■森林と住まいの講座 2004年3月27日(土)

  〜株式会社 クドウ にて〜  

ウィスキー樽を活用した家具作りのパイオニア、クドウ家具にお邪魔してきました。曲がった樽の胴材をまっすぐに伸ばす技術を独自に開発し、家具や建築素材(フローリング材)として蘇らせ、「人と環境にやさしい物作り」をテーマに日々取り組んでおられます。

今年度の森林と住まいの講座はこれにて終了です。次年度も楽しい企画を考えていますので、みなさん楽しみにしていてくださいね!

こちら、本日の講師 工藤幸市さんです。樽を再利用し始めてから今日に至るまでのお話、ウィスキーのことなど幅広く話していただきました。友達に自慢できる豆知識が増えました!
樽の胴材を伸ばす技術の開発がとても大変だったそうです。樽は、オークの柾目から作られています。樽として使われたことによって、よりくるいが少ない建築材料となるそうです。

解体され、これから加工される樽です。
運搬されてきたばかりの樽からは、ウィスキーのうっとりするような香りを嗅ぐことができました。おいしそう‥。
伸ばしたあとの胴材です。これから削っていきます。すると、とてもきれいな柾目のオークが姿を現すのだそうです。
家具製作の様子です。ひとつひとつ丁寧に作られているのですね。
樽家具 クドウ
 こちら、クドウ家具のホームページです。