for ACTY Last Up Date 2003/10/23

|クラッチスタートキャンセラー写真|キット作成|取付指南|失敗談|

クラッチスタートキャンセラー写真
自作ですので、型番がありません。

キット作成
キャンセラーは取り付け自体、時間はかからないものの、キットの作成に多少時間がかかります。おおよそ2時間と言ったところでしょうか。そんな訳で、キット作成手順を紹介します。まず、キット作成に当たり、配線を頭に入れないといけません。と言っても、そんなに難しいことはありません。と、言うわけで、時間に余裕がある人はとっとと作っちゃって自分の車に付けちゃいましょう♪

で、肝心の必要パーツですが右表の通りとなっております。
準備したパーツ

メーカー 型番 名称 個数 単価
フジックス REV1225 トグルスイッチON-OFF-ON 1 440
フジックス E-21 ダブル配線コード赤/黒 6m 1 400
フジックス A-5 250型平型端子 4セット入 1 160
フジックス ハウジングセット 2 170

ダミースイッチの加工
@ インパネよりダミースイッチの取り外し
まず、運転席側のカバーを外します。そして、ハンドル右側のインパネを後ろからちょっと強く押し出します。すると、インパネが外れるので、その一番左についている、ダミースイッチを取り外します。
Sorry No Photo !!
A ダミースイッチの加工
トグルスイッチが取り付けできるようにダミースイッチの裏側をニッパー等で切断します。その後、スイッチを通す穴を開けます。ハンダゴテがあれば、溶かして穴を開けると楽だと思います。最後に、トグルスイッチを通します。

配線コードの作成
@ 配線コード加工
配線コードを大体50cmほどのものを2本作ります。その2本には反対側接続用とクラッチ側接続用と言う名前をつけます。本体側接続用の赤にクラッチ側接続用の黒を接続(ハンダ付け)します。
A 配線コード先端加工
配線コードの右側がトグルスイッチの接続部分となります。したがってこちら側に250型平型端子メスを取り付けます。
B 配線コード先端加工2
本体側・クラッチ側の接続部にハウジングを取り付けます。この時、取り付けるパーツを間違えないように注意して下さい。

取付指南
早速取り付けとなる訳ですが、まず配線図を元に接続を確認下さい。
@ 配線図の確認
もう既に取り付けるだけになっているのですが、一度ここで配線図を確認します。
A コネクタ加工
クラッチ上部のハウジングの黄色のコネクタを外します。本体側のコネクタを少量の長さを残し、切断します。切断した後にキャンセラーで使用しているコネクタを付けます。
B キャンセラーにコネクタ取り付け
キャンセラー本体側のコネクタにAで外した黄色のコネクタを取付します。取付部にはもちろんハウジングを付けて。完成図は写真の通りです。
C キャンセラー引き回し
写真のキャンセラーをダミースイッチの所からクラッチ上部まで引き回します。
Sorry No Photo !!
D 配線コードをハウジングに取り付け
クラッチ上部にあるハウジング部を外します。写真の通り、クラッチ側のコネクタと本体側、加工後のコネクタとの間に作成したキャンセラーを取り付けます。
E コネクタの接続
キャンセラーをトグルスイッチに接続します。
Sorry No Photo !!
F ダミースイッチを元に戻す
元の位置へパコッ!っとはめ込みます。
Sorry No Photo !!
G 動作確認
まず、もともとのクラッチスタートが可能か試します。スイッチは上方へ入れます。コレで問題が無ければ、下方へ入れます。接続が正しければ、クラッチを切らずにエンジンがかかる筈です。
Sorry No Photo !!

失敗談
レガシィで味をしめ、他の車でもと思い、手掛けたこのACTY用クラッチスタートキャンセラー。残念ながら、一発で始動ならず…。ムム…。そもそも配線図も無しに、このコネクタだろう?と推測でコネクタを発見。これはレガシィとほぼ同様、クラッチ機構の付近に黄色のコネクタがある。そのコネクタより伸びている線が、クラッチスタートの配線であることは分かった。ところが、レガシィの配線と同様にキャンセラーを組んだ物が動作しない…。なぜ?
原因追求の為、まず、線が死んでるか確認する為、ループの配線を作り、それで始動できるかチェック。これは問題なし。では、次なる原因は?ん〜、回路が完成してるんだから、問題は…。
そう、問題は配線の「色」である。な・なんと、レガシィとは、全く逆。つまり先端を入れ替えてやると…キュウキュルキュル…
「ブゥ〜〜〜ン!」。あ、そう言うことなのね…。そんな訳で出来たのが右の図(--;
これで動作OK。上の取付指南では、既にこの失敗を踏まえた配線図を紹介しております。こちらの完成図はあくまで、失敗作なので、参考にしないように…。
ただ、配線間違えを起こした場合、参考には、なるかな?!

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