Vol.642
14.Dec.2012
H
カメラ付き無線操縦ヘリコプター
by fjk
最近の無線操縦ヘリコプターの技術の進歩はすざましい。ヘリコプターに乗っているかのように画面をみながら操縦できるのである。ネットで紹介されているデモ動画を見て、ついポチットボタンを押してしまった。入手したのはシーシービー社の
TV-Falcon
とPARROT社の
AR.Drone2.0
である。どちらも8畳間ほどのスペースがあれば屋内でも楽しめる。もちろん屋外の方がもっと楽しめる。
TV-Falconは従来のヘリコプターにそのままTVカメラを取り付けただけで、操縦も専用のものを使うので、操作は今までと同じで違和感はない。しかし、TVモニター画面は小さく、画面だけではヘリ本体の姿勢がよくわからないので、モニターを見ながらの操縦は困難である。また、ジャイロなどが付いているが、ヘリを安定させるにはある程度の訓練が必要である。撮影画像は小さくこの画像を見ながら操縦すること、はかなり難しそうである。ただ、カメラの向きを前方から真下までの間で変えることが出来る。
AR.Drone2.0は4ローターのヘリで、形は従来のヘリと異なるので、空飛ぶおもちゃのように見える。操縦はWiFi機能があるiPhonやスマートフォン、androidマシンで行うようになっている。AR.Drone2.0はボタン一つで安定して離陸し、ホバーリング状態で静止するのがすばらしい。横からチョット力を加えても墜落することはない。入手法や操作法などはネット上に日本語版が公開されているので参考にされたい。ここでは導入から操縦までを簡単に紹介する。操縦に用いるマシンが必要だが、今回はabc633で入手したAndoroidマシンのLifeTouch(OS:ver2.2)を用いた。また、標準バッテリによる飛行時間が15分程度と短いので、予備のバッテリも一緒に入手した。モニタ画像は解像度も高く大きいのでこの画像を見ながらの操縦も行えそう。前方と真下の2つのカメラはいつでも切り換えることが出来る。また、ボタン一つでアクロバット飛行を自動で行える機能もある。AR.Drone2.0の簡単な使い方は、
入手後の最初の仕事は、専用充電器でのバッテリへの充電である(約90分)。各国に対応するため、複数のアダプターが付いてくるが、日本用のものを取り付ける。
Andoroidマシン用のAR.Drone2.0アプリをGooglePlay(iOSの場合はAppstore)から入手し、LifeTouchへインストール。
本体を周りに何もない水平な位置に置きにバッテリを接続する。モータの4つのLEDが全てが赤から緑になったら、準備OK。
LifeTouchで「設定」「Wifiの設定」を押すとリストの中に「ardrone2.0」が登録されているはずなので、これを選択。WiFiが「ardrone2.0に接続されました」となる。
AR.Dron2.0ウィジットをタップすると、ホーム画面が表示される。
操縦(PILOTING)をタップすると、LifeTouchにヘリのカメラ画像が表示される。LifeTouchのバッテリが少ない場合は警告が出るのでLifeTouchの充電も充分に行っておくこと。
画面の下部のTAKEOFFをタップすると離陸し、高さがほぼ1mの所でホバーリング状態となる。
右のボタンで上方へスライドすると上昇し(上昇限度は初期設定では3mとなっている。設定で変更可能)、下方へスライドすると下降する。右へスライドすると右回転し、左へスライドすると左回転する。
左ボタンを押しながらLifiTouchを前に倒すと前方に移動し、後ろに倒すと後方に移動し、右に倒すと右に移動し、左に倒すと左に移動する。設定でJoystickモードをONにすると、LifeTouchの傾きではなく、左ボタンがジョイスティクとして使えるようになる。
TV-Falcon(手前がモニター付コントローラ)
安定(?)してホバーリング中のTV-Falcon
TV-Falconの撮影画像。広角だが画像が小さい
AR.Drone2.0と操縦用のLifeTouch
約1m高で自動ホバーリング中のAR.Drone2.0
AR.Drone2.0の撮影画像。解像度も高く見やすい
L
低電圧LED豆電球
by fjk
懐中電灯の電池の持ちを良くしようと、豆電球をLED電球に交換できないか調べてみると、AC100VやDC12VのLED電球がありますが、懐中電灯に使える3V程度の低電圧LEDは店頭にはなかなか売っていません。ネットで調べるとamazon(ああてっく)で5V以下で使える豆電球ソケットに取付可能な低電圧LED(\420)が見つかりました。LEDなので極性(中心が+)が気になりますが、とりあえず購入しました。
早速、単3電池2本(3V)の懐中電灯に取り付けてみたところ、バッチリでした。電池寿命が延びているかはまだ解りませんが、多分大丈夫でしょう。
この低電圧LEDは5V以下での使用が定格ですので、乾電池で3本まで、NiCd電池で4本まで、を必ず守る必要があります。