二月二十二日(金)
主菓子:鶴(生菓子) 干菓子:こんぺいとう
茶杓の名:お濃茶:ふきのとう 茶杓の名:お薄茶:春風
 今日もお稽古に姉のくれた2部式の着物をきた。先週はもってこなかった帯ももってきて帯もしめた。なかなかいい感じだ。今日のお稽古は茶碗飾りのお稽古をした。茶碗が由緒あるものや、記念の茶碗などを茶席に使うときのお稽古だ。茶碗飾りはいつもだったらお運びをしてお茶碗を運び込むときにご挨拶をするのだが、最初から、水差しの前に茶碗を飾っておくのだ。水差しの上には茶巾茶杓茶筅を蓋の上に置いておく。茶碗の中にはお茶入れを抹茶を入れた状態で入れておく。いつも運んでくるものが飾ってあるので、建水でご挨拶をするのだ。いつもとは勝手がちがうのでとまどった。建水でご挨拶をして立ち上がろうとしたときに着物の裾をふんでこけた・・・。まだ中に水が入ってなかったので良かった(T_T)茶碗飾りの時はお茶碗をいつも片手で扱っているのを両手で丁寧に扱わなくてはいけない。建水に茶筅とうしをしたあとのお湯を捨てる時も、両手であつかったり、お茶を点てて出す時も両手でだしたりしなきゃいけない。それがついついいつものように片手で扱おうとしてしまって、先生におこられる・・・。(T_T)丁寧にあつかいなさい!ってう〜何度今日は言われたことか・・・。しかも楽茶碗でも茶碗飾りの時は古袱紗をつけなくちゃいけないので、面倒・・。ってそういうこといっちゃいけないんだった(^^ゞ来週もちゃんとできるのかしら・・・。先生にはお濃茶の時の中じまいの動作はいいかげんおぼえなさいっていわれてしまうし・・・。やばいっす。がんばろ〜〜

 

二月十五日(金)
主菓子:酒饅頭 干菓子:たべてね林檎
茶杓の名:お濃茶:雪割草 茶杓の名:お薄茶:ボケの花
 前々から、お稽古のときに気軽に着れる2部式の着物が欲しいとおもっていたのだ。姉がどこで見つけてきてくれたのか、私に何日か前にプレゼントしてくれたの♪今日は、その2部式(洋服のように上下別れている)の着物を持ってお稽古に出かけた。先生に一応どんなものか見てもらうために茶室で広げてみた。すると先生が、『あら〜〜いいのもってきたね!どうしたの?』と聞くので、姉にもらったことを説明すると、『姉妹っていいわね〜』だそうで。(笑)そういいながら、先生は自分で試着をはじめた(爆)着てみたかったらしい。試着をして、先生は『私もほしい!』だって(笑)今度は私が着てみたが、なんだかもたついてしまった。なんとか着ることができ、いざお稽古へ一応2部式とはいえちゃんと着物みたいに袖がついてるし、裾もきになる・・・。でも、これになれなきゃいけないんだけど(汗)いろいろ気にしながらも、お稽古をすすめていくと、『綺麗な着物きているんだから、雑にならないようにしないと!』とお叱りをうけた・・。(T_T)どうも、性格がざつ?(笑)だから動きが雑になってるのかもしれない。おしとやかにってのが当面の課題?着物形式のものをきているため、茶室の歩き方もいつもと歩数がちがってきてしまい、上座に上がるときに畳のヘリを渡るのは右足からなのに、歩いていくにしたがって、左になりそうになる・・・。来週からは毎日二部式着物でがんばるぞ!夏は、浴衣かな?

 

二月八日(金)
主菓子:桜餅 干菓子:めんたいせんべい
茶杓の名:お濃茶:**** 茶杓の名:お薄茶:春の気配
 今日のお稽古は、私の目の具合がよくないから、先生に事情を話して短縮お稽古で、お薄茶だけのお稽古にしてもらった。目が見えにくいこともあって(それを理由にしてもいいのか??)抹茶をこしている時に、手が滑ってきていた服が緑になった・・・。(T_T)必死に抹茶をはらったが、服の生地の間にしっかりはいりこんでしまって取れない〜〜先生には黙ってお稽古に入ったが先生の目はしっかりその緑色になった部分に注がれていた(T_T)先生も黙っていてくれたので良かった(ほんとによかったのか??)短縮お稽古ということで、置き水差しのお稽古ではなくて運ぶお稽古にしたり、今日も茶室の歩き方をしっかりお勉強したりと内容はきっちりしていた。私のお点前は、急ぎすぎるところがいけないらしい・・・。もうちょっと落ち着いて心をこめて点てるのが課題になりそうだ。

 

二月一日(金)
主菓子:梅(生菓子) 干菓子:こんぺいとう等
茶杓の名:お濃茶:節分 茶杓の名:お薄茶:豆まき
 今日は炭についてと椿についての話だった。炉での、灰の景色の作り方と炭のつぎ方についての話では、灰でごとくのところに綺麗に山を作って景色を作るのだが、その景色は綺麗に見せるというのもあるけれど、炭に空気を供給するための空気の道つくりの意味もあるってことを聞いた。それと、炭の話だが、炭を丸い方同志を背中合わせにしてついだり、管炭を最後についだりするのはこれもまた、炭が綺麗に熾るために空気が入りやすいようにするためだそうで、炭の継ぎ方も灰のことも、なんだか、美と理科が融合したようなことなんだ〜と感じた。

 椿の話では、最低何種類かの椿の名前を覚えなきゃいけないらしいのだが私はまだそんなにおぼえてなかった。たまたま、床の間に生けてあった椿を見て先生が『この椿はなんて名前でしょう』って質問されたので、私は一生懸命思い出そうと必死だった。う〜んと確か、助ってついてたよなぁ〜〜と頭の中で考えてた。あ!って気がついて堂々と『白助です!!』って言ったら先生が爆笑して、『わびすけ』っていうのよ・・・。多分白玉っていう椿の名前とわびすけの名前がごっちゃになったんでしょ〜って言われてしまった・・・・。たしかにそうだ。(T_T)はずかしいやらなにやらで、その椿の名前はわすれないだろう・・・。まだまだ精進は必要だ。