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マルツンボリ山、オゾウゾ山、ソウゾウ山…。
この辺りには、片仮名表記で不思議な山名が少なくない。
タカンボウ山もその一つ。 今回は、ワカンをつけてのハイキングである。 タカンボースキー場のリフトを乗り継ぎ、終点から尾根に取り付く。 歩を進めるにつれて、スキー場の歓声や音楽が遠ざっていく。 気がつくと、聞こえるのは雪を踏みしめる音、そして自分の呼吸の音だけ。 心地よい孤独の世界に入り込んでいく。 他の季節は、どこの山を歩いても人と会うことができる。 出会った人と挨拶を交わしたり、時には会話をしたりする。いいものである。 一方、雪山では、人と会うことがほとんどない。 が、人とのつながりを絶って、一時独りになることができる。 冬の山歩きが好きな理由はここにある。 |
![]() 動物たちの足跡と私の足跡 |
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