Vol.729 10.Nov.2017

Python ラズベリーパイ

P Python

by fjk

ラズベリーパイの標準言語は「Python」です。Pythonはコンパイルせずにそのまま実行できるスクリプト言語で、繰り返しなどブロックをインデントで表すなど、視覚的に見やすい構造となっており、ライブラリも多数準備されています。pythonの主な特徴は、

@文法がシンプル(必要最低限しか)準備されていない)
A専門分野での実績が1位(YoutubeやAI、DeepLearning等に利用されている)
B自由に使用でき商用利用も可能(オープンソース)ライセンス)
BWindows、Linux、Macなど多くのOSで使用可能

ドキュメントやソフトの入手先はこちら。日本語のページはこちらなどを参考に。


R ラズベリーパイ 〜初めてのラズパイ〜

by fjk

ラズベリーパイ(RaspberryPi、以後ラズパイ)とは「小さなパソコン」で、WiFiやBluetoothなどのネット環境やHDMI出力など、よく使っているパソコンとほとんど変わらない。さらに、ラズパイはセンサーやモーターなどの電子機器と直接接続できる入出力端子を持っています。これらの端子とネット環境を利用するとIoTを簡単に実現できます。OSとしてはLinuxをベースとするRaspbianがよく使われています。

<準備するもの>
@RazberyPi3(2からBluetoothが追加された)
AmicroSDカード(8Gb以上)、必要であればSDFormatter、SDカードライター。
BOS(Noobs、https://www.raspberrypi.org/downloads/ など)
C電源(5V、2.5A以上、電源供給用USBケーブル)
D接続ケーブル、LANケーブル(有線LAN接続用)
EHDMI入力モニタ(HDMIケーブル)
FUSBマウス、USBキーボード

 SDカードの容量が正しく表示されない場合はSDカードがパーティションに区切られている可能性があり、パーティションの管理まで出来るEaseUS_PartitionMasterが便利だが、このソフトはシステムに係わる情報を書き換えるので、使い方を間違えると致命的なエラーとなるので注意が必要。

<OSの入手>
 ラズパイ公式サイトのダウンロードページには、「NOOBS」と「RASPBIAN」の2種類が用意され、「NOOBS」はインストーラー型で、SDカードにファイルをそのままコピーし、ラズパイの初期起動時にインストールを行います。「RASPBIAN」はOSのイメージファイルで、SDカードに書込時には専用の書込みソフトが必要ですが、ラズパイにセットするだけでRaspbianを使用できます。

<Noobsによるインストール>
@ラズベリパイで使用するSDカードをカードライターに差し込む。
Aダウンロードしたnoobsはzipファイルなので、これを解凍する。
B解凍したファイルの全てをSDカードにコピーする。
Cデバイスの取り出しでSDカードを取り出し、ラズベリーパイに差し込む。
Dラズベリーパイの電源を入れると、インストール作業が開始される。
EOSの選択画面では「Raspberian」を選択する。 最初は英語のままでインストールし、インストール後に「地域・言語設定」で日本語化します。日本語のフォントはインストール後に
  sudo apt-get update
で最新状態に更新すると、インストールされます(LAN接続が必要)。タイムゾーンやキーボードなどの環境の設定も必要であれば行う。また、パスワードも独自のパスワードに変更しておくのが望ましい。

なお、RasberyPiの参考書として「ラズベリーパイ超入門(改訂第3版)」、およびDevicePlusの「IT女史のラズベリーパイ入門奮闘記」を参考にさせて頂いた。

NOOBSのダウンロードページ ケーブルを繋いだラズパイ3 インストールOSの選択画面
インストールが成功 起動画面(メニューは日本語) ネットも使えました



Python ラズベリーパイ