2005/5/17(火)
 
はいっ!『ネクサス』第31話のメインディッシュ♪(ちーがーうー)

イラストレーターくんは、プロメテの子でーしたっv
ありがとう、今まで引っ張ってくれて。楽しかったよ…。
憐は初登場から数話でとりあえずの正体が明かされたのに対して、イラストレーターは初回から謎めいた存在で今までやってきたんだもんね。
「外面はあんなだけど」との憐の言葉にドキ。ごめんね〜、外面に惑わされて失脚ネタを期待してたのは私で〜す。
だってさ、人々にとって悪い状態になってんのに悠々と笑ってたりしたじゃん。多数を生かす為に少数を犠牲にする時だって、なんのためらいも無かったような奴だったじゃん。
慇懃無礼なしゃべり方や、人を見下したような笑み(歯を見せないのがミソ)がいい具合に気に障って、そゆとこが好きだったんだから。

初対面の時に孤門くんが戸惑ったように、イラストレーターは作戦参謀というには余りにも若い少年です。
(余談:この時に彼が自分のことを「こんな少年が」と言った時には引いた(^-^; フツー、言わないでしょ。「こんな子どもが」か「若い人間が」ってくらいにして〜。)
そして、その能力や、参謀室に閉じこもってホログラムで皆の前に現われることからも、正体についていろんなことを勘繰らせてもらいました。
例えばです。
・参謀室に電子頭脳が組み込まれているアンドロイド
・ビーストまたはウルトラマン(デュナミスト)に限りなく近い存在
・組織の最高位にある人の、人格に難ある息子で、ゲーム感覚で指揮をしている
など。
ホントにそうだとは全然思ってなかったけど、ゲーム感覚だなんて、ひどいコト考えてたね。
アンドロイド?と思ったのは、人間臭さがまるでなかったから。食ってんのか?寝てんのか?と。
それがっ!本邦初公開!!吉良沢優の食事シーンがっvvv
どーしたんだ、何があったんだ、『ネクサス』! 何でこんなサービスカットを入れるんだ〜♪♪♪
おーちーつーけー。
食事内容は、哀しいくらいにそっけないものでした。食器とスプーンを使っているだけまだマシなんでしょうが。とりあえずプレートに仕切りがあるから味の種類もあるらしい。栄養価もそれなりにあるんでしょう。
作戦参謀になって以来、ずっとあんなもの食べてるんでしょうか。たくさんカミカミできる食品じゃないと顎が弱くなるぞ。身体にも影響出るぞ。せっかく頭いいのに、脳への刺激が少ない食事は良くないぞ。一体誰が運んでくるのかな。
憐はいろんなもの食べてるのにね…。
このネタ、食いつきすぎやな(苦笑)
好んで閉じこもってるんじゃなくて…えーと、監禁されてるようなもの…?
運動だって全然できないでしょう。ってか、運動してるとこなんて想像もできない。筋肉、細ってるよ、きっと。

彼は、ナイトレイダーを口先だけで動かしてて、ちょっと尊大なところも見えて、いずれは組織を牛耳ろうって野望を持っててもおかしくないような人に見えてたんです。
すっごい誤解だった。
捕らえられた姫矢くんへの言動が、思っていたものと違っていたあたりから「あれ?」と。…松永さんと一緒になって姫矢くんを調べたがるかと思ってた。なのに調べるどころか態度がなんとなく姫矢くん寄り。結果的には逃がしてやったようなものだし。これで一気に失脚ネタへの期待が失せてしまった。
孤門くんに憐と関わらないように忠告したのも、孤門くんの為を思ってのことのようで。理由を問われた後のしゃべり方が、それまでと違うv「きみは」ってとこなんか、孤門くんに気圧されちゃった感情が出てる声だよ!(←空耳か?)
今ではすっかり、彼がすごく小さくてか弱い存在に見える。まるで羽根をばたつかせることさえ諦めた、鳥かごの中の小鳥。いかん、表現が少女漫画だ。
びみょーにショック。鎧を剥ぎ取ってみれば、か細い男の子だった…みたいな、容赦無く攻撃してたのを後悔しちゃう騎士の気分だ。なんだ、そりゃ。
こんなふーに思っちゃうのは、みぃんなアカデミーのシーンのせいだ♪♪♪←やっぱ嬉しいのかっ。
制服の憐vvv 制服の優vvv ・・・フェチってほどじゃないです。でも、いいよね〜、制服。

憐が優(どさくさに紛れてこう呼びだした)に近付いたのは、自分と正反対だったからじゃなく、同じ想いを感じ取ったからなのね。
親がいないことが当たり前だったように、アカデミーや寄宿舎の生活も当たり前の日常だったと思います。
でもプロメテの子たちそれぞれに感じ方の個人差はあったでしょう。海洋学なんて広いフィールドの学問を志した憐からすれば、アカデミーの小さな世界がだんだん不自由極まりないものになっていったんじゃないかな。
瑞生ちゃんへのイルカのストラップに、貝。海洋学寄りのアイテムだ♪
優に貝を渡した時の憐の様子がすごくいい。
優が言った通りに、海に着く前に見つかって、でも追われながらも海まで辿り着けたってことが伝わってきます。汗と砂埃で汚れちゃってる。いっぱい走ってちょっと疲れてて、でも小さな満足感のある、運動会の後の子どもみたい。
優と憐は、あれっきりだったのかな。何となく、憐が謹慎処分にでもなってる間に、優がTLTに配属されたって気がします。アカデミーよりもっと狭くて暗い世界に。
もしかしたら、憐が優に小さな逃避行を持ちかけたのは、否応もなくTLTへの配属が決まった優に、小さな自由をみせてあげたかったからなのかも。もし、優が一緒に行って海まで辿り着けたなら、ほんの少し違う彼になってたかもね。
行かなかったってのが泣かせるよなぁ。行かなかったくせに、PCの壁紙が渡り鳥。ほんとは自由になりたいから。
そんな優に、かつて、未来がひとつに決まっていないことを証明できた憐が、今、ひとつしかない未来に苦しんでるってのが。もう・・・。

ところで。
指輪。
優も憐と同じプロメテの子なのに、同じ指輪はしていない。「姫矢編の時から指輪をしてたら、すごい伏線なんだけどな」と思っていたら。
アカデミー時代の憐も、指輪はしてないよ。
連れ戻された後にはめさせられた?何の為?孤門くんがパスワードに気付く為だけじゃないよね…??
(いつぞやの「短命説」と戦いつつある説で考えると、あの指輪は「封印」なんだけどさ、これも的外れかな…。)
なぜ今の憐は、監視されるだけで連れ戻されない?
ここらへん、ものすごく悶々する〜。

そゆことで。
憐がウルトラマンだと知ってからのイラストレーターは、かなり違う一面を見せるようになりました。今まで見たことのない表情をしたり。
戦いをモニターしてて、考えるよりも先に「下がれ!」なんて口走っちゃうのは、初めてじゃないですか?(これには、やられたよぅv)
ウルトラマンを「憐」と言っちゃってるのも、もう、たまんないし。憐がビーストを倒した後、椅子に寄り掛かってホッとする姿もなんだかすっごい新鮮。

もしビーストをせん滅できても、組織は優を自由にはしてくれないんだろうな。利用価値がある限り。もともと役立たせる為に作った命だし。
憐のウルトラマンとしての戦いに影響されて「本当は、一緒に行きたかったんだ」って感じだしたら…私が最初に望んでた失脚ネタと大同小異、身を滅ぼす方向にいきそうだ(汗)。望んでません、今は。全然。

言わずもがな、好き好き度が天文学的数値でアップした、イラストレーターこと吉良沢優の特集でした。

とんだダークホースだ・・・。
 



 
そりゃ、これ以前も好きなことは好きでしたよ。
でも、こんなにまでなってしまうとはなぁ・・・。
 

>もともと役立たせる為に作った命だし。

最終話を見た後で、かなり具体的になった暴走見解ですが。
プロメテの子を作り出したもともとの目的は、吉良沢優のような働きのできる能力者が欲しかったからとか。
量産したのはそういう子が生まれる確率を高めるためで、憐のような他の分野で活躍できそうな優秀な人材は、あくまで副産物。
・・・なーんて。
憐が海洋学を志したように、吉良沢優にも、将来なりたかったもの、やりたかったことがあったかもしれない。
それが適正検査なり試験なりで、組織が求めている条件を満たした能力者だということがわかり、そのままTLT-Jに配属されることになった。とか。
それを告げられた14、5歳そこそこの吉良沢優を想像してみると・・・。わー。
やっぱりそうなのか、と思ったかどうかはともかく、何の反抗もせず、(傍目から見て)すんなりと受け入れたんじゃないかな、と。
優が憐に言った、「それが僕の仕事でもあるんでね」という言葉に、微妙な含みを感じたりもしたんですが、やっぱ、それも気のせいだと思いたくないんです。

本当の気持ちを誰にも見せないどころか、葛藤さえしようとせずに諦めている優。それを見兼ねた憐。

手渡した貝にまつわるエピソードは、やっぱりそんな感じに見えます。

それでいて、再会の時の憐を見ると、あれからの優のことも気掛かりではあったろうけど、自分のことでいっぱいいっぱいになってる感じで・・・?

一生、言ってろー。(((^_^;

 
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