Vol.575 17.Apr.2009
B
BM639ケースマシンの改造
by fjk
abc574で紹介したマシンですが、ケースのBM639には外部3.5インチベイが無く5インチベイが一つだけである。この5インチベイには手持ちの5インチDVDドライブを取り付けたが、ケースの中で威張っており、配線が窮屈になってしまった。そして、PCIカードを取り付けようとすると配線が邪魔になりカードが取り付けられない。
そこで、5インチベイにスリムのDVDドライブを取り付けてケース内部の空間を広げようともくろみ、5インチベイにスリムドライブを取り付けるマウンタを探したところ、数年前までは売られていたが、最近はネットで探しても品切れとなっている。多分ダメだろうなと思い、パソコンショップを覗いてみると、写真のような5インチベイ用のマウンタ(樹脂製ノーブランド、袋入りで名称も不明)を見つけた。マウントが左に寄っていて、上部にスペースがあるので、改造すればスリムドライブにも使えそうと思い購入した(399円、写真@)。
持ち帰って、手持ちのスリムドライブを合わせてみると、片方のリブの高さが低く作られており、スリムドライブがピッタリと収まり、スリムドライブの取り付け用の穴も準備されていることが解った。ただし、正面パネルの一部を切り取る必要がある。寸法を測って鋸(プラモデル用が便利)で正面の樹脂パネルを加工すると、オウルテックのBRA-CRDとほぼ同じになり、スリムドライブがピッタリと収まった(写真A、B)。そしてケースに取り付けると完成(写真C)。
ケースの中は狭いので、電源配線をまとめるため、ベイの側面に切りかけを作り、配線がそこを通るように鋸とヤスリで加工した(写真C、D)。さらに、ベイは樹脂製なのでチップセットのファンの温風が逃げるように、直接風が当たるベイの底面に直径3.5ミリの穴を格子状に十数個空けた(効果があるかは不明)。これらの加工は樹脂が柔らかい(カッターでも切れる)ので容易である。
外付け3.5インチベイが余ったが、現在取り付けたいユニットが無いので(カードはプリンタのリーダが使える。D945GCLF2はFDDインターフェースをサポートしていない)、しばらくはオープンのままにしておこうと思っている。
@樹脂製の5インチベイマウンタ A正面パネルの一部をカット
Bスリムドライブがちょうどピッタリ C5インチベイに収まった Dケーブル用の切りかけ
S
SSD換装の失敗
by ja9vvj
先月Transcnd社製の2,5"IDE-SSD(TS64GSSD25-M)を購入しレッツノート(CF-T1)に搭載しようとチャレンジしました。結果は・・・尊い人柱となり、SSDドライブは お星となってしまいました。
後日 SS氏より「レッツノートのSSD(HDDを含め)換装はピン折り等が必要で、難易度が高いですよ」とアドバイスいただきました。
レッツノートでは搭載されているHDD型式により換装手順が異なる。あらかじめ[Cドライブ] → [プロパティ] → [ハードウェア]で型式を確認しておくことが重要。特に、型式MK4025GASL, MK4020GLS, MK2020GLPでは、Logicが3.3V、Motorが5Vで駆動する特殊仕様品で、換装用HDDはLogic(41pin)とMotor(42pin)が内部で直結しており、そのまま繋ぐとマザーボードが破損する。よって、換装用HDDの41ピンを根元から折り取る(コネクタ側が塞がってる場合は44ピンも折る)必要がある。
HDDの換装には、色々と問題発生の可能性が多々あります。基本は「人柱覚悟は当たり前である」と言うことで。前もって情報を持っておくこと。上記のような情報を持っていれば、潔く諦める選択も出てくるわけです。
43番ピンは折っていましたが、41番ピンはそのままにしていましたので、最悪PCがお釈迦になる可能性も十分に考えられます。SSDドライブのみの昇天で済んだのがラッキーだったのかもしれません。胸の痛む出来事でした。
追伸 先週購入した「SAMSUNG 23インチ液晶ディスプレイ」は絶好調です。2048×1156の画面は十分に広いです。もう1台購入したいと思っています。LGの17インチも気に入ってましたが、そろそろ引退かもしれません。