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| 水稲作柄、富山は「やや良」 |
平成22年9月1日
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県内は、初期生育が遅れた影響で穂数は少ないものの、1穂当たりのもみ数が多くなり、1平方メートル当たりのもみ数は「平年並み」を見込む。もみの実入りを示す登熟は、稲穂が出る8月上旬以降が好天で推移しているため「やや良」とした。
ただ、ことしは記録的な猛暑が続き、同事務所は「今後も夜間の気温が下がらない状況が続くと、乳白米など高温障害の恐れがある」と指摘。今後の作柄への影響を注視している。病虫害は防除の徹底もあり少ない。
調査は県内270カ所の水田を調べ、もみ数などから収量を予測。次回は9月15日時点の作況指数を公表する。
■13道県「平年並み」
農林水産省が31日発表した2010年産水稲の作柄概況(8月15日現在)は、8月中旬に大半の稲の穂が出る早場地帯19道県のうち、新潟など7割近い13道県で「平年並み」となった。残りは富山など4県が「やや良」、秋田と鳥取の2県が「やや不良」だった。
5月下旬から6月上旬の低温の影響でやや生育が遅れたが、その後の好天などで持ち直した。農水省は今後も順調に推移するとみているが、猛暑で昼夜の気温差が縮小すると生育に影響が出る恐れもあるとしている。
山田正彦農相は31日の閣議後の記者会見で、「今のところはおおむね平年並みだが、暑さがどこまで続くか、台風の被害が出ないかなどの要素もある」と話した。
ただ、コメ価格は生産過剰を見越して既に下落傾向にあり、新潟県や宮崎県などで始まった10年産米の取引は安値で始まっている。政府は、生産調整(減反)を加入条件とする戸別所得補償制度で需給を引き締め、価格下落の抑制と農家の経営の安定を目指しており、政府の思惑通りになるかが焦点となる。
8月に収穫がほぼ終わった早期栽培地域(5県)の作況指数は、4月の田植え時期の日照不足が響き、徳島と高知が97、鹿児島が98で、いずれも「やや不良」。一方、宮崎は100、沖縄が101で「平年並み」。早場地帯に比べ、穂の出る時期が遅い遅場地帯(27都府県)の生育状況は、集中豪雨などによる日照不足から「平年並み」が19都府県、「やや不良」が8県に上った。