2004/10/29(金)
 
『ウルトラマンネクサス』も見てます。

平成ウルトラマンのハマり度は『ガイア』、次に『コスモス』ですが、さてさて『ネクサス』は・・・。
おんや、主役が変身しない。2、3話目くらいに、あの謎の青年から変身ツールでも託されるのかと思いきや。なんて珍しい。
組織に所属している人がウルトラマンだったら、ウルトラマンとして戦っている間のことは「気絶してた」とか「通信不能だった」とか言い訳考えなきゃいけないけど、今回はそういう心配無し?

程よく引っ掛かるのは、イラストレーターとか呼ばれるあの人。自分の予想(予知?)が当たったら、それが誰かにとっての不幸であっても喜びを感じる人なのかな。
大勢の人を助けるために、少数を犠牲にするというのは、何となくわかります。
が、少数の人間が犠牲になっても構わないと思える人は、大勢の人が犠牲になっても別に痛みを感じないんじゃなかろうか・・・人の命を守るという方面の理由であの仕事やってるわけじゃなさそうだな。(こういう人が、精神的に追い詰められる出来事に遭遇して徐々に弱気になっていくネタとかは好きです。期待してるわけじゃないけど)

そして、ほんとはビーストにやられたのに谷底に落ちたとされたバスのことを考えると、ちょっと悲しい。
真実が伏せられていたら、谷底に落ちたのは運転手さんのわき見か居眠りかスピードの出し過ぎか、ってなことになるでしょう。同じ遺族でも、乗客の遺族とバスの運転手さんの遺族の立場は違ってくる。真実が伏せられているために、落ち度のない人に責任が被さって責められてしまうのは現実にもあることなんだけど、ひどいハナシだよな、とか思っちゃいます。自分や自分の大切な人が、そんな立場になったらどうしようと考えると恐怖します。

作品感想のつもりが、またピンポイントな感想で終始しちゃった・・・。
これでもおもしろいと思いながら見てるんです〜。
 



 
他サイトさんの掲示板へ、「画面が全体的に暗い」とか「初対面の人に対する、副隊長の女性の態度が嫌な感じ」なんて書き込みに行ってましたが、自分とこで感想を書き出したのは第4話まで見てからでした。

凪さんの孤門くんへの態度については、9月に観た劇場版『仮面ライダー剣』で「初対面の人に対して態度の悪い人たち」に嫌な印象を持っていたので、「ここでもか・・・」とやれやれな気分になってました。
 

>イラストレーターとか呼ばれるあの人。

・・・だって(笑)
誤解される狙いも含めて描かれたであろう吉良沢優ですが、私はさらに輪っかをかけて誤解してたみたいなフシがあります。

それにしても。初っ端の感想から、精神的に追い詰められネタを云々と言っていたとは…。うわぁ。信じらんない。
 
 

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