“富山に生まれたら、一度は登る山”とされているのが、立山の雄山である。 3000m級の標高は低山の域を越えているが、 よい時期を選べば、比較的楽に日帰り登山ができるという意味では、 これまで紹介した低山同様身近な山と言ってよいだろう。
私にとって今回が4度目の雄山。
これまで同様、室堂に着くなり頭痛に悩まされたが、
さわやかな空気とよい天気に気分も紛れた。
立山に登るなら、梅雨明け直後のこの時期が
天気も安定し最適なのだが、
それだけに人も多い。
室堂から一ノ越までのゆるやかな登りは、ゆっくり歩いて1時間半。
一ノ越で休憩し、いよいよ岩場の急登が始まる。
岩に目印がつけられているし、
何より多くの登山者で、道に迷うことはまずない。
無理をせず途中に何度も休憩を入れても、2時間あれば雄山山頂である。
山頂での温かいコーヒーは最高である。
岩場の下りは、登り以上に注意を払わなければならない。
1時間半で一ノ越、さらに50分で室堂に戻ることができる。
立山の最高峰、標高3015mの大汝山、富士ノ折立、 別山を巡るコースも考えられるが、日帰りでは少々つらい。 無理をせず、余った時間は室堂周辺の散策にあてるのも よいのではないだろうか。 あるいは早めに室堂から下り、帰りに立山博物館等に立ち寄って、 立山開山や立山信仰の歴史に触れるというのも悪くない。