ボンサイラボにあるフィラメントロールアダプターを使ってもよいが、スムーズな回転を得るため、ボールベアリングも使うこととし、新たにCADからデータを作成した。なお、準備したボールベアリングはNACHIの608ZZ(ABS用、内径8mm、外径22mm)および628ZZ(PLA用、内径8mm、外径24mm)である。
使用したCADソフトはAutoDesk123D、作製した3dプリンタ用ファイルはspl_adp_325-228-70.stl(ABS用)、およびspl_adpz-526-246-80-H10.stl(PLA用)である。ロールの内径およびベアリングの外径などを変更すれば他のケースでも利用できそう。
Layers_and_perimeters/ で First_layer_heightを 0.3mm に Solid_layersのTopおよびBottomの両方を2に Advanced/Randomize_starting_pointsをチェック(コレ重要) Infill/Top/bottom fill pattermを concentric に Skirt_and_brimで skirtは2、Brimは0(なし) Multiple_Extrudersで Extruderは全て1か2にする。
Autodeskで設計中の画面 | stlファイルチェック画面 | シワなしPitS |
BuildTek上で造形中 | 造形したアダプタ(白ABS、赤PLA) | フィラメントに取付 |
BS01のテーブルはカプトンテープだけでうまく造形できていたが、何度か造形していると、テーブルに最初の樹脂が上手く固定されず、造形物が浮き上がってきた。少しぐらいならまあいいかなと思って放置していたら、造形物が突然テーブルから離れ、ヘッドとぶつかり、その衝撃でヘッドブロックが回転してしまった。ヘッド温度が下がってから向きを調整することで元の状態に戻せたが、ヘッド温度が0℃と表示され、どうもサーミスタも断線したようである。ヘッドブロックの配線をばらし、サーミスタを取り外してみると、配線ケーブルがするりと抜けてきた。ケーブルとサーミスタのカシメ部で断線していた。カシメ用の金属パイプを使ってもよいのだがケーブルが短くなるので、ここは融点が216℃以上の高温はんだ(goot、SD-51)で接続することにした。事前に熱収縮チューブをケーブルにはめ、基板の上にセロテープでケーブルを固定し、高温はんだで接合した。接合部にチューブ移動し、チューブに熱を加えてで収縮させ、温度を測ってみると無事正常な温度が表示されるようになった。
切断した温度センサーのケーブル | 使用した高温はんだ |
会議や講演会などで議事録を作る場合が多く有り、共用で録音機を使っているが、どうしても行事がぶつかって利用できないことがある。特に出張時の打合せ議事録は、職場に帰ってから思い起こしながら作成するので、正確に記述できないと困る。そこで、自前でICレコーダーを買うことにした。
持ち運び時に邪魔にならず小型で軽いものをと考えて、olympusのVN-7300が良いかなと思って、実物を見て購入しようと家電店で触っていたところ、近くにSONYのICD-TX650を見つけた。しかし、1万円を超える価格と高く、その場では購入をしないことにした。その後、ネットでTX650の仕様を調べたところ、価格は高いが、胸ポケットに入れたままでさりげなく録音できるなど、他には無い機能があることが解り、翌日、家電店を何軒か廻り、やっと在庫のあったコジマでTX650を購入した。早速、胸ポケットに入れた状態で、講演会の録音を行ったところ、廻りの雑音もあったが、音声もよく聞こえる状態で録音されていた。なお、TX650は「ドラゴンスピーチ11 Lite」にも対応しており、音声データを自動で文字に変換することも出来る(まだ試していない)。TX650はUSBケーブル(充電にも使う)が別途必要だが、USBメモリとしても使えるので便利で、常に胸ポケットに指している。
TX650の主な機能は以下のとおり。
ICD-TX650と短いUSBケーブル |
メモリー: | 内蔵16GB(PC用メモリとしても利用可) |
最大録音時間: | 715時間(モノラル、MPS3.48bps時) |
電池持続時間: | 15時間(内蔵、USB充電) |
主な機構: | PC接続、MP3再生、リニアPCM ワンプッシュ録音、予約録音、 胸ポケットモード・会議モードなど |
サイズ: | 102x20x7.4mm、29g |
USB接続: | 音声用専用ソフト(soundoOrganizer)付き |
電動窓バキュームクリーナー |