2001.5.25 作成
2001.5.26 修正
2001.5.29 修正
2001.9.20 追記

KSRにトリップを!

 カワサキKSR-IIはよく走って気持ちいい。だがガソリンが無くなると突然止まる。止まった瞬間クラッチ握ってリザーブにしてクラッチリリースしても絶対再始動することなく停止する。抜いてる最中にやられると非常に弱るので、トリップをつけて距離的にやばくなってきたら無理しないぞ。という結論に達した。(強引な前置き)
 では、バイク用のサードパーティートリップメーターなんかあるのか?メーターごと交換するタイプならある。しかしトリップのためだけにしてはちと高価すぎる。色々話を進めるうちいい方法にたどりついた。それは「サイクルコンピューターを付ける」普通の用途は自転車競技などで走行距離や平均速度を測るものらしい。KSRに実際取り付けた例があるという。それじゃあ、ということで早速買ってきた。

商品名・モデル:CAT EYE CC-ED200
製造・発売元:CAT EYE CO.,LTD. OSAKA JAPAN
       オフィシャルウェブサイト-->http://www.cateye.co.jp/cateye/
購入価格:4500円(税別)

 一番安いモデル。トリップメーターさえあればいいのでこれで充分である。キャットアイは商品名というよりブランド的。そのまま社名になっているところを見ると世界的にも有名なのだろう。センサー部を含む取り付けキット一式と数カ国語のマニュアルが付属している。タイラップ等も入っているので別途購入するものは無い、自転車に取り付ける場合は…
 動作原理はホイール周辺部に付けた磁石が一回転して通過するときの磁力変化をセンサーで読みとり、タイヤ外周径を積算していくものらしい。バイクに取り付ける場合の問題点は次のとおり

1.磁石をどうやって付けるか
2.センサー部どうやって固定するか
3.表示部をどこにつけるか

 うーん、矢張り一筋縄ではいかないのか…。


間隔は約2mm 1について、もともとスポークの交差点に付ける形状のため。ホイールの縁に両面テープで貼り付けることにした。1個360円だし〜と割り切ってさくっとカスタマイズ。
 最初斜めにしたのだがちょっとした拍子に積算しなくなった。位置を変えながら実験していると上手く作動するポイントがあることに気付いた。センサーの印の所に対して直角に交差させるのがベストだ。
ぎりぎり 2について、付属マウントで付けるには太すぎるバイクのフロントフォーク。アルミ板で簡易マウントを作った。
表示部だけ取り外し可能 3について、センサーから表示部までのコードが短すぎていい位置まで届かない。サスが伸びきったときの長さや、ハンドル目いっぱい切っても干渉しない所とか、容易に取り外せて視認性を妨げない角度等を考えなくてはいけなかった。試行錯誤の末、この位置に落ち着いた。

 試乗の前にデータ入力。タイヤ外周径。実測で150cmだった。ついでにODメーター値も入力。デフォルトメーターとどれぐらい誤差があるのか比べてみたいし。※700km走って誤差100m以内!
 試乗。スピード誤差は確認できないぐらい高精度。ただレスポンスが鈍い。ま、許容範囲か。段差乗り越えたとき磁石が落ちてしまうか心配。あと、雨天やグラベル走行も無理っぽいか。
 物理的計測限界を確認。86キロ以上で全ての計測がホワイトアウト。だが実用域では
使える。
GPS  GARMIN社のe-trex(日本名ポケナビ)


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