※「VNCで所有者がrootの設定ファイルなどをleafpadで編集したい」
VNCでleafpadで編集したrootの環境設定ファイルは一般ユーザモードではセーブすることが出来ないが、leafpadをrootモードで使いたいことがある(テキストモードではsudoを使うとrootモードで実行できる)。しかしtightvncではleafpadをrootモードで起動できないので、この場合、コマンドに特殊アクセス権を付加することで可能となる。
通常のアクセス権(パーミッション)は、r(読み込み)、w(書き込み)、x(実行)、X、s、t、u、g、oがある。
パーミッション”s”はsuid(set user idの略)と呼ばれ、コマンドファイル等に設定すると、各ファイルにアクセスする際に、そのコマンドの所有者のアクセス権限となる。すなわち、所有者がrootのコマンドにsuidを設定すると、そのコマンドを誰でもroot権限で実行できるようになる。この機能を使うとleafpadをtightVNCでrootモードで使いことが出来る。
ただし、suidの設定はセキュリティが著しく弱くなるので、一時的に使用し、使用後は解除しておくこと。
Name=LeafPadsu |
Exec=Leafpadsu %f |
この他、unix系OS標準エディタのviを機能強化したVim(ヴィム)などもあるが、ラズパイでは上記のエディッタが標準でよく使われている。
manコマンド実行例 | nanoエデッタ画面 |
leafpad画面 | leafpadsuをメニューに登録 |
スマホ(Arrows-M01)のテザリング機能を使ってパソコン(Win7、BTカード付きRX1でテスト)をインターネットに接続することが出来るが、その方法には以下の3種類の方法がある。
テザリング | 通信速度 | 設定 | 電池消費 | そ の 他 |
WiFi | 普通(無線) | 普通 | 多い | WiFi接続サービスが使えなくなる |
Bluetooth | 遅い(無線) | 普通 | 普通 | 無線接続で、WiFi接続サービスも使える |
USB | 速い(有線) | 簡単 | 少(充電) | 使えないスマホもある |
・ネットワークSSID | (例えば)M01_AP |
・セキュリティ | WPA2PSK |
・パスワード | ・・・・(8文字以上、外部からアクセス時に必要) |
アクセス条件 セット |
WiFiテザリング をON |
パソコンでパスワードを入力 |
使えるBluetoothは・・ | パソコンに表示された確認番号 | スマホで確認番号を入力 |
パソコンとスマホがBTで繋がった | BTテザリングをONにする |
スマホとパソコンを USBケーブルで繋ぐ |
USBテザリングを ONにする |
3種類のいずれの方法でも インターネットに繋がった |