ド迫力のお好み焼き屋
食べ歩きでも紹介したお好み焼き屋さんとは
違う実に変わったお好み焼き屋さんに中学校時代に出会った
そのお店は富山には無い
隣の県石川の金沢市片町(石川一の繁華街)にあるのだが
いやはや未だに記憶に残っているほど強烈なお店だった
ぼてじゅう
という名前で、全国チェーンなので
名前くらいは聞いたことが有ると思う
もともと、悪友K&Kくんを誘って金沢まで
遊びに行こうというのがそもそもの始まりで
たまたま視界に入ったぼてじゅうでお昼食べようということになったのだった
まず、そのお店に入ると
い゛らっしゃーい
とドスの聞いた声で我々を出迎えてくれた
そして、その店員を見て驚いたのだが
全員や○ざではないかと
思えるほど
凄みのある店員が
五人ほどカウンターで
待ち構えていたのだ
完全にビビるつるぎとK&Kくん
そのお店はカウンターしかないので
嫌でも凄みの有る顔を見る羽目になる
そして、各客の前に一人の店員がつくのだ
店員が焼くので我々二人は黙って事の成り行きを
見守るしかない・・・
へい、お待ちっ
(めちゃドス利いた声!)
出来あがったお好み焼きを食する二人だが
焼けるような視線を感じる
店員がじ〜っとこっちを
睨み付けるようにして
我々の食する様子を
見ているのだ
まあ味はそんなに悪くなかったのだが
それどころじゃなかったのは言うまでも無い・・・
緊張を強いられるので一刻も早く外へ出たかった・・・
万が一、あのお店で食い逃げなんてしようものなら
スマキにして東京湾
っていうのもアリかもしれない・・・
もう15年以上も前の話なので
今あのお店はまだ存在しているのかは分からないが
どんな状況なのだろう
ちょっとだけ気になっていたりする・・・
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