北海道ツーリング2004・5日目

7/28(水)濃霧 321km
和琴〜根室〜釧路
 SRくんが素っ気無く出ていった。今どきの若者らしいね。X4男は天気がわるいから連泊決定。熊っ娘は、川湯の土産物屋の人と釣りに行くらしい。熊っ娘が写真を撮ろうというので、店先で朝刊を読んでいたおばちゃんも呼んで通りすがりの観光客に撮ってもらった。「おばちゃん、写真送りたいので住所教えて(熊)」「北海道川上郡弟子屈町和琴温泉民宿めぐみや、で届きますか(おれ)」「それで届きますよ」「いいんですかー、そんな適当なので」おばちゃんと熊と握手して出発。
 ホクレン摩周石油で給油。ここにも旗は無かった。R243を別海に向かう。屈斜路カルデラを出た途端、霧が立ちこめてきた。それも小雨に近い。こんなことならはじめからカッパ着とくんだった。さてと、西春別温泉はどこかいな。R243沿いで西春別の集落の外れということしかわかんない。外れが西側なのか東側なのかもわかんない。視覚センサー全力運転。発見!
西春別温泉西春別温泉
西春別温泉 ペンション・クローバーハウス
 詳しい場所は、標茶から来た場合、西春別の集落を過ぎると左側にホクレンがあり、さらに100mほど進むと右側に見えてくる。「天然温泉」の看板があるからすぐわかる。日帰り入浴は10〜22時。30分近く早かったが聞いてみたら快く入れてくれた。感謝感謝。入浴料500円。
 ナトリウム塩化物-炭酸水素塩泉、源泉43度、利用温度42.7度。湧いたばかりの湯に何も手を加えずかけ流しの温泉。コーヒー色、気泡付き、カランまで温泉利用のかけ流し温泉好きには堪らん。しかも一番風呂!いただきまーす。あああー極楽極楽ありがたやー。露天もある。炭酸泉はなかなか汗がひかない。脱衣所でマターリしていると一番風呂ねらいの近所民がやってきた。「おはようございます」「バイクの人?」「はい」「一番風呂はどうだったね」「良い湯ですね、気に入りましたよ、かけ流し大好きなんで嬉しいです」「そうだろ、やっぱ温泉はかけ流しだねぇ」みたいな会話。
 10:30霧の中を走り出す。根室に向かって進む。ごくたまにバイクとすれ違う。厚床からR44、平均速度が2割増し。360度霧なのでひたすら走るだけだな。たぶん納沙布岬も霧だろうな。
道の駅スワン44ねむろ
スワン44ねむろ
 日本最東端の道の駅スワン44ねむろでスタンプ休憩。晴れていれば風蓮湖に野鳥が観察できるのだろうか。カメラをしまって出ようとしている横に、青いカワサキのレプリカが来た。「こんにちはー」その女性ライダーはチラッとこっちを見たが無言で歩いていった。無視かよ。ま、そういう人もいるんでつね。神戸ナンバーか、空荷ということは近くに滞在しているのか。どうでもいいや、もう会わないだろうし。しかし、根室市内で信号待ちしているとき横をすり抜けていった。そんなに急いでどこに行くんだ。たぶんおれと同じか。視界100mぐらいの濃霧。直線は勇ましいけど、コーナーはそうでもない。ムリしてるなーと思わせるライディングであった。あらー、ダートの駐車場に入ってっちゃった。左側に広い舗装の駐車場あるの気づかへんかったのかよ。
本土最東端納沙布岬
納沙布岬
 本当は灯台のある場所が納沙布岬なのだが、この霧ではどこで撮ってもいっしょ。ということで駐車場横の「返せ北方領土 納沙布岬」で記念撮影。通りすがりのライダー(男)と撮り合いっこ。ちなみに日本最東端は民間人到達不可能の南鳥島だったりするのでお間違えのないよう。納沙布岬は日本本土最東端。尤も法律上は択捉島なんだが。詳しく書くと20kBほどの超大作が出来上がってしまうから省略する。
鉄砲汁
鉄砲汁とごはん
 根室でエスカロップを食べるのもよかったけれども、納沙布岬の消費経済に貢献していくのも悪くない。ラーメンはいいや、花咲ガニのみそ汁「鉄砲汁」にごはんをつけて710円。白い飯とみそ汁が食べたかったので。でもやっぱりエスカロップにしときゃよかった・・。
 あとは走るだけ。来た道を忠実に戻る。温根沼大橋は横風が強くてプチ恐怖。今年のテーマである北太平洋シーサイドラインであるが、この霧では走る意味ないだろと判断。R44で釧路という何のヒネリもないルートに変更。7月下旬に来てる限り霧に悩まされ続ける気がしないでもないけど。相対速度ふわわキロで大型車とすれ違うと風圧がすごい。クルーズコントロールほしいなー。
道の駅厚岸グルメパーク
厚岸グルメパーク
 手首が痛くなってきた。スタンプ休憩しよ。道の駅厚岸グルメパーク、R44からだと住宅街を通らされる。去年得た情報に、生がきを買って炭火で焼いて食べるコーナーがあると聞いた。14:30か、絶妙に微妙な時間だ。昼食は食べたしおやつにするのもなー。ということでスタンプだけもらって離脱。ツーリングマップルを見ていると、厚岸駅のカキ弁当が人気あるらしい。夕食用に買っておこう。15分後、JR厚岸駅キヨスク。あ、売り切れてますね。いちおう店員さんに聞いてみる。「ホサカさんは行って来られました?」カキ弁当の製造元で駅前にあるという。「行ってないですけど」「ホサカさんにもキヨスクさんに行ってくれっていう張り紙してあるみたいですし」そうですか。「カキおにぎりなら1個ありますよ、弁当と同じ材料ですよ」じゃあそれ頂戴。250円、高っ。
 釧路市内に入ってやっと4車線になった。厚岸出てから電力会社の車が定地走行してくれやがって、みんな殺気立っていくのがよくわかった。15時半すぎ、ライダーハウスHistory到着。お店は休みみたいですねっと。「こんにちはー、ライダーハウスやってますか」「やってますよ。ん、君は去年来た?」住所氏名をカキカキ。「あぁ富山県か、それで憶えてるんだ、うちのが中新川えーと」「立山町のご出身でしたよね」「そうそう!」リピーターということでシャッター付き車庫に停めさせてもらってもらった。「連泊が5人います、雰囲気は良いです、いま遊びに行ってると思うよ」さすがに時間が早いせいか誰も居ない。5分ぐらいして1人来た。「こんにちは、連泊の人ですか」「いえ、さっき来たんです」福井のチャリダー青年。30分ぐらいして連泊組の帰還。5人で250円のボウリングが爆安な話。ひげハーレーの人がリーダー格って雰囲気。ノーパソいじってる赤マジェ。小さいチャリダーが女ハーレーの2ケツでそば食べに行ったとかなんとか。なんか今日は自炊する気にならんな。コンビニ行ってこよ。最寄りのセブンイレブンで野菜サラダと牛乳。長崎屋のパン屋で総菜パン2個。それとカキおにぎりで夕食だな。ちなみにHistoryのデフォ夕食は近くの弁当屋らしい。
カキおにぎり
厚岸カキおにぎり
 カキおにぎりは独特のタレがたっぷりしみ込んで爆ウマイ。こりゃ売り切れるわけだわ。来季の課題がまたひとつ増えた。
 早めのごはん食べてマターリしていると、店長が「ショウエイのヘルメットに詳しい人いる?」と上がってこられた。おれはアライ派だし、ほかに誰もわかんないようだった。しばらくして、今度は女性の声で同じ質問。「ヘルメット見てもらえませんかー」おいおい、誰もわかんないのかよ。しようがないな、わかんないけど見たら直せるかも。あ、ステーのネジが緩んでシールド開閉できなくなってるだけか。10円玉を借りて勘で直す。へぇー、ショウエイのシールドってこんな簡単に脱着できるんだ。アライなんか壊す気でやらないと外れないのに。「これでよし、ちょっと動かしてみて」「わぁ直りました、ありがとうございます」「どういたまして」おっとりした若い子、尾張小牧ナンバーのドラスタ(Ital-Jetじゃなくてヤマハ)。こういうのをチャンスっていうのかな。いま考えるとチャンスだったのかも。暗くなってから2〜3人来たようで、気がつくと男子10名・女子2名の大所帯。男1人ソファーで寝たようだ。若者は見もしないテレビを深夜まで流しっ放しにしていて、せめて音量しぼれよと思いつつ先に寝たもん勝ち。

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