2005/6/30(水) (新設のブログより)
 
ほんとに、感動しました。
大幅な放送短縮というハンデがあっても、ここまでのものが作れた制作者さんを、惜しみなく讃えたいと思います。
この最終話までを、本来の放送枠で見ることができたなら、どんなにどんなに良かったでしょう。

そんじゃ、最終話(前半(^_^;)の感想にいきましょうか。

のっけから18年前のアメリカ。多用される説明テロップ。ああ、駆け足(涙)
それでも要所をちゃんと押さえてるんだから、すごいよ。
海本さんの回想シーンは、見たかったので嬉しい♪
20年近く前はあんな子どもだったのか。海本さんって、もっと年くってる人に見えてた(汗)。いや、失礼しました。
来訪者とのコンタクティを生み出す超能力者、とのことでしたが…組織はどういういきさつで、こんな子どもに来訪者とコンタクトが取れる能力があるってわかったんでしょうか。
そして、こんな子どものうちに、遺伝子情報の繋がりがある赤ちゃんたちが生まれてるわけですね。この点はちょっと、いや、かなり萌えます(笑)。

ナイトレイダー隊員たちは、元の鞘に納まってました。制作事情をまったく知らなければ、「処分はどうなったの〜?」とツッこんじゃうところです。
銃を向けられても冗談としか捉えていない平木隊員が撃たれるところはもう、予想はできててもビビりました。和倉隊長側からのアングルが入っているのもすごい。隊長の、何が起ったかわかっていない一瞬の仕草がこれまたいい。ただただ画面に映っていただけの部屋の内装をこんなふうな演出に使うなんて、上手すぎる〜!

石堀隊員、私は、操られてる時と本人の意識で行動してる時があるのだとばかり思ってました。というか、そうあって欲しかったんだよね。もう、いろいろかっこいいシーンがあったんだもん。
チームの他の誰よりも石堀隊員と一緒にいる時間が長かった平木隊員、その分ショックは大きかったんじゃないかなぁ。
…以前、隊長にスパイが云々と詰め寄ったのは…隊長をからかってたの?
うーん。ザギさま(←あっ)はそんなこすっからいことはしないよね…?
わざわざビーストの特徴を明らかにしてくれたり、他の隊員たちに組織に対しての不信感を湧かせたり、全ては自分を有利にするための行動だったんだろうけど、なんだか親切すぎるところもあったような(苦笑)。
消された姫矢くんのデータのことと、北米本部の考え方が二分しているというのは、結局は別問題だったわけよね。それを関連ある問題であるかのように表現されてたのは、紛らわしくてかえっておもしろいと思います。ただやっぱ、どういう考え方で二分してるのか気になる(^_^;
元々は山岡一という人でした。きりっとした顔立ちの石堀隊員とまるで違う気弱そうな表情がなんとも魅力的♪
ダークザギは凪さんに光が渡るのを予知していたとのことですが、18年もの間、よく待っていらっしゃいました。
本能的に破壊だけを求めている者なら、そんなに待てないと思う。
デュナミスト&デュナミスト候補のリストの最後に孤門くんがいたのは、それも予知してたってことよね?
変身した凪さんごと取り込むことに成功してたなら、孤門くんに光は繋がらないはず。繋がるとするなら、光を闇に変換させることに失敗した場合ってことになるのでは。
リコさんをあんなふうにして、孤門くんにも闇を植え付けようとしたのは…凪さんで上手くいかなかったら、なんて保険だったのかな。うーん、ちょっと違う方向に流れてったからよくわからないや。
「光の力をより強くさせる」ことと「光を受け継ぐ人間に闇を植え付ける」ことを同時進行してたやり方は、なんだか上手いぞと思いました。

ほんでもって、イラストレーターvvv
画面左から、たたっと登場!足開いて、銃を構えて、撃ったようっ!!
立ちっぱなし、座りっぱなしなだけだった、口先勝負の閉じ篭りの無力な小鳥ちゃんが、ですよ!ハイジの「クララが立った〜!」以来の感動シーンですよ!やーん、かっこいい!!まるで正義の味方みたいーv(←ホメてますよ)
私としましては、撃ったものの外してしまって「どこを狙ってるんだか」と嘲笑されて欲しかった気もしますが(笑)。
加えて「わざわざ穴蔵からお出ましとはね」とか「アンノウンハンドなどと、くだらない名をつけてくれて、どうも」ってな感じで少しばかり罵られて欲しかったですかね。
姫矢編での誤解を招く言動(動はたいして無いか♪)に、失脚ネタを夢見た者としましては…それっくらいの特典(はい?)があっても良かったのにぃ、と思ったシーンでした。
イラストレーターくぅん。けっこう、長い間、銃を構えてたよね。重かったんじゃなぁい?慣れないことして筋肉痛にならなきゃいいけどぉ♪
えへ♪

凪さんの変身シーンは、かっこよかった!
予告で見た時は、嫌な予感しかしなかったけどね。

TLT日本支部に、各国からの情報&問い合わせが殺到!ものすごい大惨事になってるようです。オペレーターのお姉ちゃんの顔がコワイ(^_^;
多少うろたえてはいるんだろうけど、最高責任者でないからか落ち着きがある松永さん。確か姫矢くんの仮死状態の時や、逃げる溝呂木が撃たれそうになった時のほうがよっぽど焦ってたよね。それだけ自分の仕事の枠ってものに忠実な人ってことなのかなぁ…。

時間にしてみれば、ここまでで11分にもならないのに。
濃密だ・・・。
 


 

イラストレーターこと吉良沢優に関しましては。
今後も少しばかり屈折した愛情をもちまして、つつかせていただきたいと・・・。
どーぞよろしくぅ(((^_^;

 
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