Vol.586 28.Aug.2009
B
ボタン電池
by fjk
abc-557で紹介したMVpenの専用ボールペンの電池が無くなったので交換しようと古い電池を取り出してみると「GP392」とあり、取扱説明書には「SR41タイプの電池を使用するよう」に書いてある。Maxellのボタン電池対応表を見てみると、SRタイプは酸化銀電池であり出力は1.55V、一般用のSR41(\260)、ローレートタイプ(低負荷用)のSR41SW(\165)、ハイレートタイプ(高負荷用)のSR41W(\432)の3種類があり、サイズはいずれも7.9x3.6mmである。
また、外径サイズが同じでSR型よりも安価なLR型(アルカリ電池、\140)もあるが、電圧は1.5Vとわずかだが低い。わずかな差ではあるが、カメラの露出が狂ってしまったという報告もある。SRタイプは温度変化に強く寿命直前までほぼ最初の電圧を保つ特徴があり、カメラや時計には電圧が安定なSRタイプ、ゲーム機などは安価なLRタイプがよさそうである。
以上のことより、やはり、パワーが必要と思われる超音波や赤外センサの安定な動作を考えると、少し高価だがSR41Wを選ぶべきであろう(GP392はSR41Wに相当)。
M
ペンの組み合わせを選べるマルチペン
by fjk
PILOTの「ハイテックCコレト」はボディとリフィル(替え芯)を自分で選んでオリジナルな筆記具をつくることができる。リフィルを2本(\105),3本(\157)、または4本(\210)入れることが3種類(各4色)のボディと、リフィルは15種類のインキ(ペン先は0.3、0.4、0.5mm、全て\105)、シャープユニット(\189)、タッチペンユニット(\157)の種類から選ぶことが出来る。
ボディを選び、リフィルを選び、ボディ頭部のフタを開けてリフィルをセットするだけで、好みのマルチペンが出来上がる。例えば、タッチパッド付きPDAなどを使っている人は、タッチパッド+シャープペン+黒ボール+赤ボールの4つを組み合わせておけば、筆記具はコレ1本持っているだけで充分なので便利である。
タッチペンのリフィルはPILOTだけでなく他社からも発売されており、購入時の芯を交換するだけでも同様なことが実現できる(でもハイテックCコレトは簡単にレフィルの組み合わせを変更でき、リフィルも最初から別売りなので余計なリフィルも買わなくても良い)。