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| ジャポニズムブーム再び 高岡支社・米谷 彰夫 | 平成21年12月30日 |
高岡市の鋳造メーカーが来年1月、フランスで開かれる世界最大規模のインテリア国際見本市に単独出展する。海外向け販売拡大の足掛かりにする考えという。会社案内パンフレットを英語入りに変えるなどし、出展経費も含めかなりの出費を強いられたと聞いた。取材中に「円高で輸出が最も不利な時期になぜ海外へ」と思い、社長に尋ねた。
「目標にされているから、絶対に追いつかれる訳にいかない」という答えが返ってきた。現代の生活に合った商品開発を進めるこのメーカーの取り組みに触発され、市内の若手経営者の中に新しい商品を開発しようという意気込みが生まれているという。
高岡は世界有数の金属加工産業集積地。高岡銅器は江戸時代末期から海外に目を向け、1960年代の万国博覧会などで高い評価を受けた。当時、ヨーロッパで沸き起こったジャポニズムブームの一翼を浮世絵とともに担ったそうだ。社長の思いや若手経営者の意気込みを原動力に、高岡生まれの製品が呼び起こすジャポニズムブームの再来を期待している。