一月三十日(金)
主菓子:さくらもち 干菓子:京菓子
茶杓の名:お濃茶:節分 茶杓の名:お薄茶:まめまき

 こんかいは、筒茶碗と大蓋のお稽古をした。大蓋とは、釜の蓋が通常よりも大きいのをつかうのだ。先生が今回つかわれた大蓋は、先生の実家でかなり古くから(江戸時代からかも)つかわれていた年代物らしい。扱いもドキドキする。。大蓋は、中の湯の湯気がいっぱいでて、茶室を暖めてくれる効果があるので、筒茶碗同様、寒い寒中につかうものなのだ。筒茶碗は、寒い時にお茶がさめにくいようにということでつかわれるのだ。筒茶碗は茶碗の中で茶筅が振りにくいのと、茶巾の扱いがつかいづらいので、あんまり実は好きではないのだ。。でも、季節柄おけいこしなくては!!ってがんばろうってしてたら、実はうちの先生もこのお稽古はすきではなかった様子だ。。来週から新しいのやりましょうねって。。まだそんなにやってないのに〜〜。(笑)


 一月二十三日(金)
主菓子:ふきのとう(生菓子) 干菓子:落雁
茶杓の名:お濃茶:新雪 茶杓の名:お薄茶:粉雪

 通常通りのお稽古は今年初めてなので、一通りの通し稽古をする予定だったのだが、ここのところの雪で、ちょっと短縮モードのお稽古になった。ひさびさに短縮モードとはいえ、通常のお稽古をするわけだから、なんとなくうまくいかないことばかり。。単純なことをわすれていたり、言葉がちゃんと出てこなかったり。。先生には、お稽古がひさびさですからねぇ。。ってフォローの言葉をもらったのだが、かなり今日はへこんだ。。ちゃんとしっかり身についていないのかもしれない。これからもちゃんと精進しなければ。。今日は、水注ぎのお稽古もした。普段、置き水差しをしているのだが、(水差しをお運びしないお点前の仕方)本来ならば、お濃茶をおわったあとに、水差しの水を足すのだがいままで、お稽古ではしょっていたのだ。(笑)今年から先生は色々お稽古でやりたいことがあるそうなので、がんばってついていかなくては!!


 一月十八日(日)
主菓子:はなびらもち 干菓子:正月用落雁
茶杓の名:お濃茶:賀正 茶杓の名:お薄茶:謹賀新年

 今年明けてはじめてのお稽古。初釜である。朝早くから着物を着て、先生のお宅へ11時に訪問した。先生もお着物で出迎えてくれました。今回は、なぜか私を先生宅へ送りに来ただけの母もお客さんへとくわわることになり、てんやわんやの大騒ぎとなった。なぜかというと、母はまだ足の具合がよろしくなくて、立礼の形式をとることになったのだ。立礼とは、明治時代の宗匠がこうあんされたもので、机と椅子に座ったままでのお茶会である。立礼のお懐石は初めてだったので、お客さんにどうお懐石を勧めればいいのかというのが、よくわからなかったりしたので、戸惑った。しかも、なんだか砕けたような感じのお茶会だったため、お稽古しているのやら、遊びにきているのやらわかんない状態(笑)今回の懐石料理も先生の手作り料理である。毎年ご相伴に預かっているのだが、今年もまたおいしい料理だった。お吸い物にごま豆腐を裏ごしして落してあるのにはほんとうにびっくりした。最初はただのしんじょう入りのお吸い物だと思ったのだが、そっとかき混ぜるとごま豆腐が混ざってすごいすごいおいしかった〜。一椀で2度おいしいというやつだ(笑)もうちょっと料理も勉強せねば。