PowerBook G4の内蔵ハードディスクを交換する

【ちゅうい】
 PowerBook G4 (DVI)の内蔵ハードディスクドライブを交換する手順を解説しています。 たぶん Titaniumモデルは共通だと思います。Aluminiumモデルについては不明です。なお、このページに書いてあることを実行し損失が発生しても当方は責任をとれません。
 ここで開腹しているモデルは、PowerBook G4 (DVI) M8592J/Aです。

【用意するもの】
トルクスレンチ (サイズ:T-8 )  DIY店に売ってます。商品名「ヘクスローブ」
小さめのマイナスドライバー

【作業を始める前に】
まず、最後まで読んで手順を理解します。
部屋を掃除しましょう。埃の除去が静電気防止になります。
必要ならバックアップをとっておいてください。
システム終了して、 ACコードを抜いて、バッテリーを外します。


【作業手順】
底パネルを外す 底のパネルを外します。ねじを外すにはトルクスレンチが必要です。
ねじが外れたらパネル全体を手前側に引き、ノッチを外し、持ち上げるとあっけなく開きます。

■これより先は自己責任において行ってください。
HD周りの構造 ハードディスクを支えているのは4ヶ所のゴムパーツです。
光学ドライブ側のパーツははめ込んであるだけです。バッテリー側のパーツはフレームを通して固定しています。
I/Oコネクタは刺さっているだけで、HDを外すと自然に分離します。
ねじを外す バッテリー側のねじを外します。これでハードディスクドライブを固定しているねじは全て外しました。
ハードディスクドライブとトラックパッド回路が接触しないよう半透明の保護シートが、光学ドライブ側のゴムパーツととも締めしてあります。小さめのマイナスドライバーでシートの裏からテコの原理で持ち上げると浮きます。このときフレームに傷がつくかもしれないので細心の注意をはらってください。ついてもいいときは、サクッとやってオッケイ。
最終段階 ハードディスクドライブにとも締めしてある保護シートを外して、交換するハードディスクドライブに取り付けます。外したのと逆の手順で組み立てていきます。I/Oコネクタ付けるのを忘れずに。
ロジックボードをリセット 内蔵バッテリーを取り付ける前に、ロジックボードをリセットします。タブレットペンの先などで10秒間押すといいらしいです。おまじないみたいなもんです。場所は写真のとおり。どこだかわかんない人は、省略しても問題ありません。

作業時間は約30分でした。

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