2004/12/11(土)
 
今日は、『ウルトラマンネクサス』で思ったコト。

リコさん・・・。
孤門くんの彼女として登場した以上、何かが起るとは思っていたけど、私の想像ではせいぜい「ビーストに殺されて、孤門くんが悲しんで、ビーストとの戦いの中で乗り越えて・・・」のような単純なものでした。
うーん、確かに、以前あった家族とのシーンが「いかにも絵に描いたような、理想的な家族の団欒」だったのがハナについていたんですが。娘の恋人の話をにこやかに聞く父親や、姉の恋人を尊敬するかのような口調で褒める弟とか、母親の態度だって何だかよそよそしい感じのする家族だったんで「リコさんは養女って設定か?」と思っていた(笑)それが、まー。そうだったのか。御見逸れしました。
家族と一緒にいる暖かな雰囲気のシーンからの暗転は、無気味ですごく良かった。おもしろい〜。

ウルトラマンに変身する人が主役ではないけれど、孤門くんを、ウルトラマンの戦いに対する「ただの傍観者」にしていない描き方がすごくいいし、孤門くんのモノローグにも脚本家さんのセンスを感じる。(なんて言えるほど私にセンスっちゅーもんが理解できるんか?)

そして、何度もあった「人間がビーストに襲われる」シーンが妙にリアルで、襲われる人に感情移入してしまって恐い・・・のがおもしろい・・・。

『ネクサス』は一話からHDDに録りっぱなしで、見たから消去するかそれともDVDにダビングして残しておくかと迷っていたけど、消去したら後で後悔するかもしれない気がしてきましたよ。

今後のイラストレーターくんについても、どんなふうにしてくれるかやっぱり期待してますし。
 



 
>消去したら後で後悔するかもしれない気がしてきましたよ。

でも、まさか、ここまで入れ込んでしまう作品になるとは、正直、思ってなかった・・・。
 
 

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