大逃げ・逃げ

特徴

大逃げ・逃げ共に、一番大事な要素は、
「スタートが上手」
である事です。
致命的なのが、
「スタートが下手な逃げ馬」
です。
下手だと、スタートしてから、
ハナに立つまでに、無駄な足を使ってしまい、
結局、最終的にはスタミナが持たなくなるからです。

スタートが上手以外の馬は、
先行や差し、追い込みに脚質変更したほうが良いと思います。
また、ハマリ易いのが、
「気性の荒い=勝負根性がある」
馬です。
気性の荒い馬は、道中馬込みに入るような位置取り、
(先行や差し、捲り)
ですと、掛かってしまい、
力を存分に発揮できない時があります。
ですので、気性が荒くてスタートの上手い馬は、
「大逃げ・逃げ」
にするのが、良いと思います。



調教
絶対必須能力は、
「スピード」「スタミナ」です。
また、スタート直後から、一気にトップスピードに持って行きたいので、
「瞬発力」も少し必要になります。
道中のスタミナ温存を考え、
「息の入れ方」も必要になります。
感じとしては、
スピードスタミナ瞬発力息の入れ方
   
  :    :    :   
と、いう感じでしょうか。


気性の普通以下の調教
芝をメインに、ダート、坂路、プールを織り交ぜていきましょう。
モデルとして、
芝強〜ダ強〜プール〜リフ〜ウッド馬〜レース
レース後・リフ×2〜坂強〜芝強〜ダ強〜リフ〜ウッド馬〜レース
レース後・リフ×2〜ダ強〜坂強〜リフ〜ウッド馬〜レース
といった感じでしょうか。


気性の荒い馬の調教
坂路をメインに、ウッド、プールで仕上げていきます。
芝やダートは、道中掛かり易くなってしまいますので、
極力控えたほうが良いでしょう。
モデルとして、
ウッド強〜坂強〜プール〜リフ〜ウッド馬〜レース
レース後・リフ×2〜ウッド強〜坂強〜リフ〜ウッド馬〜レース
レース後・リフ×2〜ウッド強〜坂強〜プール〜リフ〜ウッド馬〜レース
といった感じでしょうか。



なお、調教方法に「絶対コレ!!」っていうのは存在しません
私のを例にして、自分なりの調教方法を見つけましょう。



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