Vol.674 24.Apr.2015

フイルムスキャナー テプラをネットワークで使う

F フイルムスキャナー

by fjk

 Xpマシンで古いフイルムのネガをフイルムスキャナー(DIMAGE Scan Dual 3)で取り込んでいたが、母艦のXpマシンの調子が悪くなり、Win7マシンへ変更することになった。フラットベットスキャナーでもフイルムスキャンが出来るが、専用のフイルムスキャナーがあるので、win7マシンでも使う事にした。しばらく使っていなかったのでCDやマニュアルが見つからず、コニカミノルタのホームページからソフト(Dd3100i.exe)をダウンロードした。機種が古いのでXpまでしか動作が保証されていないが、とりあえずwin7マシンに(administrator権限で)インストールを行った。
 インストールが正常に完了したようなので、スキャンユーティリティであるDS_DUAL3を起動してみると、「スキャナードライバーが見つからない」とエラーが出る。「デバイスとプリンター」でデバイスを見ると、スキャナーには”!”マークが付き、「使用不可」となっている。
 このような事例が無いか、ネットで調べて見ると、フイルムもデジタルも楽しもう〜windows7でコニミノのフイルムスキャナーを使うで同様の事例と対策が紹介されていた。以下、この記事に従って行った対策手法は

@windows7用インストール情報ファイル(kmscan.inf)をダウンロード。
A「デバイスマネージャー」でDIMAGE_Scan3アイコンをクリックし、「ドライバーの更新」を実行する。
Bドライバーソフトとしてkmscan.infを指定して「次へ」をクリック。
C「ソフトを削除します」と出るが「次へ」をクリック。
D「警告」が出る場合があるが、無視して「次へ」をクリック。
Eしばらくすると「ドライバーのインストールが完了しました」と出る(この時点ではドライバーのみインストールされている。デバイスでスキャナーが正常に動作していることを確認)
F再起動後、再びスキャナーのセットアップソフトをインストール。
G「インストールが完了」と出たら、DS_DUAL3が正常に起動できました。
H起動時には、スキャンユニットのセットアップの指示(「トレイの取り出し・・」)が出るので画面の指示に従う。

ということで、win7(X64)で正常にDimageScan3が使えるようになりましたが、久しぶりに使ったので、トレーの出し入れ(セットの仕方)やフタの開け閉め(半分だけ閉める)など忘れていることが多く(解像度、ポジネガ選択、カラー補正など)、フイルムの取り込みが綺麗に出来るまでに、時間がかかりました。また、インデックススキャンは1枚目で止まってしまいます(このスキャナーの問題?それともソフトの問題?)が、プレビューを使うと正常に取り込めました。

【PS】 その後、DIMAGEでもインデックススキャンが出来ましたが、写真の取り込み時に途中で止まるなど動作が不安定です。どうもメカが悪そうです。そこで、新たにコストパフォーマンスと読取精度が高いと人気のフラットベットスキャナーGT-X830C6(EPSON、C6はジョーシン特別セール品)を購入し、写真取り込みを行ったところ、うまく取り込む事が出来ました。


T テプラをネットワークで使う

by fjk

 ラベルの作成にはTEPRA_3500PとNAMELAND_KL-E11を使っているが、インデックスやケーブルラベルを作るには専用テープがあるTEPRAが便利である。自宅ではTEPRAを占有できるが、職場で使うとなると、誰でも使える環境が必要で、この場合はネットワーク印刷が使われる。そこで、TEPRAをネットワークで使えるようにした手順を以下に述べる。
 なお、TEPRAの最新ソフトのバージョンはSPC10だが、古い3500Pを使う時はテープとしてインデックス用テープなどがリストから選択できるSPC9がベター。

<サーバーの設定>
@サーバーとするパソコンにTEPRAの(ドライバーを含む)ソフトをインストールする。
Aサーバー画面の指示に従いUSBでTEPRAを接続するとローカルプリンタとして登録される。
B追加したプリンタのプロパティを開き、「このプリンタを共有する」にチェック。
※サーバーとクライアントのOSが異なる場合、クライアント用のドライバーのインストールも必要となる場合があります。
<クライアントの設定>
@クライアントにTEPRAのソフトをインストールします。
A「TEPRAを接続するよう」画面に表示されたら、ローカルでもTEPRAを使うには、TEPRAをUSB接続します。ネットワークのみ接続する場合は、ここでのドライバーのインストールは必要ありません。
Bネットワークアイコンをクリックして、ネット上にあるTEPRAのサーバーパソコンを選び、さらに共有されたTEPRAプリンタアイコンをダブルクリックすると、ネットワークドライバーがクライアントにインストールされます。
C「PCラベルシステム」ソフトを起動後、機種として「ネットワークプリンタ」を選択し、印刷を実行すると、印刷が開始されます。

TEPRA3500Pとテープ ケーブルラベル ラベルインデックス 時刻表に付けてみると


フイルムスキャナー テプラをネットワークで使う