三月二八日(金)
主菓子:サクラ(生菓子) 干菓子:三色団子
茶杓の名:お濃茶:つくし 茶杓の名:お薄茶:うぐいす

 お稽古を先週休んだので、今週はどんなお稽古をするのかちょっと不安だった。千鳥杯のお稽古だったら、またテンションあがっちゃって、やばいかも。。(汗)ってかなりおもってました。でも、今日はお懐石の流れをさらさらっとやって、終わりみたいだ。。お懐石のお稽古の時に、かなりがんばったせいか、お濃茶のお稽古のときに気が抜けてしまって、失敗だらけ。。基本の、四方さばきをするのを忘れそうになったり、茶筅が手を滑って転がっていったりと、大騒ぎ。。やっぱり、お稽古は全部気を抜いてはいけませんなぁ。。(シミジミ)お稽古の年数を重ねても、基本でどじってる私って、まだまだですわ(爆)でも、がんばるぞぉ〜〜


 三月十四日(金)
主菓子:・・・ 干菓子:サクラ饅頭
茶杓の名:お濃茶:・・・ 茶杓の名:お薄茶:芽吹き

 お稽古の準備をしていると、先生が『今日はお薄茶の準備だけしてください。』といわれて、なんでだろ?っておもってると、『今日は懐石の中の八寸と千鳥杯のお稽古をしましょう』だって。。先生いわく、慣れないとすごい大変らしい。がんばってお稽古せねば。。先生は八寸のお稽古のために本物のお懐石で出てくる八寸の料理を作ってくれていました。先生の料理が食べられるのは本当に嬉しい♪お懐石の流れを水屋にある黒板で先生がまずは説明。お懐石には一汁三菜というきまりが一応あるので、それの料理のことや、今日のメインである八寸のことを説明された。焼き魚とかは、ちゃんと骨を抜いて食べやすいようにしておくのが礼儀だそうです。そんな細かいところまできをつかわなきゃいけないのかいっ。。これが心配りと言うものらしい。八寸には山の幸、海の幸を食べやすい大きさに切って綺麗に盛り付けます。海幸が手前山の幸が奥へ盛り付けるのが決まりなのらしい。お懐石の流れのお稽古を軽くやって、八寸とかんなべを持って茶席へ登場する私。。八寸の中には焼き魚と、山の幸の変わりに綺麗にボイルしてあるかぼちゃ♪うまそう。。。かんなべの中には水が入っている。まずは、正客に一献お注ぎして、こ吸い物の蓋をお借りして、まずは海の幸を蓋に入れ正客に酒の肴として渡す。次客様、お詰様に次々と、一献をお注ぎして、海の幸を渡す。一通りお継ぎして回ったら正客の前に戻り、『お流れ(お酒)を頂戴いたしとうございます』と亭主が正客に所望するのだ。正客は、亭主に『杯をお持ちだしの上』というのですが、亭主は杯があっても『持ち合わせがございませんので』とあくまでも正客の杯を借りてお流れを頂くというのが、礼儀なのだ。それというのも、正客になるほどの方は、かなり格上の方が主なので、その方の運をあやかるという意味もあるのだそうだ。ここからが亭主は大変。。正客から杯を預かったら、次客から、お酒を貰い受けて飲む。このときに私は、水だとおもって口に含んだら、なんと『先生の手作り梅酒』だったうほ〜〜めっちゃおいしい。。いっぱい飲みたいぞぉ〜〜。。心の中でだんだんお稽古のことよりも、梅酒のことが気になりだして、ついでもらうのがめっちゃうれしかったりする。。ルンルン♪千鳥杯のときは、亭主は結構何杯も頂かなければいけないので、(一杯の量がすくないので、そんなに大量にのむわけではない)お酒の弱い人にはつらいであろう。ついでつがれてを末客で繰り返し、杯をもって正客にもどるのであった。正客に杯を返して、正客にお酒を注ぎ飲んでもらうのだ。正客は、ここで『ご納杯を』というふうに、杯を納めるようにすすめるのだ。ここで正客が声を掛けないと、また千鳥杯をつづけなければいけないので、大変なのだ。おさけの弱い方が亭主だったら、ココで酔っぱらうのでは。。この後、お稽古の続きでお薄茶をやったわけなのだが、千鳥杯のお稽古をちょっと、繰り返したためにテンションがあがった状態でお薄茶をお稽古してしまった。。なんだか、妙な感じのお薄茶でした。。(爆)


 三月七日(金)
主菓子:菜の花(生菓子) 干菓子:栗饅頭
茶杓の名:お濃茶:花暦 茶杓の名:お薄茶:蝋梅

 今週2回目のお稽古だ。今回は寒いので(前回もさむかったような。。)筒茶碗のお稽古を今回もやった。お薄の時だけど。。。私的には扱いにくいのでこのお稽古はあんまりすきではないのだが。。(汗)そういえば、炉のお稽古も今月いっぱいぐらいだろう。。暖かくなると、風炉のおけいこになっちゃうからなぁ。。まあ、それはいいとして、薄茶のお稽古は、筒茶碗の扱いですでにいっぱいいっぱい。。先生も私もお薄茶を頂いて、いつもの先生の『おしまいください。』の声がかかった♪ラッキ〜〜!!やっと終われるって思い、いつものように茶碗をしたおいて、『お白湯でもいかがですか?』と一応声をかける。『お手数をおかけしますが、所望いたします』って。。えぇ〜〜〜( ̄□ ̄;)。。。今までのお稽古だと、『結構でございます』と先生が申し出られて、片付けにはいるというのが流れだったのだが、今日はいつもと違うことを言われてしまった。。あせる私。。。そんなん習ってねぇ〜〜ッ。。先生の顔をもう一度見直すと、先生はにっこり。。『こういう事を言われることもあるんですよ。名水とかだと白湯を所望される方もおいでになるので、そのお稽古もちゃんとしておきましょうね。』だって。。お客に対しては色々と、臨機応変に対応をしなければならないし、驚いてちゃだめってことね。。白湯を所望されたら、茶巾をたたみなおして、お茶碗をこすすぎして、白湯を汲み、3口ぐらいでのめるぐらいの分量を入れるのだそうだ。ちゃんとおぼえておかなきゃなぁ。。しかし、先生のしてやったり♪ってうれしそうな顔はわすれられないわ。。お客さんが茶道を心得ていない方もいるってことを忘れちゃいけないってことなのね。。『あほの三杯汁』って言葉があるらしい。。(謎爆)

 三月四日(火)
主菓子:鹿の子もち 干菓子:落雁
茶杓の名:啓蟄 茶杓の名:お薄茶:白梅

 いつもはお稽古は金曜日なのだが、先月2回続けてお稽古をおやすみした分を一日火曜日にまわすことにした。私の体調がかなりすぐれなかったので、お稽古はやるにはやったけど、ちょっと短縮してもらいました。(^^ゞ今日のお稽古は、お懐石の運び方、かんなべ、盃台のお稽古をおさらいして、雪が降って寒さも戻ったということで、お薄茶の時に筒茶碗のお稽古をもう一度おさらいすることにした。かんなべをもってはいる時に、お客がまったくお酒に弱い人だったら、真似事程度のことを一度して、後は無理をしないように配慮してあげることも亭主の役目と言うことを、先生に教わった。たしかに、お懐石のときにお酒を飲みすぎてべろんべろんによっぱらってたんじゃ、本番のお濃茶席はまったく座れないからねぇ。。(笑)メインはお茶を頂くことだもん♪お薄茶が、筒茶碗のお稽古になったということは、前回につかわせてもらった、飲み口がプラチナのお茶碗はつかわせてもらえないのだということに気がついた。。(T_T)もう一度つかいたかったのになぁ〜〜。。あれをつかうとかなりの贅沢気分をあじわえるのに(笑)先生の道具をお稽古につかわせてもらっていて贅沢なことをおもう弟子なのでした(笑)先生のようにお道具をそろえるにはかなりの金額が必要になってくるんだろうなぁ。でも、私はLIVEにお金かかってるので、今のところかえませ〜〜ん(笑)