閉鎖されてしまった白雲楼ホテルは、無気味な雰囲気を醸し出している。
その横を車で過ぎ、10分程で登山口前の駐車場に着く。
袋を持って山菜を採りながら山を歩く人が数名。
ちょうど、よいワラビが採れ始める時期である。
歩き始めてすぐ目につくのは、“タコ岩”。 岩にタコの足のようにからみついているのは、ケヤキの根である。 “タコ岩”から少し歩くと、送電線の鉄塔の下に出る。休憩するのに うってつけの場所である。
さらに1時間足らずで高尾山山頂なのだが、 高尾山と奥高尾山の分岐あたりから、足もとの雪が気になり始めた。 高尾山山頂はあいにくのガスで何も見えない。 晴れていれば、医王山の山並みや金沢市街、そして日本海まで見渡せる なかなか眺望らしいが、この日は、さっぱりであった。
意外に多い残雪のため、引き返すか迷ったが、 思い切って奥高尾山まで足を伸ばすことにした。 分岐まで戻らなくても奥高尾山へと向かうちょっとした近道があるので、 目印を見逃さないようにしたい。
雪で靴を濡らしながら歩き、1時間ほどで奥高尾山山頂に着いた。
相変わらずのガスで日が当たらず寒い。
隣のグループの温かいコーヒーがうらやましかった。
とにかく昼食をとり、山を下りることにした。
冷えた体を温めようと“湯涌温泉「総湯」”に向かったが、
駐車場がいっぱいの盛況ぶり。
あきらめて、“浅野川温泉「湯楽」”に向かった。
今回は行けなかったが、奥高尾山をさらに1時間余り歩くと、 日尾池や吉次山がある。次回は是非挑戦したい。