<食事> 食べきる力は、やりきる力につながります。食べる意欲は、生きる意欲へとつながります。給食は、野菜中心の献立です。緑の野菜をたくさん使い、旬のもの、低農薬で産地直送で、と心がけています。調味料にもこだわり、天塩や粗製糖、圧縮絞りの油や手前味噌などを使い、化学調味料は一切使っていません。野菜の苦手な子には、一番に野菜から食べ始めるように声をかけています。午前中たくさん遊び、お腹がペコペコになると、苦手な野菜もあっという間にたいらげます。1,2歳児は、そしゃく、煮野菜、たんぱく質、ごはん、果物というようなフルコースにしています。
<自然の中で遊ぶこと>★
五感を使い切る遊び(触覚、聴覚、視覚、嗅覚、味覚) ★ ヤッターという達成感を味わえる遊び ★ その年齢を充実して過ごせる遊び
【どろんこ遊び】
登園すると「わっ!!どこから入れば・・・」と叫びたくなるほど園庭は水浸しでドロドロです。そんな大人の思いとよそに水遊びする1,2歳児たち。大きなどろプールで、パンツまでどろ色に染めて飛び込む3,4歳児。赤土の山の上からどろの滑り台の順番待ちをする年長児。スコップで穴を掘り、バケツで水を運び、身体全体の力を使い切ります。水やどろの刺激が感覚器官を発達させ、自律神経がたくましく育ちます。 【やまのぼり】
呉羽丘陵は我が園の庭のつづき。山の斜面を四つばいで登る1,2歳児。頂上では大人がおいしい水ときゅうりを持って「オーイ!」と励まします。足の指と腕の力をいっぱい使い、登りきったときの満足げな顔。4,5歳児は一番したから頂上を抜け、呉羽少年自然の家までの道のりは覚えていて「この辺に柿があるぞ」「ここはワラビがたくさんのところだ」と収穫物も見逃しません。年長になると、来拝山に挑戦します。険しい山道を登りきったときの爽快感、達成感はのちの活動に積極的に取り組める力になります。 【海あそび】
我が園は本当に地理に恵まれており、海にも近い。4月半ばからもう海に出かけます。その頃からパンツ一つで海に入り、夏の頃には、ずいぶん泳ぎもうまくなり、潜ったり堤防から飛び込むようになります。まさしく水を得た魚のように、どの子もいきいきとしてきます。 <リズム>
ピアノの音に合わせて走ったり、跳んだり、転がったり、子どもたちの大好きな時間です。楽しみながら子どもたちが、体のすみずみまで気持ちよく動かしきることは、体のたくましさやしなやかさを育てると共に心の育ちにもつながっていきます。 <歌>
いつも子どもたちが歌っている歌は、「さくら・さくらんぼの歌とリズム」という本に載っています。これらの歌は、子ども自身が活躍していたり、お母さんが待っていてくれる暖かさを歌った歌だったりします。曲のリズムを見ると、4分の4拍子から4分の3拍子に変わり、また4分の4拍子に戻ったり、つまり、子どもたちは、ボーっとしていては歌えないので、全身で音をつかみながら歌います。音楽には、子どもを生き生きと豊にする力があります。そんな歌を選んで歌っています。 <絵>
子どもたちの絵は、自己表現の一つです。偽りのない、今の自分の心を表現します。だから、楽しいときには楽しい絵を描くし、ムシャクシャしているときには、塗りつぶしたり、悲しいときには、泣いた顔を描いたりします。そんな絵をみながら、大人はその子の心の中を察します。絵は保育や子育てを見直す大事な資料にもなります。描きたいときに、好きなだけ描けるような配慮をしています。 <おはなし>
自分が体験したことを、絵本の中でもう一度体験することで、その活動が子どもの心の中でより豊かになっていきます。主人公が活躍する本、楽しいもの、いろいろなものの見方ができる本を選んで読んでいます。 <交流保育>
年少年中は園内でのお泊り保育。年長になると県外に出かけ、さくらんぼ保育の姉妹園との交流のお泊り保育もしています。「かわいい子には旅をさせろ」と言いますが、親から離れ、たくさんの仲間や保育士たちに出会い、いろいろな刺激を受け、共に活動し、達成感を味わう中で、よりたくましく成長して帰ってきます。 *子どもの文化*
テレビ、ビデオ、テレビゲーム、キャラクターグッズ等、子どもたちの視覚と聴覚を過剰に興奮させるようなものが、子どもたちの育ちを、知らず知らずのうちに、むしばんでいることは、あまり知られていません。単に、喜ぶからということでなく、木、布、紙等子どもが自分で想像し、工夫し、形を変えていける自然素材の玩具を選んで遊ぶようにしています。
また、劇やコンサートなど本物に触れることが、子どもたちの感性を育てていくことにつながっていきます。 |