2005/5/19(木)
 
ええとー。
吉良沢優への好き好き度が天文学的数値でアップしたと言いましても、憐と同じくらいに好きになったかも〜、ということで、シオンには僅差で届かず。度は越してないです…。
ましてや、だんなさま以上に好きになれる男の子はいないのよん。
って、誰のためのフォローでしょう(苦笑)。だんなを置き去りにして映画を観に行くくせに。説得力無いなよぁ。

好き好き度とは別に、「シオンといい勝負、でもシオンがちょっと勝ってる」なんて思ってた憐は、いつの間にか逆転勝ち。
だって彼、シオン入ってるー!ってどころか、戦いにおいて前に前に向かうところや残された日が限られているってあたりは、アヤセ入ってるもん。ダブルでこられるとなぁ。たったひとりの人間に、どれだけの業を背負わせるんだろう。
周りにクセのある人間ばかりいて、言ってみれば脇役レベルの普通の人なのに、ちゃんと主役を張ってる孤門くんもすごい。
普通の人だけど、ストーリー上の重要人物とあちこちにちらばっている謎にほとんど関わっているんだよね。
ばらけてしまうそうめんを束ねてる紙の帯みたい。
こういう主役も、たまにはいいかもしれないな。

以前、書いたことがあったと思いますが(簡単に確認できるブログはこういう時に便利なんだなぁ)、『ネクサス』は、10話近くまでHDDに録った時点で、見たから消去するか、DVDにダビングして永久保存にするか…と、迷いました。
自分の中では「見返したくなることもあるかもしれないような、ないような」という微妙な位置にあったんですねぇ。
でも、結局、消去したら後悔するかもしれない気がして、DVDにダビングしました。
今、その時の自分の判断を、力一杯ほめてやりたい〜!!
思っていた「後悔」とはかなり違う方面で、見返してますが(^-^;
そゆことで、「憐と、ああいうことがあったんだね。この時も、渡された貝を大切に持ってるんだね」と浸りながら、初期の頃のイラストレーターを見てみました。
ええと。
性に合っている仕事を楽しんでやってる、外面通りの奴にしか見えない(大苦笑)。

今、消去か永久保存か迷っているのは『仮面ライダー響鬼』です。
淡々とおもしろいんだよね〜。
回想シーンを入れることもなく、思い出話をとつとつとしゃべっているシーンには、ヘンに感心してしまいました。
それと、あきらちゃんの声が好き。笛使いの弟子だけど、アルトのグラスハープを連想しました。
 
 



 
 
初期の頃のイラストレーター。

>性に合っている仕事を楽しんでやってる、外面通りの奴にしか見えない。

5月19日時点での再視聴では、こーゆーことを言っちゃってますが。
最終話までを見終わった後、つまりは「二巡目」としての「初期の頃のイラストレーター」を見てみますとですね・・・。

いやぁ、どうしましょう。印象が全然違いますがな。当然ながら、セリフも態度もまったく同じシーンばかりだってのに。
思い込みって怖い。偏見って怖い。意図された表現から遠退いてる受け取り方かもしれないのが怖い。

前ページでのコメント、「葛藤さえしようとせずに諦めている優」というのを引きずって見ますとね。

自分の立場を変えるほどの反抗はできないものの、許容される範囲を見定めてやさぐれてる。って感じにみえますー!
「はいはい、ちゃんとやることやってますよ、それがお望みでしょ」みたいな。わー。

で、おもしろいことに、そういう見方で進んでいくと、最初は「あれ?」と思った姫矢くんへの語りかけが、意外でもなんでもなく、自然にみえてくるんです。

「どうして抵抗しないの?もう、そんな力は無い?」
・・・うん、抵抗できるはずの姫矢くんに聞いてみたくもなるよなぁ、抵抗できない立場にいる子からすれば。
なんて。
死ぬかもしれない戦いに身を投じている姫矢くんが、自分自身の意志でそうしていることに、理解しがたい気持ちとちょっとしたうらやましさがあった?だから力になってやりたい気分になった?
みたいな。

こういう見方で見ると、同じ態度のシーンであろうと、失脚ネタを期待するなんてまったくもって論外なハナシですよ。なんとゆーか、可愛らしすぎる。
ほんでもって、憐との再会で、やさぐれてる部分が緩和されていく、と。

わー。どうしましょう。こんな見方してていいんでしょーか?

好き好き度がまたまたアップしちゃう。愛おしくなっちゃう。いいんでしょーか?
 

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