GRIDON_MAMAがお送りする、女湯の秘密(といっても、怪しい情報じゃないよ)

 銭湯って、広くてたっぷりお湯が使えて気持ち良いですね。私は、結婚してからダンナに連れられて銭湯へ行くようになりました。
銭湯初心者のGRIDON_MAMAが、女性から見た女湯の実態(?)をレポートしま〜す。
   

女湯の秘密 序章
  私は、育ちがいいもんで!? 生まれて今方、銭湯に行ったことは数えるほどしかなかったんです。家のボイラーの調子が悪い時とか、冬にあんまりに寒いときとか..。知らない人と一緒にお風呂に入るのって何だか恥ずかしくありません?
  それなのに、ウチのダンナが銭湯好きなもんで、結婚してからは、よく行くようになりました。今では子供も生まれて(娘なんですけど)、子供と一緒に入るのが結構楽しかったりするんです。でも、あんまり慣れていない銭湯はやっぱり今でも入りにくいなあ。

女湯の秘密 9
 このコーナーの担当が私だということをすっかり忘れていて、ダンナから「そろそろ、ネタ仕入れてよ。」と言われ、最近の銭湯での出来事を思い出しながら書いています。
 更新をさぼっている間に娘も3歳になり、銭湯へ行っても2回に1回はダンナと入ってくれるようになったんです。私と入るときは、銭湯の中を走り回ったり湯舟に入るのを嫌がったりと大変なんですが、ダンナと入るとちゃーんとダンナの言うことをきくらしいんです。「○ちゃん、走り回って大変だったでしょ。」とダンナにきくと、「全然。オレの背中を洗うのを教えてやった。」とニヤリ。どうしてかなぁ?こんなにかわいがってるのに・・・・。娘に聞いてみると、湯上がりにジュースを買ってくれるとパパが約束したとのこと。なーんだ、モノで釣ってたのか。ニンジンぶら下げりゃ馬も走るわな!ジュースで釣るダンナもダンナだけど、80円のジュースで釣られる娘も娘だと少々あきれてしまった私でした。

女湯の秘密 8
 髪の毛が長くなって、娘の髪が風呂上がりになかなか乾かなくなったんで、つい自分で切ってやろうと、前髪を揃えてあげたんです。自分ではなかなかのできだ!こんなガキンチョにお金と時間をとられてたなんて・・。よーし、これからは自分で・・・。それが間違いの元でした。
 銭湯へ行って娘の髪を洗っていると、「かわいいぼうやねえ。いくちゅ?」って、隣のおばちゃんが話しかけてきたんです。よく男の子に間違われる我が娘とはいえ、前髪をそろえてやったばかりの時に言われてしまって、内心かなり動揺してしまいました。帰ってからダンナにその話をすると、「オレもそう思ってたけど、お前があんまり自信ありげだったから、つい言いそびれた。」なんて言われちゃって、さらにショック!! 次の日に急いでいつもの美容院で娘の髪を整えてもらいました。もう2度と自分では切らないぞ!と誓ったGRIDON_MAMAでした。

女湯の秘密 7
 私が最近よく行く銭湯は、番台があるんです。いつもはお店のおばちゃんが座っていて、結構仲良しになっているんですが。先日、おばちゃんが風邪をひいたらしく、息子さんが代打で番台にいたんです。年の頃からいって、20代後半から30代前半ぐらいかな。その時も娘と一緒だったんですけど、何だか気恥ずかしくて番台の死角で服を脱いでいたんです。
 娘をはじめに裸んぼにしてから、さて次は私も・・・と、思った瞬間、広い脱衣所に喜んだ我が子は、脱衣所で大運動会!!死角も何もあったもんじゃなかったんです。
 ええいっ!見られて減るもんじゃなし!母は強しじゃぁ〜 結局、堂々と洗い場に入った私たちでした。でも、周りの人からは笑われるし、別の意味ではずかしかったわ。

女湯の秘密 6
 女湯には、「流し合い」という美しき(悪しき?!)伝統が、脈々と伝わっているのをご存じですか?知り合い・家族はもちろん、身ず知らずの人同士までもが、お互いの背中を洗いっこするんです。私が銭湯に通い始めて間もない頃、偶然隣に座ったおばちゃんから、いろいろ話し掛けられて、結局「流し合い」をしたんですが、このときはただうざったいだけだったんです。
 でも、だんだん顔見知りになってくると、子育て情報やら、ちょっとした家庭生活の知恵なんかを教えてもらえるようになったんです。これが結構、役に立ったりするんですよね。だから、「流し合い」も悪くないなあと思う今日この頃です。
 でも、しつこいヨメのグチは、NGだけどネ。

女湯の秘密 5
 銭湯は、広くてお湯もたっぷり使えてとっても快適なんだけど、女性は行けない日があるから辛いんですよね。内風呂なら人に迷惑がかからないからいいんだけど。ダンナの話によると、昔は各家庭に内風呂がなくって、み〜んな銭湯通いだったらしい(この部落がだけど)んだけど、女の人はどうしてたんだろう?お義母さんに聞いてみると、その間は盥や桶にお湯を張って、体をタオルで丹念に拭いたらしいんです。夏場なら行水するとか。今の時代じゃ考えられないなあ。
 でも、うちのダンナは、時間がないときには、流し台で頭を洗ったりしているから、あながちウソじゃなかったりして...。シャワー使えばいいのに。

女湯の秘密 4
  子供が生まれる前は、全然気にならなかったんだけど、女湯にはベビーベッドがある銭湯が多いですよね。しかし!そのつくりに問題がひそんでいたのだぁ〜。あれって、完全に赤ちゃん用だと思いません?子供が寝返りがうてるようになったら、危なっかしくって、目を離せないんです。まわりの柵からおちるんじゃないかとハラハラ..ゆっくり着替えもできないのだ。
 ハイハイするようになったらもう使わないし...。中途半端だなあと思っているうちに、我が家の娘もベビーベッドを卒業しちゃいました。めでたし、めでたし。

女湯の秘密 3
  子供が生まれる前は、銭湯好きなダンナと結構いろんな銭湯に入りに行ったんですが、最近は近場の、子供とゆっくり入浴できるお店に通うようになりました。ダンナは不満らしいけど。
  家でなら、ダンナが子供を入浴させて私が体を拭いて服を着替えさせて..と分担できるけど、銭湯じゃそうはいかないんですよね。結局、私が全部しなくっちゃならないんで、結構重労働なんです。その上、子供がまだちっちゃいから、自分が体を洗う時にその辺で遊ばせて..なんてこともできないんで、満足に自分の体も洗えなかったりして。
  まあ、銭湯は気分転換みたいなもんだと割り切っています。

女湯の秘密 2
  もうこの年になると、(もうすぐ三十路(T_T)!)恥ずかしいとはあんまり思わなくなりましたが、10代の頃って銭湯や温泉に入るのが恥ずかしくて嫌だったんですよね。結構、人の目が気になったりして。実際は誰も気にしてないのにね。タオルを胸から垂らして入るのはもちろん、温泉の露天風呂では水着なんかも着ちゃったりして。ダンナに言わせると、それはと〜っても邪道なことらしいですヨ。
  だから、最近銭湯で体をタオルで隠して入ってくる若い人を見ると、若いなあと思うわけです。そして、「今にあんたもオバサンになるんじゃ〜」と内心でやっかんだりもするんです。こんなこと考えるなんて、年とったなあって感じる今日この頃でした。

女湯の秘密 1
  私が結婚して初めて行った銭湯は、駐車場の広〜い銭湯でした。ダンナに言わせるところの郊外型レジャー銭湯、某N湯でした。はじめはどこに何があるのか分からなくて戸惑ったけど、たっぷりお湯が使えて足を伸ばして入る浴槽に結構満足していたんです。地元の銭湯じゃないから、顔見知りもいないし...。
 だけど、何度か通っているうちに気付いたんですよね。小さい子供連れのお母さんが結構いるって。小さい子は浅い湯舟に入るんだけど、やっぱり体が温まってホッとするんでしょうね、やってしまうんですよプルプルッと。幼児が多いときには、かぐわしい香が...。 それからは、深い浴槽ONLYになっちゃいました。