2005/1/31(月)
 
『ウルトラマンネクサス』

また3週分まとめての雑感。

登場人物が出揃って来ましたね。真実をひた隠す組織に対して、暴こうとする人がしっかり絡んできたのが嬉しい。

ピンポイントのお気に入りは、回想の中での姫矢くんの嘔吐シーン。
露骨に映しましたねー。何も喉を通らなくて水しか飲んでなさそうな。
以前から「姫矢くんとの間柄がそれほど深く無さそうなのに、新聞記者の女性が彼の夢の話を聞かされていたのは何故?」と疑問があったんですが、なるほど、こういう状況だったのかと納得。信頼して秘密を打ち明けたわけじゃなく、胸にしまっておけないことをその場にいた彼女に暴露したんだ。ジグソーパズルのピースがはまっていく感じ、やっぱ好きです。

姫矢くんと孤門くんが落ち着いて会話を交わすシーンも、良かった。イラストレーターくんのピーピング・トムぶりに、やはりいつか失脚ネタを見・・・←しつこい。

そして、孤門くんが本来の「ビーストと戦う理由」を取り戻してくれて良かった。

だんだん明らかにされていく謎。ほんとに今後の展開が楽しみ。
なのに「来週が待ち遠しい〜」とまでいかないのは、箸休め的なホッとするシーンがほとんど無いからでしょうか。リコさんの存在だって結局、孤門くんを苦しめるアイテムだったんだからなぁ。
 



 
前回のことがあってか、再び溜めずに毎週見るようになってますが、やはり感想は溜めて書いてます。

世の中にはあまりお上手ではない脚本のお話もたま〜にあるから、つい惑わされてしまったけれど…。
『ネクサス』では「…どゆこと?不自然な気がするよ…」と引っ掛かったシーンが、後でちゃんと筋が通る、ってことが何度もありました。

>ジグソーパズルのピースがはまっていく感じ、やっぱ好きです。

↑『仮面ライダー剣』最終話の感想の折り、お話の表現の仕方をジグソーパズルに例えたことがありました↓
 


 
2005/1/25(火)
 
そういえば、『剣』では、仮面ライダー同士が戦うシーン、そのシーンに持っていく為の登場人物たちのやり取りに不自然さを感じたもんです。ライダー同士のバトルが重要な要素だった『龍騎』は、そうなることが必然だったからいいのです。けれど『剣』では、「なんでそうなるの?」って引いてしまうことが多かったです。

『剣』のお話の表現の仕方をジグソーパズルに例えると・・・出来上がる絵には必要のないピースも混ぜて、パズルを組み立てる人を混乱させ、それを「謎」と感じさせるような、ちょっと「ずるいよ」と言いたくなるようなところがあったように思います。

私の理想の謎絡みのお話は、離れた場所に置くしかないピースを次々に与えられていても、いずれそれが繋がって、絵の一部になった時に「そうだったのか!」と驚けるようなものです。例え最後にピースが足りなくても、完成する絵の見当がちゃんとつくようなお話が好きです。いえ、足りないくらいがちょうどいいのかも。
『タイムレンジャー』はそんな感じだったと言えましょう。
 



 
『ネクサス』も、まさにそんな感じだったと言えましょう。
 
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