近年、新たに報恩講を興し直そうと、
報恩週間をもち、課題を掲げ、
「行事と法要で営む報恩講」をお勤めしています。
報 恩 講 興 し
それは、“わたし興し”であります。
台風23号により、境内や墓地の木が根もとから倒されました。
また、本堂をはじめ会館や蔵の建ちものの一部にも損害がでました。
ライブ三日前の出来事であり、大変焦りましたが、どうにか予定通り開演出来ました。
23日、天候にも恵まれての開演でした。ところが、ライブ後半に本堂が揺れ、
若林さんの演奏がとまりました。新潟県中越地震の発生でした。
被災された方々には、こころからお見舞い申し上げます。
水害、台風そして地震と、本年は多くの自然災害に見舞われています。
自然と共にある人間、という人間存在の初心が呼び戻されているようです。
ご命日の集い
24日、台風被害の影響もあってか、参加者は昨年を下まわりました。
しかし参加くださった方々は、お勤め・法話の後、沢山の仏具を黙々と力強く
しかも丁寧に磨き上げてくださいました。
また、本年度のお斎当番のご婦人方は、仏具磨きの疲れもみせずに、
その後、真摯な打合せを続けてくださいました。
本年の当番は、西部金屋の寺島と金川原で7名、
砺波市の大窪と千保で13名の計20名のご婦人方です。
仏具磨きもお斎造りも、真宗仏法の仕事、仏事です。
準 備 会
31日、28名の役員・世話役の方々が参加してくださいました。
準備資料に基づき、2時間で全ての準備が整いました。
その後、2日からの法要打合せをいたしました。
阿弥陀さんに向かってのお参り・お勤めや、仏法を聴聞することのみが
仏事ではありません。阿弥陀さんに関わることに関わること全てが仏事です。
2日、役員物故者18名の追悼法要をお勤めいたしました。
参列くださったご遺族は11名。
18名は、当寺に住職に大きなお力を与えてくださった方々であります。
住職は、18名一人ひとりの人柄と教えていただいたことを語り、
感謝の気持ちを改めてご遺族に申し述べました。
その後、参列者一同で、本年度報恩講の開講式を執り行いました。
法 要