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この日は、偶然にも袴腰山の山開きの日だった。
早朝から、車が次々と林道へと入っていく。
一目見て「なるほど。」と納得できる文字通り袴を開いたような姿、
”砺波富士”とも呼ばれる美しい姿は、地元の人たちに親しまれ、
登山者たちの人気も非常に高いのである。
袴腰山へは、袴腰小屋直下の標高900m地点からと、 グリーンパーク池の平からの2つの登山口がある。 今回は、900m地点から登り始め、池の平に下りるコースをとった。 2台の車を使い、うち1台をあらかじめ池の平に回しておいた。 池の平に下りてから900m地点に戻るおよそ2kmのアスファルト道歩きを、 車を使うことで省略できるからである。 900m地点からの山頂までは、ゆっくり歩いても1時間。しかし、なかなかの急登である。 山頂は一面の藪に覆われ、周りを見渡すことは全くできないが、展望台に登れば眺めは最高である。 南には白山へと続く峰々、北西には金沢のビル群、そして北には砺波平野の散居村が広がる。 展望台のそばでしばらく休み、グリーンパーク池の平へと下った。 山開きのセレモニーを終えて登ってくる多くの登山者とすれ違った。 その度、「こんにちは。」と声を掛け合った。 山でのこの習慣は、いつでも思うのだが、本当にさわやかでよいものである。 山頂から1時間余りでグリーンパーク池の平に着いた。 帰りは林道を上平村に下り、くろば温泉で汗を流した。 この日は、午後から予定が入っていたため、慌しい半日ハイクとなった。 次回は袴腰山から三方山へと回り、一日ゆっくり山歩きを楽しみたいものである。 ※ 手前の緑に覆われた山が猿ヶ山。その向こう側に見える白い山並は、右から大笠山、 笈ヶ岳。そして最も左奥が白山である。 |
![]() ”砺波富士”とも呼ばれる袴腰山
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