八月二十九日(金)
主菓子:おはぎ 干菓子:きびだんご
茶杓の名:お濃茶:残暑 茶杓の名:お薄茶:秋の声

 今週は貴人清次のお稽古であった。貴人台といって、高貴な方に献上するお茶を入れて差し上げる台があり、それの扱いをするお稽古だ。今まで数回やってきているのだけれども、日にちが経つとすっかり忘れてしまう私は、今回も忘れている部分が多々あった。。(爆)貴人台の扱いは、基本的には両手で扱うことになっているのだ。高貴な方に献上するお茶は、普通の時のお茶みたいに、片手でほいほい出すわけには行かないのだ。でも、心がこもってれば一緒のような気もするのだが、相手を敬うということで、畳の上に直接おくのはふさわしくないというのだ。貴人台は基本的には木地の台なので、お茶を点てていると、畳の上を貴人台が滑る滑る。。。とても点てにくいのだ。。でも、これをちゃんと滑らないようにうまく点てるのが当たり前なのだ。私は。。。きかないでくれ〜〜(爆)貴人台と一緒に私も移動したい気分だったということを伝えておこう(笑)最近毎週違ったお稽古をしているので、来月はどういうお稽古になることやら。。とても楽しみだ。

 八月二十二日(金)
主菓子:豆腐ぷりん 干菓子:きびだんご
茶杓の名:お濃茶:処暑 茶杓の名:お薄茶:涼風

 今週はまたまた夏のお稽古である。先週はお盆でお稽古をお休みしたので、何となく感覚が鈍ってるようなきがする。。夏のお稽古といえば、葉蓋である。大き目の葉っぱ(やつでとか、サトイモの葉っぱ)を水差しの蓋代わりにするのだ。ひさびさに、葉蓋をするので、憶えているかどうか不安だった。葉蓋はお濃茶の時にはやらないので、お濃茶は、普通に長尾のしふくをつかった大海をお茶入れにして、お稽古。。しかし、長尾は私あんまり得意じゃないのでいつも、普通のしふくをつかう、かたつきのお茶入れをつかってしまうのだ。。長尾のお稽古しなきゃいけないとおもいつつ、やってなかったから、やっぱり失敗しちゃった。。(-_-;)これからはもっとつかわなきゃねぇ。。御薄茶のお稽古に入り、葉蓋をあつかった。。意外とできるじゃん!!体がおぼえてるもんだねぇ。。(笑)こりゃ、葉蓋のお稽古よりも、長尾のお稽古をもっとしなきゃ〜。しかし、今日のお菓子の豆腐プリン。九州のほうのおかしなのらしいけど、めちゃめちゃおいしかった〜〜〜また食べたいわ。


 八月八日(金)
主菓子:若あゆ 干菓子:涼菓子
茶杓の名:お濃茶:立秋 茶杓の名:お薄茶:迎え火

 今週は水差しを木地(木でつくられた曲げ物)のものを使いお稽古をした。木地の水差しを使う時は、唐物(中国など)のお茶入れを使う時に、何かの拍子で唐物のお茶入れを傷付けたりしないようにという配慮から、唐物のお茶入れを使う時は必ずつかうということだ。今日、初めて木地の水差しをつかったのでなんだかうれしかった。木地の水差しをつかう場合は、なるべく長時間水に浸しておき、お点前をしている時にしっとりと濡れているかんじを見てお客様に木地のよさを楽しんでもらうというのが趣向にもあるらしい。夏のお茶地の涼感を演出するのにもいいらしいのだ。しかし、私の扱いが悪かったのか、すぐに水差しは乾いてしまい、涼感はいったいどこへ?って感じでもあった(笑)今の時期は朝茶事と言って、朝日が昇る頃の茶事が一番好ましいのだ。すがすがしくお茶を楽しんで、(暑くなる前にお茶会を終わらせなければいけないので時間短縮させた作法でお茶を点てるのだ)暑くなる前にすがすがしい気持ちのまま帰宅してもらうというのが亭主のこころづかいでもあるらしい。う〜〜ん。。おねぼうさんの私には朝茶事をするのはむかないかもしれない。。お客よりも遅く起きてたりして(爆)