|機種選別|フィルムアンテナ取付|フィルムアンテナ引き回し|GPS受信機の取付|各種配線の引き回し|ナビゲーションユニットの取付|
|動作確認|原因究明|教訓|

機種選別

現在の主力商品はDVDやHDDだと思います。私は、DVD鑑賞が出来るようにと、一台で済ませたかったと言う理由からPanasonic製のカーナビにしました。今(2004年1月現在)CMしてるやつ。そう、Stradaです。これに、フィルムアンテナを組み合わせし、取り付けようと思います。

品名 メーカー 機種 個数 定価
カーナビ Panasonic Strada CN-DV250D 1 200,000
フィルムアンテナ P&A 1 14,800
P&AはどうやらエクリプスのOEM供給品のABのOriginalブランドみたいです。

フィルムアンテナ取付

一番先に取り付けて置いた方が後々楽になると思うので、先に取付します。取り付け場所は迷う所ですが、私はリアのサイドに致しました。ここにする理由としては、視界を妨げない、張ってあっても、目に付かない。そんな所です。

取り付け場所は新車で無い限り、殆ど汚れていると思うので、まず霧吹きを準備します。中には水500ccに対し、中性洗剤を1・2滴加えたものを使用します。それを、貼り付けするサイドウィンドウに吹き付けます。

汚れを拭き取るのに、フィルムアンテナ付属のシートを使用し、汚れをキレイに拭き取ってやります。ここで、水滴を全部拭き取る必要はありません。(今回使用するフィルムアンテナが水を使用する為)

予め、フィルム面の保護用のシートを外し、一気に貼り付けます。自信が無い方は、一度位置決めをし、イメージしてから貼り付けると良いかも知れません。尚、何度も張り替えをすると、使用されている「のり」の粘着力が落ちてしまいますので、一気に貼る事をお薦めします。ま、「のり」は売ってますけどね(^^;


フィルムアンテナ配線の引き回し

車内を引き回すときに考えるのはやはり、目立たないよう、埋没で行きたいところです。サイドパネルを外すのは比較的簡単なので、全て剥ぎ、その下に埋め込みたいと思います。

まず、サイドパネル一式外します。運転席側の例で説明します。

運転席のサイドパネルは2点止め具で止められています。これをまず、内張り剥がしを使用し外します。その後、サイドパネルを上方向に引っ張ります。

次にシートベルトのバックル部のパネルを外します。リアシート側のドアを開け、止め具を外します。後は引っ掛かってるだけですので、引っ掛かりを外し、上方向に引き上げれば外せます。

リアシートのサイドパネルはリアシートを荷物を載せる時みたいに椅子を倒します。そうすると隠れていた止め具がみえます。これを外し、上方向に引っ張ります。

トランク内はトランクのパネルを外し、スペアタイヤが格納されている横のスペース埋めようのパネルを外します。

トランク内のサイドパネルは荷物引っ掛けようフックにネジ。メクラ部にネジ。あと、止め具で数箇所固定されているので、それぞれを取り外します。バックル部ははめてあるだけなので、上に軽く引っ張れば外れます。

いよいよ配線の引き回しです。場所がズレ無い様、ここで配線をフィルムアンテナに固定します。

あとは、サイドパネルの下を潜らせ、コンソール部まで持っていきます。

後は、つけた手順の反対の手順でサイドパネルを取り付けます。


GPS受信機の取付

本来、引き回しを考えると埋没で行きたいのですが、この辺、ばらして見た所、良さそうな所が見つからず、現在はぐるっとひき回ししてあります。マニュアルにはダッシュボードの上の中央に取り付けとありますので、その指定の場所にユニットを取り付けます。配線はフロントガラスとダッシュボードのすき間?にはわせ、ハンドルの下を通し、コンソール部へ引き回します。

ここは時間がある時に見直したい所ですね。


各種配線の引き回し

フィルムアンテナとGPS受信機の取付の他に、車速信号とサードブレーキの配線をする必要があります。車速信号はGPS受信と併せジャイロセンサーなるもので車の位置を特定するのに使用されています。取らなくても出来そうですが、配線しておいた方が良いでしょう。それと、サイドブレーキの配線ですが、マニュアルにはアースに落ちていない方へ配線下さいとあります。つまり、アースに接続すると、通電するので、停車中でなくても使用する事が可能となります。基本的に、運転中にDVDを鑑賞するのは危険なので、同乗者への配慮とし使用される場合のみ、アースに接続される事をお薦めします。とは言え、私はアースに接続する方法を提供します。

レガシィは車速信号はユニットの線に配線しなくても、ハンドル下のOPコネクタB228より取り出せます。

10 11 12 13 14 15
OPコネクタ(B228)
今回使用する番号を紹介しますが、一覧があった方がイイかと思い、作成しました。
ナビ接続電源コード側 OPコネクタ(B228)側
車速信号 車速
/ リバース バックランプ
No 線色 接続先 説明
白赤 +B バッテリー電源(常時電源)
黄赤 ACC アクセサリー電源
緑白 IG イグニッション電源
イルミ+ イルミネーション電源
緑黒 車速 車速信号
茶黄 バックランプ バック信号(バックランプ)
GND ボディアース
パーキング パーキングブレーキ
青黄 ヘッドランプ ヘッドランプリレー
10 黒白 テール&イルミ フォグランプリレー
11 桃黒 ルームランプ ドアインジケーターランプ
12 黄青 リヤゲート リアゲートインジケータランプ
13 黒白 ALT(チャージ) オルタネータチャージランプ
14 若緑 Nレンジ ATニュートラル
15 Pレンジ ATパーキング

車速信号とリバースの配線をコンソール部からハンドル下まで潜らせ、OPコネクタB228に接続します。私は、付属のエレクトロタップで取り付けしました。

サイドブレーキの線はボディアースと別の配線に接続します。とは言え、サイドブレーキは一本しか配線されていないので、間違わないと思います。これにエレクトロタップで取り付けします。

※ これにより、運転中の操作が出来なくなります。どうしても走行中に使える様にしたい人は CAUTIONを参考下さい。

CAUTION 走行中・運転中に操作できるようにする
後付のカーナビの場合、運転中に操作できるようにするには純正品の様に部品を取付する必要はありません。サイドブレーキの線をボディアースします。これで、運転中の操作が可能になります。
あくまで、この方法を薦めるわけではありません。施工される場合は、自己責任で行ってください。コレにより事故を起こされたとしても、当方は一切の責任を負いません。同乗者への配慮としてのみ施工される事をお薦めします。運転者は絶対に操作しないで下さい。

ナビゲーションユニットの取付

各種配線作業が終了したら、後はユニット本体のみです。コンソール部を外します。各種引き回しをした線をナビ本体に接続します。

動作確認

一番大事な、動作確認。私は、ちょっとミスが発覚しました。なんと、エアコンが誤動作を起こしてます。画面上に出ている方向とは違う方向から風が…。しかも、この季節、気温と室温が違うので、窓がくもります。それを取る為、フロントガラスから噴出しを指示しても、出ない(^^;

原因究明

原因はなんだろう?と思い、ディーラーへ。
「配線さえ間違っていなければちゃんと動くはずですよ。コネクタがチャント刺さっていないとか抜けているとかじゃないですか?」
と大変参考に成る…と言うか、接続時に確認しろ!って内容の返答。
この時期、仕事が忙しく、なかなか作業する時間が取れなかった為、放置されてましたが、1週間ばかり経ち、やっと作業の時間が取れ確認してみることに。インパネ外して、それではコネクタを確認してみようかな?と思った瞬間。エアコンのコネクタが一本抜け落ちてきた。
「オイオイ、ちゃんとささってないよ(^^;これが原因なのね…」と、コネクタをちゃんと奥まで差し込んで、イザ始動…。
「ををぉ〜〜〜、ちゃんと風が出てる」(当たり前だけど…)難なく解決しました。 ちゃんちゃん。

教訓

接続するコネクタはしっかり奥まで!

© 2004 LEGACY for DNA All Rights Reserved.