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歓喜の歌楽しみたい 文化部・広田 明 平成21年12月25日

 年末の風物詩となっているベートーベンの「交響曲第9番」コンサート。先日、富山市民芸術創造センターで開かれた合唱練習会を訪れた。オーケストラはいないが、「歓喜の歌」として親しまれるメロディーを耳にするだけでわくわくした。

 合唱団は、県合唱連盟加盟団体の有志と一般公募のメンバーで構成する。仕事が終わってから駆け付けたのか、練習の途中で何人もの人が加わった。好きなこととは言え、週2回の練習に参加するのは大変だろう。真剣な表情に圧倒されて、こちらも緊張して取材に臨んだ。

 「ひと昔前のオリンピックのように、出場できればよいというわけではない。質が問われるんですよ」。講師の言葉にうなずく団員たち。厳しい練習が質の高い合唱を支えていることをあらためて実感した。

 今年の「第九」はきょう25日に富山市のオーバード・ホールで開かれる。420人の大合唱団による「歓喜の歌」は、どう仕上がったのだろうか。生演奏の迫力を心と体でじっくり味わいたい。


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