Vol.574 10.Apr.2009
A
デュアルコアのAtom330
by fjk
職場でコンピュータが必要となり、とりあえず手持ちのEPIA-M2(win-Meマシン)を使うことにしたが、SXGA(1280x1024)にモニターをセットすると、画面がはみ出して表示される。windowsの画面の設定でXGAに戻して再度SXGAに設定すると安定するのであるが、面倒くさい。モニタとの相性かと他のモニタを接続しても同じ症状が出るので、マシンの問題らしい(EPIA-M)では全くこのような症状が出ないのだが)。
そこで、換わりのマシンを準備することになり、パソコンショップ内を見回っていると、Atom330を使ったminiITXマシンが展示されていた。折角作るのであれば、このデュアルコアチップを使ってみたくなった。Atom330は1つのCPUパッケージにatom230を2個搭載した構造で、2次キャッシュは512KB×2(1MB)で、1つのコアで2つのスレッドを同時に処理する「Hyper-Threading」を搭載しているため、ソフトウエアからは疑似的にクアッドコアCPUとして認識される。
店頭にはatom330を使った幾つかのMBがあったが、手持ちのIDE-HDDを使いたいので、IDEスロットがあるインテル「D945GCLF2D」(\8980)を選んだ。FSBは533MHz、動作周波数は1.6GHzである。スロットはPCI×1、DDR2 DIMM×1(DDR2-667/533 最大2GB)で、オンボードインターフェイスはVGA、ギガビットLAN、SATA×2、IDE×1、USB×8、6chサウンドとなっている。ケースはSCYTHEのBM639-BK(\12800)、メモリはDDR2-800-2G(\3480)を選択した。
早速、手持ちの160Gb(IDE)のハードディスク、win-Xp-pro、DVD-RWドライブを使って組み立てると、特に何の問題もなくセットアップが完了した。動作の感想はソフトの起動時に一寸もたつく感があるが、イライラするほどではない。Atom330の最大消費電力は8w(atom230は4w)といわれ、(詳細)決して省エネCPUとは言えないが、2万円程度(OS別)で自作でき、オフィス用途には充分使えそうである。性能はシングルコアcelron-1Gとデュアルコアcelron-1Gのちょうど間くらいか。BM639ケースはカタログに書いてないが、写真のように2.5SSDと3.5HDDが同時に内蔵できる。
コンパクトなケース(BM639)
8cmファン(15mm厚)を追加 Atom330が1.6Gで動作中
最初は160GのIDEハードディスクを使ったが、アクセス時「カリカリ」という音がする。何となく不安なので結局SATAのハードディスク(500G、7200rpm)を買うことになった。この際のついでにと、アクセスが速いと言われるSSDのハードディスク(64G)のテストも行った。
ドライブ | Xp表示 |
ようこそ | 砂時計 |
IDE160G | 18秒 | 31秒 | 40秒 |
SATA500G | 16秒 | 28秒 | 35秒 |
SSD64G | 15秒 | 26秒 | 32秒 |
Xp表示:電源onからXp表示まで、ようこそ:ようこそ表示まで、砂時計:アイコンの砂時計が消えるまで
B
物 欲
by ja9vvj
そぞろ物欲が芽生える季節??です。先日JA9TMX氏より譲り受けたデスクトップPC DreamSys(韓国のメーカー)celron-2.5Ghz機ですが、先週OS(WindowsXP)をインストールしました。
問題山積み??ではありますが、それ用にディスプレイが必要となりました。候補は無し。仕様は16:8で22インチ以上、価格は25,000円程度 解像度は1680×1080ラインが表示出来る程度と言うことで。パソコン工房で購入予定です。多分3〜4種類の中より選べるのではと考えています。DVDドライブと併せて、30,000円さて如何なるものでしょうか。
先に述べたPCですが、メインメモリー2GB(1GB×2)、HDDは80GBと160GBの2台搭載です。DVDドライブが載っていないので、ディスプレイと一緒に購入して搭載します。そろそろクワッドで1台組みたいのですが・・・・。