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すっかり春らしくなった休日。朝から天気もよかったので、妻、娘と共に二上山へハイキングに出かけた。
二上山は、万葉集の代表的歌人であり、編者ともいわれている大伴家持(おおとものやかもち)ゆかりの山である。 望まずして越中の国司に派遣された家持ではあるが、この地で多くのすばらしい歌を残している。 その”大伴家持像”のそばから、この日の山歩きはスタート。 遊歩道には擬似木の階段が続く。2歳半の娘は、とにかく階段が大好きで、どんどん上っていく。 ハイカーのみなさんから、「がんばるわね。」「かわいい。」などと声をかけられると、 親としては本当にうれしい。まさに親馬鹿。 あっという間に、二上山頂。そのまま遊歩道を歩き、 ”二上万葉ライン”沿いにある展望台へ向かった。 展望台からは日本海が見渡せ、なかなかの眺望である。 何を思ったか、娘は展望台横の遊歩道をどんどん下り始めた。 ”城光寺の滝”に通じる道らしいが、どのくらいかかるのか見当もつかない。 「まあ、いいか。」と思いながら下っていったが、車をとめた駐車場からはどんどん遠ざかっていく。 ”城光寺の滝”はなかなか美しい所である。が、そこに着いた頃にはさすがの娘も疲れたらしく、機嫌が悪くなってきた。 「滝の水に入りたい。」と泣き出したのである。そんな娘を抱えて、来た道を戻る気にはなれない。 あきらめてそのまま山を下った。その間、大声で泣きっぱなしの娘。 挙句の果てに道の真ん中で寝そべってあばれる始末。 何とか町まで下りて、たまたま見つけた公共の体育施設に入った。 ジュースを飲ませてしばらく休んだら、娘の機嫌もなおって一安心。 そこでタクシーを呼んで、車をとめた駐車場まで…。タクシー代は4,000円。 思わぬ出費は痛かったが、今にして思えばいい思い出である。 ※ 冬場は、”二上万葉ライン”への車の乗り入れが禁止される。 雪が積もれば、クロスカントリースキーやカンジキハイクが楽しめる。 |
![]() ここからハイキングが始まったが…
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