2005/3/5(土)
 
『ウルトラマンネクサス』
一気に6週分の雑感を。雑感だけに、乱文。いつものことか(-_-;

17話、18話
溝呂木&凪さん編。

孤門くんの問題がある意味解決して、次はこの二人にスポットライトが。
似た者同士で惹かれあったんだろうね。ホントにお互い、自分を曲げないところが似てる。でも、ビーストを殺す理由に違いあり。
出発点の違う直線同士が交じわれるのは一回だけ、その後はただただ離れていくだけなのだ。凪さん、あいかわらず苦手な人だけど、ドッグタグを投げるところ、かっこよかった〜!!
ダークメフィストが後ろに現われても、ずいっと顔を近付けてきても、動じない溝呂木さんもかっこよかった!この人も苦手だが(笑)

もともと変身しない主人公の孤門くん。その上、他の主要人物に比べて「業」というかドラマ性が薄くなってしまいました。ただの傍観者になってしまわないことを祈る。

19話、20話
ファインダーの向こうは、真実という名の別世界編。(カメラマンって人種は、ホントにもう)

うわ〜・・・。おもしろい、おもしろい、おもしろい!何って、根来さんにビーストの写真が渡るまでの流れが!
冒頭のビーストに襲われる人たちから始まり、登場人物の配置に無駄が無い!なんて美しい構成。
偶然が重なりすぎる展開は私はダメなんだけど、必然のパーセンテージが高い偶然なら全然おっけー。

根来さん、ラーメン、せめて一口くらい食べてから飛び出してよ。作った人がかわいそう〜。

ほんの短いやり取りなのに、保呂草さん(この人も変わった名だな)たちの現状がよくわかって、すごく入り込めた。そして、彼の焦りや気持ちの昂りに感情移入させるだけさせておいて、絶頂の状態の彼をビーストにかぷっとやらせるこの残酷さ。カミカミしてるよ〜。怖い〜。こんなん仕事に行く前に見られるかっての。さわやかな朝に放送する番組か〜?録画したのを夜見て正解。はー、おもしろかった。

ホッとするシーンがなくて、イマイチ引いて見ている『ネクサス』だけど、今回は七夏ちゃんに暖かなものを感じました。具体的な記憶は消されても、想いは潜在意識下に染み込んでいたんだね。無意識の内にその想いを守り抜いた、とでもいうか。(好きだよな〜、こーゆー解釈するの(^-^;)

そういや、孤門くん。イラストレーターの作戦の説明中、横槍入れちゃいけません。ビミョーな微笑みでムッとしてたよ〜(笑)

イラストレーターくん、最近、ミスが多いよぉ。ビーストの能力が予想を上回ってるとはいえ、それを予想するのがきみの仕事でしょぉ。あんまりミスると信用無くして、誰も指示についてこなくなるよ〜。へへへ。いや、そういう展開を期待してるわけでは。(←まだ言うか)

和倉隊長が惑い出しました。孤門くんが確かなものを得て、しっかりした顔つきになってきたのと対象的に。
姫矢くんの「あなた方の組織を信用していない」に触発されたのかな。命令に疑問があっても考えないようにしてきた分、命令の中に知らされなかった事実があったことにモヤっときたのかな。最初の頃より、人間味が感じられるようになりました♪この人は好きだなv

「大事なのは人間そのものでなく、人間の集団が作り上げているシステム」だとでも言いたげな、味方側の組織。こんなんに守られてる何も知らない人々。誰もが「犠牲になる少数」になる可能性があるんだから、誰ひとり守られていないも同然じゃん。

21話、22話
ウルトラマンの力は誰が為にあるのか編。

姫矢くん、調べられてます。ああ、シオンでこういうシーンが見(以下略)

松永さんの感情を出した言動、なんだか新鮮。本編とは関係無いんだけど、私はこの役者さんの風貌に「無気味なことを企んでいる宇宙人」「どろっと溶けて死ぬ」みたいな気持ちの悪いイメージを持ってて、なんだか好きなんです。覚えていないだけで、そういう役柄で見たことあるのかなぁ。

イラストレーターくん、姫矢くんのことをもっと見下した態度で接するかと思ってましたが、意外にふつー。へぇ。
以前、孤門くんが攻撃命令に対して「彼は味方です」と言った時、「だからだよ」とつぶやいたのがすごく引っ掛かっているんだけど、イラストレーターはウルトラマンをどうしたいのだろう?

それにしても、組織内でてんでに化かし合いをしてませんか。気持ちはひとつの宇宙警察を見習おうよ(笑)

恵さんのほやっとした顔を見てると、森山ホナミちゃんを思い出してしまいます。溝呂木の魔の手が迫る〜。

姫矢くんの身体はどうなる!?話の途中で孤門くんがウルトラマンに変身するような展開になったら、私はものすごく驚くだろうな。ここまで来てまさかねぇ。

この先のみんなの動向が気になるものの、一番気になるのが根来さんと世界UFO研究所の面々!
真実を暴露しようとする側の人間も徒党を組み出しました。これからもメモリーポリスとの攻防を期待します〜。
斉藤暁さんってば、うそー、や〜ん、かっこいい〜!!(あくまで役柄が)。
情報論が云々、真実のみだと揉み消される云々というシーンはしびれるなぁ。

こんなにおもしろいのに、「来週が楽しみ〜」ってならないのが、ホントに不思議な『ウルトラマンネクサス』であります(苦笑)。
 



 
前回の感想は17話まで見てのものですが、また改めて17話からの感想になってます。

19話20話は、良く出来た構成の『ネクサス』の中でも、特に綺麗な構成のお話だったと思います。
お話づくりを生業とされてる皆様方。目指すはコレです。
少なくとも、私は「おもしろい〜!」と絶賛します。
 

>話の途中で孤門くんがウルトラマンに変身するような展開になったら・・・

もしかして、もしかして、と思いながら、「今さらそんなワケはない」と自分で自分を牽制してます。
いや、実際、「話の途中で」なんてもんじゃ無かった。あぁ、もう、ほんとに、すごいってば。
 
 

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