2005/6/13(月)
 
二日ほど、ネットにつなげなかった(汗)。
他にもやることはたくさんあったけど、あちこち遊びに行けなくてつまんなかったです。二日くらいで済んでよかったぁ…。

『ウルトラマンネクサス』第35話

おもしろい〜っ!
それぞれのキャラが立ってて、自然な流れで、どきどきできて。ここしばらく駆け足感があったから、久々に高レベルの喜びがありました♪
ラファエルが完成したのにー!それを知らせてくれるはずの海本さんがっ(汗)。うーん、このシーンの挿入については複雑。
さてさて。
人間を捕食するビーストが、何故人口密集地を狙わないのか。それなのに何故今さら市街地に現われたのか。…という疑問の答えが出ました。

来訪者による、ポテンシャル・バリア、とな。ほんでもって、それが弱まったと。
ふーん。地球全体にバリアを張れるほどの力が無いとすれば、やはり人口の多い都会を優先するべきですね、確かに。で、田舎ではビーストが出て来た時点で対処する。なるほど。多少の犠牲は出るけど合理的なやり方です。(←田舎者の立場でのイヤミだよん(-_-)
ビーストが人間の恐怖心に寄ってくる獣である以上、それは仕方の無いことだとは思います。
以前、イラストレーターが被害を広げないために少人数を犠牲にする作戦を平然と立てたのも、本人だけの意志でなくTLT全体の方針だったんでしょうね。
「大を生かす為に小を犠牲にする」という味方側組織の姿勢は、お話の序盤からずっと見えていましたね。ずっと引っ掛かってました。それを今回、孤門くんが一喝してくれた!
憐を救う為に和倉隊長に訴えた言葉。あー、もー、おみごと。『水戸黄門』なら1話以内で与えてくれるスッキリ感を、長々とじらしてくれましたv(←ホメてます)
そりゃ、上層部までは届いてないけどね。命令どおりに動いていたナイトレイダーが、たったひとりを救うためにTLTに反旗を翻した、ってのがミソ。
で、来訪者。まだ生きていて地球に存在しているんですね。怯えているって?
ええと。セクション0にいるんだろうなとは思うんだけど、もしそうなら、北米本部ってのがありながら、フォートレスフリーダムで保護してるってことね。
最初に来訪者を捕獲したのはアメリカなのに。大国を危険に晒すわけにはいかないから? 優先すべきは田舎より都会、日本よりアメリカ、ってなもんか?
地球人類は、ただ単に、来訪者とアンノウンハンドとの確執に巻き込まれてるだけ、ってことはないですかね。
高度な知性を持つ者の恐怖心に引き寄せられて捕食するというビーストだって、地球人より高度な知能を持っている来訪者の方がずっと好みのはずだ。
(↑また暴走見解かも…(^_^;)

松永管理官。
えっと。この人は、とりあえずは本当に「人類を守る為」と思っていろいろやってるみたい…?
それでも、やっぱり冷血。
娘とのエピソードはぬるいと感じて見たくなかったとさえ思いましたが、あのエピソードがあったせいでこの人の二面性が際立つわけで、それはそれでよかったのかもしれません。
デュナミストを単なる「光の器」としてみているのが、松永さんらしくて・・・おもしろかったです、はい。
瑞生ちゃんに監視の任務を与えた時から、その時点でまだ一回しか変身していない憐がデュナミストだって知ってたんですかね?
私は、知ってたらすぐに捕らえて調べるはずだと思って、監視の任務はあくまで別の理由があってだと思ってたんですが・・・もしかしたら、確実に捕らえるために、憐が度重なる変身で疲労しきるのを待っていたのかも。
うーん。それならそれでいいとして、どうやって早くに知ったのかな。その時はまだイラストレーターだって、三番目のウルトラマンが憐だとは知らなかったんだよ。
デュナミストに縁のある孤門くんの行動をずっと監視してたのかな…。

和倉隊長。
やりました〜vvv 待ってましたよ、あなたがアクション起こすのを!
すっごくいいコトいっぱい言ってくれました。かっこよかったよ!
でも、隊長として、ただの一隊員がやったことで生じる責任と、本人も一緒になってやることの責任は、まるっきり重みが違うよね。孤門くんの行動を黙認してやるだけで、自分は知らぬ存ぜぬを決め込むことだってできただろうに…そのへんは生真面目で立ち回りが不器用な隊長。先頭に立っちゃいました。この先、どうするの。
まあ、責任を取らされたとしても、辞めさせられると同時に記憶を消されるだけのことですかね。

平木詩織隊員。
石堀隊員のことを「イッシー」って呼んでたのね(笑)。
隊の中で一番親しいけど、木立の間から垣間見た不審な姿に「何やってるの〜?」とずかずか入ってまではいけないくらいの間柄なんですね。

石堀光彦隊員。
おい、おい、おい〜!(汗)
なんですか、その表情!視聴者をミスリードしようっての?それとも、それともなの?
そうだとしても、本人の自覚無しに、時々、操られてるってだけだよね…?
出番が多くなってかなり好きになってきた人なのにぃ。

凪さん。
かっこいい〜!!いつの間にやら私の中で、素敵な女性になっちゃってます。
孤門くんと違って、最初は疑い、自分自身の目で見極めただけあって、デュナミストへのアドバイスも的確です。
「生きるために戦いなさい。たとえ明日が無くても」…名台詞ですね。
その言葉をしっかり受け取った憐にも泣けました。
今、最初の頃の話を見返したりしてるんですが、やっぱ、その頃はヤな人です。ただ、全く同じセリフでも演技が違ってたら、もう少し今に近いかっこいい凪さんとして見られたかもしれないと思ったりします。なんとゆーかな、声が高くて抑揚があって憎々しげな表情をつくってて、意地悪なねーちゃんって感じなんだな。も少し落ち着いてて無感情な雰囲気なら、もっとかっこよかったかも。
ま、いいか。いろんな経験をして、人は変わっていくんだから。

イラストレーター。
もうっ、友だち甲斐の無いっ(-_-#)
と、責めてあげよう♪ いや、それでこそ吉良沢優ですよ。頭を働かすだけで何の行動もできない、無力な小鳥ちゃんだも〜んv(←おい…)
憐の陥った状況に気付いていながら、何もできずにただくちびるを噛むだけ。そうだよね、そういう立場だもんね。露骨な行動に出てTLTからお払い箱にでもなったら、どんなふうに生きて行けばいいか、想像もつかないもんねぇ。(←えへ。意地悪ねv)
でも、孤門くんが気付かないままでいたら、憐が捕らえられたってことをこっそり教えてくれただろうな。今回、瑞生ちゃんが先を越したってだけでさ。
姫矢くんの時のような機会がなくて、捕われた憐と接触するシーンがないまま話が進んでいったのはちょっと残念な気もします。ちょっぴりだけ期待してた。優が本音(あるのか?)を打ち明けられるのは、憐だけだと思うから。実は、優から「本当は一緒に行きたかった」ってセリフが聞きたくてたまらないのだぁ(^_^;
それにしても、ナイトレイダーが行動を起こした後のフォローは最高でしたよv
憐や孤門くんたちとは距離を置いた言い方しておきながら、目元口元が「やりぃ〜♪」って言ってる(笑)。「ナイトレイダーを」と言ってるあたりなんか、込み上げる笑いをこらえてるような声に聞こえるよ(←空耳か?)。頭が良くて立ち回りが器用でも、そーゆーとこ、子どもだよv
ほんでもって、孤門くんに続いて「よしっ!」なんて言っちゃってさ。ちょっと熱くなってる。キャラに合ってないぞー。
憐がウルトラマンだと知ってから、ホントに人間味が出てきてます。
以前の、失脚ネタを期待させるような魅力があったイラストレーターも良かったけど、今の彼もいい♪
ほんと、可愛いなぁ・・・v

瑞生ちゃん。
実のところ、孤門くんにとってのリコさんみたいな役回りになる人かと思ってて、回が進むごとに「あ、違うのね」とがっかりするようなホッとするような複雑な気持ちになってました。
瑞生ちゃんは、強い女性だと思う。戦う意志のある憐を引き止めることはしなかったし。
憐が悲しむと思えば、憐の死を悲しまないふりもできるんじゃないかな…。
(真実を知った瑞生ちゃんのリアクションを描く時間的余裕が無かったとかいうんじゃないだろーな(^_^;)

孤門くん。
もう、とにかくかっこよくて。姫矢くんに見せてあげたい。これが、あの頼りなげだった孤門くんだよ!
憐をチェスターに乗せていこうって判断、すごいよ。意志のある者を押し止めて、かえって逆効果にしちゃうようなことにならないのが気持ちいいです。
体力を温存、とか言うのがなんか生々しくて、憐を促して一緒に歩き出したところなんか…ええと、ここ、どういう表現で言えばしっくりくるのかわからないや(^o^; とにかく、そこで呼び止める凪さんも含めて、お気に入りのシーンです。
ウルトラマンとナイトレイダーの連係プレイもすっごくかっこよかった!!

憐。
別の理由で命が尽きかけているせいか、実験されてる様子が姫矢くんの時よりもっとキツそうに見えちゃう。反面、孤門くんたちが助けてくれると思うせいか、姫矢くんの時より安心感があったりして。
逃げる時、肩を貸してもらってても大変だったろうな。お姫さま抱っこは到底ムリでも、おんぶくらいしてもらえたらよかったのにな。
やっと、自分の包み隠さぬ気持ちを親しくなった人たちに打ち明けてくれました。
「すっげー、嬉しかった」って言葉に、涙が出そうになりました。(酔っぱらって再視聴した日にゃ、うるうるですよ(^_^;)
ただ、何と言いましょうか…この35話で、憐の印象が確定した感じでして…。
私のツボからびみょ〜にずれてしまいました…。
もちろん、ずれたところで憐の好き好き度や『ネクサス』の評価が下がったわけではありませんよ〜!
あくまで「自分好みの塩梅」という、すごーく細かい部分でのズレなんです。
まだ残り2話あるので、そこんとこを総括するのは早いかもしれないですが、気分次第でまた暴走するかもしれません(苦笑)。
 


 
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