for LEGACY BH5 Last Up Date 2003/10/17

クラッチスタートキャンセラー写真キット作成取付指南キャンセラーの仕組み

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クラッチスタートキャンセラー写真
自作ですので、型番がありません。

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キット作成
キャンセラーは取り付け自体、時間はかからないものの、キットの作成に多少時間がかかります。おおよそ2時間と言ったところでしょうか。そんな訳で、キット作成手順を紹介します。まず、キット作成に当たり、配線を頭に入れないといけません。と言っても、そんなに難しいことはありません。と、言うわけで、時間に余裕がある人はとっとと作っちゃって自分の車に付けちゃいましょう♪

で、肝心の必要パーツですが右写真の通りとなっております。
私の買ってきたパーツ

メーカー 型番 名称 個数 単価
フジックス REV1225 トグルスイッチON-OFF-ON 1 440
フジックス E-21 ダブル配線コード赤/黒 6m 1 400
フジックス A-5 250型平型端子 4セット入 1 160
フジックス A-26 250型ハウジングセット 2極 1 160

ダミースイッチの加工
@ インパネよりダミースイッチの取り外し
まず、運転席側のカバーを外します。そして、ハンドル右側のインパネを後ろからちょっと強く押し出します。すると、インパネが外れるので、その一番左についている、ダミースイッチを取り外します。
Sorry No Photo !!
A ダミースイッチの加工
トグルスイッチが取り付けできるようにダミースイッチの裏側をニッパー等で切断します。その後、スイッチを通す穴を開けます。ハンダゴテがあれば、溶かして穴を開けると楽だと思います。最後に、トグルスイッチを通します。
Sorry No Photo !!

配線コードの作成
@ 配線コード加工
配線コードを大体50cmほどのものを2本作ります。その2本には反対側接続用とクラッチ側接続用と言う名前をつけます。本体側接続用の黒にクラッチ側接続用の赤を接続(ハンダ付け)します。
A 配線コード先端加工
配線コードの右側がトグルスイッチの接続部分となります。したがってこちら側に250型平型端子メスを取り付けます。
B 配線コード先端加工2
本体側・クラッチ側の接続部にハウジングを取り付けます。この時、取り付けるパーツを間違えないように注意して下さい。

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取付指南
早速取り付けとなる訳ですが、まず配線図を元に接続を確認下さい。
@ 配線図の確認
もう既に取り付けるだけになっているのですが、一度ここで配線図を確認します。
A ダミースイッチの取り付け
トグルスイッチを取り付けしたダミースイッチをインパネに取り付けします。
Sorry No Photo !!
B 配線コードをハウジングに取り付け
クラッチ上部にあるハウジング部を外し、その間にクラッチスターと作成したキャンセラーを取り付けます。その後、インパネのところまで配線を廻しておきます。
Sorry No Photo !!
C コネクタの接続
作成したクラッチスタートキャンセラーをトグルスイッチに接続します。ここで、インパネに各種コネクタを同様に接続します。
Sorry No Photo !!
D インパネとカバーを元に戻す
インパネとカバーを取り付けして作業は完了です。
Sorry No Photo !!
E 動作確認
まず、もともとのクラッチスタートが可能か試します。スイッチは上方へ入れます。コレで問題が無ければ、下方へ入れます。接続が正しければ、クラッチを切らずにエンジンがかかる筈です。

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キャンセラーの仕組み
クラッチスタートキャンセラーの仕組みについて説明します。そもそものクラッチスタートシステムとは、クラッチを切る事により、スイッチが繋がりセルが回ると言うものです。つまり、通電すればセルが回ると言うことになります。そこで、キャンセラーはトグルスイッチのON-OFFによりクラッチスタート設定、クラッチスタートキャンセル設定の2種類を選べるようにしております。結線の図を以下に記します。ちなみにOFF位置(スイッチが真ん中)の場合はニュートラルと一緒でエンジンがかかりません。
下方へスイッチをONにすることで上から数え、@とAの線が通電します。コレにより、クラッチがキャンセルされます。 上方へスイッチをONにすることで上から数え、AとBの線が通電します。コレにより、クラッチスタートとなります。

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