九月二十六日(金)
主菓子:彼岸おはぎ 干菓子:えびせんべい
茶杓の名:お濃茶:曳き山 茶杓の名:お薄茶:祭囃子

 今週は、貴人清次のお稽古でした。いつもは貴人さん用のお稽古が中心だったのだが、今回は清次さん(貴人の付き人みたいに偉い人について来ている人)にお茶を出すお稽古なのだ。。これがまた、続きお薄とよく似ていて、勘違いを連発してしまうのだ。。。だんだん、イライラしてきて、大事なお客さんにだけ、おちゃだせばいいじゃん!!付き人は番茶で十分!などと粗暴なことまで思いつく始末。。こりゃ茶人にあってはならない思考だな。。(爆)清次さんのお茶碗につかう茶巾は、千鳥茶巾と言う畳み方をするのだ。千鳥って鳥をかたどった畳み方なのだが、これをするのは初めてだったので、先生見たく畳めない・・・。先生が畳んだ茶巾は綺麗にかわいい千鳥に見えるのに、わたしのは。。。蟹にみえる。。しかもかたがってるし。。(爆)千鳥になる道のりは遠いようだ。。やっぱ、美的センスがたりないのかなぁ??(笑)がんばって、ちどりといわなくても、すずめぐらいにはたためるようになりたいわ(笑)


 九月十二日(金)
主菓子:桃ゼリー 干菓子:最中
茶杓の名:お濃茶:十六夜の月 茶杓の名:お薄茶:火星と月

 今週は、名残の月見お茶会ということで、茶杓の名も月に関するものばかりを選んだつもりだ。十六夜の月(いざよい)とは十五夜の月もいいけれど、欠けはじめの月もまた良いということらしい。スムーズにお濃茶のお稽古が終わり、お薄のお稽古に入った。干菓子を出す時に先生が、『水羊羹に、味もないようなウエハースが2つついてくるんですよ。なんでしょうねぇ。。こんな味のないものつけて意味あるんでしょうかねぇ?』と、先生が知り合いの方からもらったという水羊羹を出してきた。私は、そのウエハース?と先生が言っている物体をみたのだ。。すると、もしかして???っておもったことが的中。。こりゃ、ウエハースじゃなくて最中の皮だ。。(爆)先生に言うのも気がひけたが、ココで黙っていてもなおさら悪いような気がしたので、先生に思い切って言うことにした。『先生。。ちょっとその”ウエハース”(このときは傷つけないように気を使っていた)をみせてください。』て、”ウエハース?”なるものを受け取った。。いかにも今わかって、ちょっとやってみてみよ〜〜ッという風に、『これ、もしかしたら水羊羹に合うかも!』と(ココで最中の皮に変身)最中の皮に水羊羹をはさんで食べてみた。(またまた今気がついたようなかんじで)『お〜〜〜!!こうやったら、最中みたいな味になりましたよ!!』って(爆)先生も実践・・。『これは、おいしいわぁ〜〜。これはウエハースじゃなくて、最中の皮だったのね。ということは、これは最中の中身?』ってあらためてまじまじと見つめている先生。。(笑)最中にすると皮がふやけてしまうからおいしくなくなるので多分、別袋に入れてあったんだと私はおもった。。先生、私が気がつかなかったら、ずっと別々に食べていたんだろうなぁ(笑)今日は、ちょっと先生に一本とったってかんじだった(笑)