Vol.561
26.Dec.2008
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礼 服
by fjk
もうすぐお正月ですね。その正月に一寸改まった場所に出ることになり、「略礼服着用」と指示があるので、礼服の「正しい着用」について確認する意味で調べてみました。
礼服の種類は、「正礼装」、「準礼装」、「略礼装」の3種があり、さらに「時間(昼・夜)」、「行事(慶弔)」、「立場(主催・列席)」などによって使い分けなければなりません。
女性の場合は「内容と格式に合わせたふさわしい」服で選ぶそうですが、男性の場合は略礼服のブラックスーツが昼夜を問わずほとんどの慶弔で使えます。ただし、シングルの場合はベスト(ライトグレーか黒)を着用しなければなりません。また、ブラックスーツの略礼服は日本オリジナルなので海外では通用しないそうです。
正礼装のモーニングコート(上衣は後ろが長いジャケットで下衣は縞柄のズボン)は結婚式のお父様、準礼装のディレクタースーツ(上衣はブラックスーツで下衣は縞柄のズボン)は各種式典などに着用されています。また、燕尾服の着用は一般庶民にはあまりないことですが、勲章を受ける場合は燕尾服のみと法律で決められているようです。
<男性の場合>
<女性の場合>
正礼装
燕尾服(主に夜間、ホワイトタイ)
タキシード(夜間、ブラックタイ)
紋付羽織袴
モーニングコート(昼間)
イブニングドレス
留袖(現代では袖の短い振袖)
アフタヌーンドレス
準礼装
ディレクタースーツ(昼間)
ファンシータキシードスーツ(夜間)
ディナードレス
振袖(現代では袖の長いもの)
略礼装
ダークスーツ(西洋での略礼服)
ブラックスーツ(日本のみ)
ディタイムドレス
礼服について、さらに詳しい情報は
Z-TOWN
や
kind_ware
などを参照。