Vol.607 25.Jun.2010
N
LAN接続ハードディスク(Network Attached Strage)
by fjk
古いビデオをビデオキャプチャーで取り込みDVD化を行っていると、パソコンの空き容量が少なくなってきた。DVD化後にファイルを消去すれば良いのであるが、折角デジタル化したので残しておきたい。こんな時には、外付けのHDDへ移動しておけば良いのであるが、ネット上の他のパソコンでも利用できるようしたい。ネットの共有フォルダではパソコンのHDDの容量が増えないので、LANでパソコンとは独立してデータを保存し、ネット上の全てのパソコンからアクセセ出来るNASを使うことにした(NASを参考)。
NASはIODataやBufferloなどから既にいくつかの機種がリリースされているが、メインマシンとして使っている64ビットvistaに対応しているものを探したところ、対応を正式にしているIO-DataのHDL-Cシリーズを選択した。
購入後の最初の設定は、LANに接続しているパソコンにUSBでHDL-Cを接続し、LAN設定を行い、設定終了後に電源を切断。今度はLANケーブルを接続(USBは接続しない)し、Windowsでネットワークパソコンを検索、接続(LANDISK-xxxxxx)し、ユーザ名とパスワードを入力すると、ネットワークドライブとして使うことが出来た。
いくつかのパソコンで接続できるか試してみたが、ほぼ接続がスムーズに行えたが、1台のみ接続できなかった。Q&Aで調べてみると「ファイアーウォールにより接続できないことがあります」とあり、接続できないパソコンのファイアーウォールをOFFにすると、接続することが出来た。そこで、パソコンのファイアーウォールのセキュリティレベルを下げてみたところ、ファイアーウォールが有効な状態で接続することが出来るようになった。
HDL-Cは複数のユーザ名でエントリーが可能で、ユーザの作成・管理はネット接続で専用管理ソフトで行う。ユーザ毎にアクセス権を設定できます。ただ、他のユーザで再度エントリーすることが出来ないのが難点(接続後のユーザ変更は出来ない。パソコンを再起動しなければならない)。
あ、そうそう、古いビデオをDVD化するのにチューナ付きのGV-MVP/TZを使っていたが、ウィルスソフトをバージョンアップしたら立ち上がらなくなった。仕方がないので「ビデオきれいにDVD」を使ってみたところ、取り込みや編集、DVD化を簡単に行うことができ、おすすめの製品である。