一月三十一日(金)
主菓子:花びらもち 干菓子:しょうが煎餅
茶杓の名:立春 茶杓の名:お薄茶:豆まき

 今日のお稽古は、お懐石の飯器の扱い方についてのお勉強と、筒茶碗のお勉強でした。飯器はお客の方がいろいろと扱う作法が多いようで、亭主のほうはあんまり作法はないみたいだ。運び出すタイミングや、もち方などがちょっとあるぐらいだ。左腕で抱え込むようにしながら右手で飯器の上に置いたお盆を抑えて持つっていうのが結構バランス感覚がいるようだ。お客のほうは、飯器の蓋の扱いが正客と、次客ではちがうのでその点が注意が必要だ。バランス感覚の悪い私は飯器をもってふらふら。。危ないっちゅうの(爆)筒茶碗は寒中の間だけつかうのだが、(お薄茶のときにつかうもの)ほんとに、すし屋さんでのむ上がりのお茶碗みたいなので、茶筅が振りにくい。。。へたすればカンカン茶筅がお茶碗にぶつかりそうになる。。お茶碗を傷付けないようにしたら、お茶がうまくたたないし。う〜〜ん。。まだまだ修行が必要だ。。先生にも今日は指導うけまくりだったし。。まだまだひよっこですわっ。。来週からがんばらなくては!!


 一月二十四日(金)
主菓子:寒椿(生菓子) 干菓子:おかき
茶杓の名:細雪 茶杓の名:お薄茶:送り天神

 先生が雪の渋滞のために遅れた模様だ。私がお稽古に向かおうとすると、私の携帯に先生から電話が入った。。遅れそうなので、ゆっくりきてくださいって。。どれくらいゆっくりなのかわからないまま適当に時間を見計らって、おけいこにむかった。(笑)
 先生と対面すると先生は、慌てたようにしながらも、ちゃんとご挨拶をして『遅れましてすいません』とご丁寧に謝られました。こっちが格下なのに、あんなにご丁寧にご挨拶されるとこっちがすごい恐縮でしかたなかった。。慌ててお稽古の準備をしてお稽古に突入。お稽古に入ったとたん、いつもの先生に戻った。。お稽古の最中お客様に席入りの合図として、鳴らす銅鑼を私が『大小大小中中大』と音の大きさを変えて打っていると、先生が『今日はお仕事でおつかれですか?』と一言。。たしかに今日は結構つかれていた。。思わず『わかりますか?』と訪ねると、先生は『音の乱れがありますよ。銅鑼の音を聞けば体調が悪いか疲れているかがわかりますよ』だって。。すごいわぁ。。。私にはそこまで熟練した耳をもっていないからぜんぜんわからないだろうなぁ。。来週からは、もし疲れていたとしても、銅鑼の音に出ないようにしないとな。。


 一月十七日(金)
主菓子:福寶 干菓子:くるみもち
茶杓の名:大寒 茶杓の名:お薄茶:寒の幸

 今日から普段のお稽古に戻った。先生から今年のお稽古の方針を聞かされた。今年は一つのことに深くお稽古していきましょうということだった。今までは基本を中心に応用をいろいろやっていたのだけれどそれをさらに深く、身につけていくということだろう。お茶会にも参加することになりそうだし。楽しみな一年になりそうだ。正月の時にやった、お懐石の運び出しが少し雑だったということで、細かいことをお稽古したり、お懐石の意味などを勉強した。この出された食べ物の意味は?とか意外とお懐石に出てくるお料理は一つ一つ意味があるのだ。まだしっかり憶えていないので、おぼえたら書きますm(_ _)m今日の主菓子の福寶は私の大好きな和菓子の一つだったので、楽しみだったのだ。ついついお菓子に目が行きニコニコニコニコ。。先生がそれに気がつき、私に福寶をもうひとつ進めてくれたのだ。めっちゃうれし〜〜♪おいしいお菓子をたべれるのが一番茶道をやってて楽しみなの♪来週はなにがでるのかな?ワクワク。

 一月十二日(日)
主菓子:花びらもち 干菓子:落雁
茶杓の名:謹賀新年 茶杓の名:お薄茶:初春

 今日は初釜だ。。朝から着物を着て、気合十分!先生のお宅へ母とともに行った。今日はうちの母親も招待されていて(お客として)今日は親子ともども先生のお世話になるのだ。先生に新年のご挨拶を済ませて、お懐石の準備をお手伝いすることに。着物が動きづらいぞ。。。(汗)初釜の時はお懐石料理(先生の手作り)や茶室の入り方など、いろいろいつものお稽古よりもやることがいっぱいある。。普段の割り稽古とは訳がちがうのだ。。お濃茶の時は、初釜の時にしかつかわない嶋台というお茶碗をつかうので、準備をしたりしていた。。待合に白湯がわりの煎茶を持っていってご挨拶。でも、母親あいてなんだよなぁ。。てれるし緊張するわ。。(爆)茶室に入るのを確認して茶室でのご挨拶。先生もいてくれたんで、何とかうまくいったがこの後が問題だ。。先生の作ってくれたお懐石を運んで自分も食べるお勉強をして。。って一人二役だ。。バタバタ。。着物きてウロウロしてるから暑い。。汗かきながら食べて動いて食べて。。そのうちに前に一緒にお稽古していた私のお友達が子連れで先生の家に遊びにきたのだ。子供がまだ1歳半ぐらいだから、茶室の中で遊びだす。。まあそれはいいのだけどね(笑)かわいいし♪先生は、お客さんによって速対応をされて、小さい子がいるからと、fruit出したり、ジュース出したりと、準備が怠りないのだ。。先生いわく、お客さんが突然増えてもいいように、お懐石は人数よりも多めに準備しておくものだそうだ。勉強になった。今回は、ハマグリと進上とかまぼこなどが入った、澄まし汁めっちゃおいしかった。先生が朝からだしを取って造ってくれたのだった。ハマグリは、ちゃんと一度実を貝殻からはずしてからもう一度貝殻の中に入れて綺麗にもりつけるのだそうだ。お客さんが食べやすいようにするためのちょっとした工夫なのだそうで。ほ〜〜。。勉強になる。。これだったら家でもおうようできるわなぁ。。お懐石を済ませて、少々お客様には休憩してもらい、その間に茶室を整えてお懐石の臭いを御香を炊いてけしたりするのだ.結構やることがあるんだよなぁ。。
 銅鑼で、お客さんをもう一度茶室に招きいれて、いざ本番のお濃茶。。緊張してるのと、先ほどまで食べていたお懐石がおなか一杯なので、動きが鈍い。。大丈夫かよ私。ちょっとした?(いやかなり?)失敗はしたけど、幸いお茶に詳しいお客さんではなかったので、そのまま通り抜けてやた(笑)でも、先生にはつっこまれたけど(爆)薄茶に入り気が楽になったのか、すっきりスムーズにお薄茶をたてることができた。よかったぁ〜〜。しかしつかれたよ〜〜全部一通り終わるまで正味4時間緊張の連続だったよ。でも、いい機会だったので良かった。今年のお稽古もがんばるぞp(^.^)q