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| 平成24年1月24日 |
「君のオフィスではどれくらいの人が働いているんだい?」。従業員数を尋ねたつもりが、「半分くらいかな」と返ってきた。冗談で済めばいいけれど、本当の会社だったら破産間違いなしだ。晴山陽一著『すごい言葉』に紹介されている
「オフィス」をわが国の「国会」に言い換えてみよう。衆院480人、参院242人と国民は答えようか、それとも…。先の臨時国会は法案成立率が34%にとどまった。衆参ねじれ状態の中、「政治とカネ」の問題や閣僚の失言が混乱に拍車を掛け、荒れた審議ばかりが目についた
きょう通常国会が召集される。国家公務員給与を減らす臨時特例法案をはじめ重要法案が積み残しになっている。最高裁で「違憲状態」と指摘された衆院の議員定数を見直す選挙制度改革も待ったなしだ。国会の先生方には大いに仕事をしてもらわなければ
いずれも野田首相が不退転の決意で臨むという消費税増税の前提で、自ら身を切る姿勢が問われている。実現しなければ国民に示しがつかない。ところが、給与削減の法案審議も、定数削減に向けた協議も道筋を見通せないらしい。消費税増税は、民主党内にも反対論がくすぶり続ける
国家財政の危機的な状況をみれば、政局に明け暮れている暇はなかろう。国が将来破産しないよう、真剣に憂う人がどれだけいるのか。国民は目を凝らそう。