Vol.568 20.Feb.2009
B
ボットウィルス
by fjk
突然、サーバに大量のアクセスが集中し正規のユーザがアクセスできなくなるような例が報告されています。これはネットワークに繋がった大量のウィルスに感染したコンピュータから、同時に同じサーバーに集中したアクセスが押し寄せているためで、情報サービスが出来なくなる。
感染したウィルスはボット(BOT)とはコンピュータウィルスの一種で、第3者が外部からコンピュータを操ることを目的としたプログラムである。そして悪意のある第3者がボットに感染したコンピュータを使って「迷惑メールの大量配信」や「特定サイトの攻撃」などを行い、深刻な被害を引き起こすことが報告されています。
ボットウィルスに感染しても、目に見える症状が現れない場合が多く、ユーザが知らないうちにコンピュータを使用されている場合が多い。さらに、ボットウィルスは自分自身で機能を追加したり変身する能力を持っており、ウィルス対策ソフトで駆除しにくい特徴も持っています。そして、セキュリティ対策の弱いコンピュータを自分で探し出して感染させ、感染コンピュータを従えたボットネットワークと呼ばれるものを形成します。
経産省ではこのようなボットウィルスに対して、「ボットとは」、「ウィルス感染のチェック」、「ウィルスの駆除」を https://www.ccc.go.jp/ で紹介している。ウィルス対策ソフトの導入は必須ですが、それでも感染したという報告もありますので、他の人に迷惑をかけないためにも、ボットウィルスに対する対策を行っておくことをお勧めします。
L
無線LANのセキュリティ対策、教えて下さい
by TMX
友人からワイヤレス無線LANをもらってノートパソコンで無線LANを使ってインターネットの接続設定をしました。親機をパソコンとLANケーブルで繋ぎ”無線LANアクセスポイント”に設定すると通信ができるようになりました。次にセキュリティ対策(ディフォルトはWEPになっている)をしますがどのように設定すればいいのかよくわかりません。現在次の様になっています。
1.ネットワーク名
2.SSID
3.セキュリティの種類・・・ 認証なし(オープンシステム)
他(共有キー、WPAパーソナル、エンタープライズ、802.1x)
4.暗号化の種類・・・ WEP
5.キーインデックス
簡単でそこそこのセキュリティ(暗号化にはWEP、TKIP、AESなど方式がある)の仕方を教えてください。
−−−>S.Sさんからのアドバイス
WEP<TKIP<AESの順で強固な暗号化、AESに設定すればとりあえずよい。
CSS2008(コンピュターセキュルティシンポジュウム2008)において無線LANの暗号化方式WEPが一瞬にして解析できるなど、WEPのいくつかの脆弱性が示された。
ニンテンドウDSは現状ではWEPにしか対応していないため、今後様々な問題が出るとの事。
S
Windowsホームサーバを自宅に導入しました
by NXH
パソコンが4台たまり(一人一台)データも大量にたまってそろそろ収拾がつかなくなって困っていたところ、ホームサーバの存在を知りました。
ネットでFDDとセットのOSを15800円で買い、ハードウエアはデルのサーバマシンT100で19950円で入手しました。手持ちのUSB接続のDVDドライブでインストールしたのですが、最初はなかなか認識してくれなくて苦労しましたが、しつこくやっていたらいきなりインストールが始まり、3時間ほどで終わりました、各種設定はこれからです。
***** 以下、マイクロソフトのホームページより(抜粋) *****
デジタル カメラで撮った写真や、ダウンロードした音楽やビデオなど、デジタル データが急増しています。そしてそれらのデータはもはや家族のデジタル アセット(資産) ともいうべき大切なものになっています。こうしたデジタル アセットを大切に守り、管理したい、そして一方で、いつでも、どこからでもアクセスして楽しみたい、おじいちゃんおばあちゃんに孫の写真を見せたい、そんなご要望に簡単にお答えするのが Windows Home Server です。
また Windows Home Server はビジネスシーンでも利用できます。スモールオフィス・ホームオフィス (SOHO) でビジネスを展開するには顧客データや製品情報のバックアップは必須の作業です。外出先からオフィスの PC に保存されたビジネスデータにいつでもアクセスできることはビジネスの生産性を大きく向上させます。
Windows Home Server は 10 台までの PC を所有している家庭およびスモール オフィス・ホーム オフィスを対象としたハードウェアおよびソフトウェアによるソリューションです。Windows Home Server があればデジタル情報へのアクセスが簡単になり、大切なデジタル画像、音楽、ビデオ、ドキュメント、ビジネスデータを信頼性が高く使い慣れた方法で整理、使用できるほか、それらを自動的に保護できるようになります。