記憶だけを頼りに書いたので細かいところや台詞は違ってるかもしれません。黄色が私の感想です。
一番下に見終わっての感想というか評論があります。DVDで見直したところ細かいところが違ってましたが、
映画館で観た直後の感動を伝えたいので最後の台詞以外はあえて訂正しません。2000.7.15 初アップ/7.22 修正/2001.1.27最終アップ


「封印されたカード」あらすじと感想


 西暦2000年7月15日土曜日午前9時35分、ワーナーマイカルシネマズ高岡5番スクリーンにて初回を鑑賞した。当日券を買う。さすがにお子様限定グッズはくれなかった。当初、お子様連れが異様に多くビビリ入ったが、大半はポケモンかおジャ魔女目当てのよう。とはいえボサボサの髪にヨレヨレのジーンズにディバックを背負ったコミケ会場から直行してきたような大きなお友達も列の先頭に陣取ってる。列は開場間際でお子様含めて20人ぐらい。並ぶこともないと判断し、後から余裕で会場入り。チルドレンを避けるため前から3列目の真ん中に座った。後ろの列に座った大きなお友達2人連れが待ち時間の間中マニアトークを炸裂させていた。ハーゲンダッツ販売が終わり予告編上映。長い。10分はあった。ジュヴィナイルが良かった。邦画のCGワークスもやっとここまできたかって感じ。「エヴァ?」とか言ってるし。あ、話がそれた。

 最初は「ケロちゃんにおまかせ」最強2大珍獣がおかしを取りあって友枝町を火の海にするアクション・パニック巨編を想像していただけに些か拍子抜け。まじめなお話じゃん。ケロ視線で作ってあるのが面白い。下から見上げるさくらちゃん。どうして今日に限ってスカートじゃないんだよう(/_;)

 待望の本編。冒頭、暗くてわかんないけどエリオルくんの洋館?取り壊しているんだ。遊園地にするって話だし。あ、床の下からクロウカードのようなものがっ!
 おおっ、いきなりバトルコスチュームさくらさん登場。ケロとユエを従えて巨大な敵と闘っている姿が凛々しい。この怪獣ってあのカード・・・・? なぁ〜んだ、そういうことね知世ちゃん。あ、学年が1コ上がってる。もう6年生なんだ。ちょっぴり大人っぽくなったかな。色気づいたとも言うな(^^;) なでしこ祭で友枝小6年2組が演じる劇、さくらがお姫様、王子様は山崎君。クライマックスは告白シーンですか。
 丘の上の洋館があった跡は遊園地になってる。何かの気配を感じたさくらは走って角で人とぶつかる。運動神経がいい割によく人とぶつかる子だなぁ。ぶつかったのは意中の人、小狼だった。苺鈴と一緒に香港から遊びに来たらしい。今回、来日目的が予測できなかった苺鈴ちゃん、知世との息もピッタリでオクテのご両人をフルサポートするですかっ。この頃からさくらカードが消えてゆく。と同時に街の一部が消えていく。次々と。カードが消える描写、浅香監督がいうだけあって面白い。
 1週間経ってもさくらが小狼に気持ちを伝えてないことに業を煮やした苺鈴がみんなを丘の上の遊園地に誘う。ここでもことごとく邪魔が入って可笑しい。切り札に2人を観覧車に乗せる。緊張するさくら。こっちが恥ずかしくなるくらいかわいいよう。その時、目の前でさくらカードが消えた。小狼も気配を感じた。「間違いない、これはクロウカードの気配だ」急いで気配のする方へ向かった。ミラーハウス、2人の前に謎の少女が現れる。「あなたクロウカードねっ」少女を捉えるためウッドを発動。だが吸い込まれてしまう。まるで効かない。何だこのカードは!?
 落ち込むさくら。昼間遭ったカードのことはケロも知らないという。そこへエリオルから電話が。彼がいうには、52枚のクロウカードは全てプラスの力、つまり何かを創造するために存在する。だがその強大な魔力の均衡を取るため1枚だけマイナスの力を持ったカードを創った。このカードは全てを無に返す力を秘めている。1枚で52枚分に匹敵する絶大な魔力を。さらにそのカードは力を使う度、大事なものを消し去っていく。ポストや橋、そして人々までも。それは決して使ってはならないカード。だから洋館の地下に封印しておいた。カード達がクロウカードだったとき封印力も最大限に働いていたが、全部さくらカードに変わったとき封印の効力が失われマイナスのカードが再び発動したという。「じゃあ、どうすればいいのっ」方法はある。そのカードもさくらカードに変えてしまえばいい。だがその代償にその時一番好きという想いが消えてしまうことになる。そのターゲットはカードが決める。より魔力の強い者を。いわゆる完璧なアンインストーラーを作っちゃったわけだね、クロウさん。
 祭りの前日、劇のために最後の準備をしていたさくら達の前に謎の黒い鉄球が現れる。そして校庭を消そうとした。とっさにスリープでみんなを眠らせる。でもアッという間にカードが吸い込まれてしまった。廊下で山崎君が怪我をした。かなりひどそう。起きあがるのもやっとだ。これじゃ明日の劇は中止・・・。「中止にはしないよ」山崎君「代役がいるもの。ね、李君小狼&苺鈴は毎日稽古を見ていたおかげで代役が務まるほどにまでなっていたのかっ。
 降る雨を眺めたたずむさくらと小狼。「一番好きという想いが消えるなんて嫌だよう」「でもそれしか方法がないんならさくらカードに変えるしかないだろ。このままじゃみんな消えてしまうぞ」小狼の冷静な助言に切なくなり、雨の中に飛び出すさくら。走りながら泣いていた。また人にぶつかる。雪兎さんだった。「落ち込んでいる訳聞いてもいい?」無言のさくら。「もう一人の僕がすっごく心配なんだって、変わるね」さくらはユエに事の経緯と自分の心境をうち明ける。「なぜ、おまえばかりこんな目に・・・。クロウはこの世に災いをもたらすものを作るはずがない。きっと方法があるはずだ。」さくらをなぐさめるユエ。
 なでしこ祭当日、知世ちゃんの歌が終わり6年2組の劇。藤隆さんも何とか間に合った。小狼と踊るさくら。遅れてきた桃矢がそれを見て怒る(^^;) 舞台変わって、小狼王子がさくら姫に告白するシーン。「あなたが私の国と争っている国の王子だったなんて」「私がどんな立場にあろうとあなたへ対する気持ちは変わりません。好きです、姫」「ごめんなさい、私は、私は・・」二人の本当の気持ちがオーヴァーラップする。クゥ〜〜泣けるよう、まっすぐ見ていられないっ。なんてストレートな描写なんだっ。このシーンだけで観に来た甲斐があったよ〜ぉ。わたしのことなど忘れてください、どうか・・」「姫、」そのとき、突如黒い鉄球が飛来。さくらカードが一気に吸い込まれる。そして、観客達も!「さくらをっ」桃矢!も吸い込まれる。間一髪ユエに変化し難を逃れる雪兎。小狼、ケロ、知世、苺鈴も無事だった。
 封印しなきゃ。「俺も行く」と小狼。2人に特製お揃いバトルコスチュームを手渡す知世。さすが、命かけてるだけのことはある(^^;) いまの攻撃でクロウカードの居場所が判った。あの遊園地だ。そして、最後の闘いが始まった。だが全然歯が立たない。知世と苺鈴、さくらを守ろうとしたユエとケルベロスまでも消された。追いつめられる2人。小狼が気づいた「俺の魔力はクロウカードを使ってない。だったら」予測は当たった。しかし反撃に遭い消息不明に。1人になったさくら。ついに最後のカードが消えた。クロウカードと向き合うさくら。カードが口を開く「今までずっとひとりぼっちで寂しかったからお友達が欲しかったの」「寂しいからって一方的に取り込むのが友達と言えるのっ」少女の身体から吸い込まれたさくらカード達が出てきた。翼を失ったさくらのために橋を架ける。「もう、寂しくなくなるの」「そうだよ、もうこれからはひとりぼっちじゃなくなるんだよ」汝のあるべき姿にもどれ、クロウカード・・・「結局言えなかったな」クロウの創りしカードよ古き姿を捨て生まれ変われ・・・・・・新たな主さくらの名のもとに。いいのかっ、本当にそれでいいのか、さくら!
 シャキーーーン!「間に合った。おまえは魔力を使いすぎたからな、今は俺のほうが強いはずだ封印の代償はドタンバで現れた小狼をターゲットに選んだ。「この気持ちを失っても俺はまたおまえを・・・」黒い鉄球に包まれる小狼。「いやっそんなのだめえぇぇーー!!」シュワワワワワ〜〜〜....眩い閃光が走りクロウカードがさくらカードに変わり封印された。
 自責と葛藤と安堵が複雑に絡み合ったやるせない気持ち。恐る恐る目を開けた。そこにいる小狼くんはもう私のことを好きじゃないんだ。でも言わなきゃ。「小狼くんがわたしのことをなんとも思っていなくも・・・わたし、小狼くんが好き」小狼の反応がない。ああ、やっぱり・・・「大丈夫ですよ」たった今封印したカード『希望』がさくらの手に。少女は本当のさくらカードを抱いて静かに眠っていた。小狼がさくらを見つめる。「俺も好きだ、さくら」主題歌がフェードイン。元に戻る街並み。目覚めるみんな。ハッピーエンド☆
 「お、おい、いま元に戻るから待ってろ」「だぁめぇ、だーいすき!


 見ているこっちが恥ずかしくなるくらい切ない恋愛描写が特に良かったです。さくらの心の中が透きとおるようにわかりました。劇中劇の告白シーンは家宝ものですな。あのまま最後まで劇を観たかったよう。クライマックス、そこまで追いつめるか?見ているだけで何もしてあげられない自分を歯がゆく思いました(本当)。それだけにラストシーンは大感動。いやぁ〜映画ってホントにいいですねぇ。
 サブタイトル「封印されたカード」の意味をストレートに考えてちゃまったく予測つかない設定でした。冒頭のバトルもすっかり騙されました。やりますわねぇ。絵的には劇場版としてのクオリティを満たしていると思います。原画に名前のあった山川吉樹さんがどこを描いたか気になるなぁ(^^;)
 今回のキーワードは「本当のさくらカード」でしょうか。本当のさくらカードはクロウカードを変えたものじゃなく、テレビ版最終話で小狼を想う自分の気持ちに気づいたさくらが愛の力で創ったものです。そういうことになるようクロウが仕掛けておいたんですね、きっと。53枚目のクロウカードが封印されるとき、名前の無い本当のさくらカードが身代わりになるってことも実はクロウは判っていた?とも邪推できます。エリオルが代償条件を教えたときピーンときましたよ。最終話見てなかったらラストシーンでも「あれは何?」ってことになりかねないです。
 あと声優さんの話。無のクロウカード(謎の少女)は坂本真綾さんです。テレビ版さくらカード編オープニングソングを歌ってた方です。さくらちゃん役の丹下桜さん、彼女も超絶かわいい級の上手さです。声だけで泣けますね私は。この作品を区切りにアニメ声優を辞めるかのような噂が飛び交っていますが。ずっと続けてほしいものです。
 ケロちゃん主演作品は、まぁ一回見れば充分かな。オチないし。


 来場者プレゼント劇場版スタッフ描き下ろしB3ポスター目当てに2回目を観てきた。松竹ウィズシネマは上映20分前には既に開場されていてすんなり入れた。去年とは大違い。約400人収容可能な2番スクリーンの半分は小さなお友達で埋め尽くされていた。やっぱり女の子が多いなぁ。比較的空いてる前から4列目をゲット。両隣は小学生の女の子、ここまで来ると恥ずかしいとかそういう感覚はまったくございません。斜め前の座高の高い大きなお友達予備軍が邪魔です。上映間際にはほぼ満席になった。
 「ケロちゃんにおまかせ」こっちのほうが小さなお友達ウケが宜しいんじゃありませんこと?今回感じたのは子供は着眼点が違うってこと。そこって笑う所?って思うところで場内大ウケになるのを見てると、違うのは俺の感性のほうなのかって疑う。いや、たぶんそうなのだろう。横に座ってる女の子達が素直に感動しながら観てるわけですよ、その横でお、そういう小技使うかなどとヲな着眼点で観てる自分を恥ずかしく思ったりするわけないじゃん(゜ー゜)
 さすがに2回観ると全体的なストーリーは掌握できますね。思い違いしてたのはラストのさくらの心理状態。記憶ってアテにならないなぁ(^^;) 上のあらすじ感想は直してあります。


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