九月十六日(金)
主菓子:おぼろ月(生菓子) 干菓子:かぼちゃ饅頭
茶杓の名:お濃茶:中秋 茶杓の名:お薄茶:月の兎

 今日は唐物のお稽古をした。唐物の扱いは、普段の和物の茶入れとは違い、まったく逆の扱い方になる。。右から取るものだったら、左から取ったり、下からさばく物だったら上からにしたり。
いつもよりすごいすごい丁寧にあつかうのだ。。唐物は茶道の中では真、行、草(松竹梅みたいなもの)のなかでは、真扱いでランクが上の扱いなのだ。。結構気を張らなくてはいけないのだ。。丁寧な上にまだ丁寧な扱いなので、大変。。
袱紗捌きもいつもと違うから間違いだらけ〜〜
 つくづく私のもの覚えの悪さにあきれちゃうわ(笑)でも、茶道は好きだから、もっともっとつづけたいわ〜〜♪
 唐物のときは、先祖伝来や、前田家伝来のものなど由緒があるものが多い。それに対応するように茶杓の作者も年代を合わせて、3代家元がおつくりになられたものとか(お稽古ではつかわないけど・・爆)貴重なものを使うことが多いのだ。
 道具を集めるときは結構お金がかかるわ。。誰か私に道具をかってぇ。。それか、ください(笑)
 今日は先生の話が長かった。というよりも、私が質問しすぎなのだが。。(爆)
 京都の裏千家の話やら、家元の周りの方についての質問などをしすぎた。。先生はいつも親切丁寧におしえてくれるので、うれしい。。もっと色々しりた〜い。。
 


 九月二日(金)
主菓子:おはぎ 干菓子:落雁
茶杓の名:お濃茶:二百十日の風 茶杓の名:お薄茶:編み笠

 ちょうど1日から八尾町のおわら風の盆がはじまっている。越中おわら節に胡弓の音色が重なって、静かな町に艶っぽい女踊りと力強い男踊りが舞う時期だ。
 ということで、今日のお稽古の趣旨はおわら風の盆にちなんだものにした。豊作を祈る祭りでもあるため、稲穂をちょっと飾ってみたり。なかなかいい感じになった。
 お稽古の最中に、色々先生に質問した。茶室内での会話や、掛け軸のことなど。裏千家では、大徳寺のお坊さんが書かれた一行物が重宝されるのだ。
 大徳寺には千利休から代々のお墓があるため、縁が深いからである。床に飾るものは、やはりゆかりのものとか、茶会の趣旨に合ったものを掛けたりするのがいいらしいのだ。
 お坊さんが書かれたものがいいという意味はもう一つある。お坊さんは精神修行をつまれているから、お茶の世界も精神修行の場でもあるということだ。日々勉強。。
 私は、う〜〜ん。。上達しない。。がんばらなきゃね〜〜。