひとこと。聞こえてないか、何言ってるかわからなかったか、意味不明だろーな。だいたい分かってたらあんなところに停めたりしない。後ろからくる委員長に知らせようとも思ったが・・・まいっかオトナだし。
 再びささら館、バスが多すぎて委員長ヘコみ気味。「思ったより燃費悪いんですよ」レプリカの兄さんがハードディスクのおじさん達に取り囲まれてレプリカのダメな点を延々と聞かされ続けている。よく耐えられるな。バイクが増えてきた。赤い900SS400SSが委員長を見つけて「元気?」と。「君たちいつも一緒だね」おれも知ってるんかい、誰だろ?うーん、どっかで見たことあるけど思い出せないラテン系の人。話し込んでひと区切りついて、声を掛けられたような気がして振り向くと先週(6/8)のジスペケの人がっ。R41〜R158〜R156と5台で来てR158の狭いところでビギナーが1台クラーシュ。「ここまでタンデムで来たんですよ」幸いたいした怪我もなく、バイクも嫌いにならず良かった良かった。今日びバイク乗りは貴重だからなぁ。ん、行かれますか?タンデムシートに乗るんは・・・ガビソ!女の子かーい。やるなティーム・レッ○バ○ン。
 委員長が給油タイム。本日R1100Rはドック入りのため高岡直行。もちろんR156経由。内心ティーム・レッ○バ○ンに追いつけると思っていたが追いつけなかった。タンデムがいるから高速は乗ってないはずだし、こっちも並みのペースじゃなかったのに影も形も見えなかった。速すぎっ、先に出なくてよかったぜ、フウ。庄川で委員長離脱。R156で高岡入り、ワークス寄って前輪チェック。もうダメだなもって1000kmってとこか。てんちょー、前タイヤも取っといて〜。今年は総経費でヴァンヴァンが買えるかもな(TT
 代車のセピアで帰宅。
6/21(金)晴れ [R1100R 1275km][TT250R 698km][KSR-II 354km]
高岡市東上関
 一昨日飲み会だというのに車で行ってしまい汽車で帰って、昨日また飲み会だったので近くの人に乗せてってもらって汽車で帰って、今日ジムニーが無いのでKSRで出勤した。
 帰ってくると携帯に着信があることに気づいた。おれは平日ほとんど持ち歩かないため、週末やっと気づくことが多々ある。R1100Rの前後ブレーキマスター&パッド交換作業が仕上がったらしい。まだ明るいので引き取りに行くことにした。代車のセピア全開走行すること約40分、到着。委員長と辰っつぁんが居た。996と、ん?彼はクルマか。晴れてるのに。
 店長「すっごい金額になりましたよ、部品代が8万…
 おれ「タイヤも入れてですよね?
 店長「なんなん(否定の意の富山弁)、合計11万…
ブルッてしまったよ 20kB
などとわざわざ作ってしまうぐらいブルッた。内訳はメンテナンス記録を見てくれ。
 ロングツーリングに先がけて、ラフ&ロードのタンクマップケースRR-5644カーボンと同じくヒップバッグL RR-5668カーボンを買った。今日のお会計、しめて127,153円ぐらい(TT あ、ジムニー取ってくるの忘れてた。
6/28(金)晴れ [R1100R 1275km][TT250R 698km][KSR-II 407km]
駅南通り
 KSRで通勤。今年の風は冷たい。帰りにバイク屋寄ってR1100R用の点火プラグを買った。NGKイリジウムIX BKR7EIX-11×2本で3570円ぐらい。18時チョイ前から17時すぎまで居て誰も来なかった。月末の週末なのに。
6/29(土)曇り [R1100R 1439km][TT250R 698km][KSR-II 407km]
こまつドーム
 今日の降水確率10-20-60、夕方から降るのか、鬱。アルミニウム色の空と不快な湿度に加えて朝から27度とか厳しさを予感させるコンディション。早起きしたけど遠出したくない。委員長仕事みたいだししソロで逝っちゃう?かねてから気になっていた辰口町の山を探検だ。予想ルートは鶴来から裏R157〜R360で小松に出て、こまつドーム辺りで折り返してハニベから山に入って北陸先端大の横〜鶴来で一周だな。今日のツーリングはヒップバッグとマップケースの実地テストも兼ねる。レンズ2本とキャメラをパッキング。いちおう三脚持ってくか。ツーリングネットでくくりつける。
 さて、鶴来までどこ通ろうかねぇ。主要地方道27号線、通称金沢井波線かな。医王ダム上のチョコマカした道はR1100Rだとさすがにキツイ。二俣の街路もイヤ。ドリフト峠を登り切って左へ行けば埋立地上の聖地、今日は真っ直ぐ下りよう。むぅ、ココこんな狭かったっけ。変則四差路を左奥へ。急坂を登り切る瞬間見えないCPに向かってステアリングを切り損ねた車の刺さった痕が生々しいガードレール。森の中を抜け視界が開けると正面に金沢大学角間キャンパス。相変わらず周り何もないねぇ。移転前、中部最強ロケーションを誇った金大AMCもこんなロケ悪りぃ所に移されちゃ遺憾だろ。信号右折、理学部の裏からパワークライム。俵町を右折、太陽ヶ丘のイタ飯屋ってここか。通過。田上の橋渡って右折、学生アパート通りを直進。遠回りはワザとしているのでツッコミ入れないように。大きい交差点を左折、美大の横のトンネルを駆け上り、石引〜寺町〜泉野〜有松を左折、(グルーヴではなく)GEOの前を右折、金工大前。いつの間にか天一道だすなぁ。ここ通るぐらいなら泉野曲がって山際走るのも手だったな。しっかし、この道昼間は目の前の信号が青になった途端次の信号が黄色になるのね。交通の流れを妨げようとしているとしか思えない。天一前通過。ストレス溜まる道を延々と走り続けて嫌気がさした。どこでもいいからこの車の列から開放されたい。曲がろう。あ〜〜〜ん、みなさんも一緒に曲がられますかー。ひょっとして近道?鶴来市内を悶々と走ること約5分、ようやく知ってる道に出た。R157白山街道。いま通って来た道はR1100Rでは二度と通らないでおこう。封印。
 ローソンの角から裏R157。信号右折R360へ、滋賀ナンバーのクラウンにくっついて中野峠。ここが有名なヘアピントンネルだすか。こりゃ夜とか知ってないとヤバイぞ。快走路だけど面白い道じゃないな。軽海西を左折して加賀産業道路、八幡から自動的にR8小松バイパス。混んでるなぁ。初めから四車線で作ればいいのに。粟津IC下りて、こまつドーム。別に用事ないので写真だけ撮って後にする。どこかで給油しなくちゃ。R8まで出た。店長のお薦めJOMOでも入れてみ・・・セルフか、パス。車ならどうってことのないセルフGSもバイクだと面倒くさい。5kmぐらい走って右側にJOMOハケーン。信号の横、赤信号は進めと勘違いしている車を2台ほど見逃してピットイン。突如、左から自転車がっ!ココじゃ赤信号の意味が富山と違うのかよ。とはいえ、歩道上で自転車とくらーしゅして勝てるわけがない。やべぇ!だが少年はシケインを通過するかの如く鮮やかなラインを描き何事も無かったように走り去った。まぁ今回は許してやるぜ。
 再びR360、今度は仏の里ハニベ岩窟院の前から小松辰口線。ちなみにハニベは洞窟の中に等身大地獄ジオラマを再現した観光お寺である(ばちあたり的表現)。ハニベの横の狭い道は鬱。抜けても見るべきものはない広狭混在の山道。突き当たりを左折、手取川沿いに下って松任へ抜けて牛ポイントからR8。森本から帰ろうかと思ったが気が変わってR159津幡バイパス。オープンしたばかりのアルプラザ津幡横通過。所詮平○堂。むぅプラント3でかい。森林公園内をR8バイパス作って津幡バイパスと繋ぐ計画があるそうだ。俺的にはR304からもっと簡単にR8出られる道があったらいいな。
 書くのも疲れた。寝よう。
6/30(日)晴れのち曇り [R1100R 1636km][TT250R 698km][KSR-II 407km]
ヨーダに光剣買ってやれ
 6時に目が覚めた。あ、晴れてる。おかしい、今日は朝から雨の筈なのに。軽く朝飯食って出発。R156を庄川からアプローチ。車が全然いない。ここ数日の蒸し暑さを忘れたかのようなヒンヤリとした空気が心地よい朝だった。車もいないけどバイクもいないねー、と思いつつ祖山ホームコースエンドのストレートで後方に殺気!恐ろしい勢いで2台、いや3台か。相手にならんな。直感的に判断。橋渡って左ウインカー&スローダウン。ホンダっぽい色のレプリカ、緑色のカワサキ、最後尾は2スト?スズキっぽい感じだった。大崩島ロングヘアピンをペタァーーーンと寝かせて曲がっていった。恐えぇ、朝はああいうのと遭遇する確率が高いからな。こっちは気持ちよく走りたいだけだから、追いついてきた奴には譲るに限るよ。でも渓流荘の橋へ続く下りまでは辛うじて見えていた。
 7時45分、ささら館。ウインカーを上げて…なにい!!!
バイクばっか30台ぐらいいた。まじかよ、早朝組ってこんないるんだ。思わずスルーしてしまうチキンハートのおれ。あーでもやっぱここで停まろう。南口からピットイン。走り屋さんたちの前を通過してバス停の横に駐車。パワフル、カラフル、ミラクル。花園のように美しい中にドクダミ色の異色な草を混ぜるのはあまりに場違い。単にブルッただけだが。さっき抜いてったのはVTR1000SP1、ZX9R、RGV250γ-SP。うん、大筋で合ってる、さすがおれグフグフ。まろ茶をすすりながらボーッとしていると、ピンク地にフレアパターンのネイキッドとHDスポーツスターのコンビが登場。あ、氷見軍団の人だ。これは挨拶せねばなるまい。
 おはようございます。「おはよっ、こっち座られま、仲良くしよまいけ」8時20分頃、店が開くと同時にオフィシャルドリンクが数本売れたようだ。ツーリスト情報によると南下するほど天気悪いらしい。梅雨前線に近づくからな。あ、委員長からメール。彼は能登方面か。結局ささら館に2時間!いて戻ることにした。以前、氷見の人達を置き去りにして「ちべたいやつ」と形容された事件があったので、今日は無下に断らないでおこう。
 というわけで砺波吉牛で2回目の朝食(^^;)並みとケンチン汁で400円。4時間ぐらい経ってる。昼飯みたいなもんよ。バイク屋でまだ11時ぐらい。でももう蒸し暑すぎて走れない。あ、辰っつぁんがクルマで登場。注文の品を段ボール箱ごと引き取らされる。むぅ、どんなのか見してほしかったのに。まぁゴミ箱買うとかなんとか気を利かせてくれたみたいで早めにお帰りいただく。15病後、テルミニョーニ音とともに昨日一日きつい仕事を終え無理してエピソード2先々行上映を観にいって憔悴しきった上に寝不足委員長996SPS登場。そこで辰っつぁんと遭わなかった?「いえ、前ばかり見ていたもので」険しい表情でヘルメットを脱ぐ委員長。調子悪そう。なになに6時半出発で輪島往復とな。海老坂で氷見軍団とすれ違ってる罠。12時半、委員長帰投を皮切りに動く3人。といっても帰るだけだが。
 あっ!津沢でシールドに水滴がっ(/_;)